チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

島根旅行

2022年12月21日 | 旅物語り

全国旅行支援を使って旅行に行こうと娘に誘われ、娘が大好きだという島根県を案内してもらいました。旅行の数日前から島根に雪の予報が! 雪道など運転したことない娘の運転ですので心配で...空港でレンタカーを借りる時も、雪で帰ってこれなかったらどうしたら良いかと尋ねてしまいました。現地の人は、雪は降っても積もらないと思う、と全然気にしてない様子です。

寒空で時折コロコロのあられ雪が舞う中、まず向かったのはサンドミュージアム。サンドをサウンドと間違えて、オルゴールかと思ったら世界一の砂時計があるミュージアムでした。中空に吊られた大きな一年砂時計には1tの砂が入っているとか。もう直ぐ1年経ちあの砂時計がひっくり返るのなら、ちょっと見てみたい。ひっくり返る瞬間を見る年越しイベントとかあるのでしょうかね?

  

 

サンドミュージアムは空港から2時間も西へ走った所、遠くてツアーで来ても行く機会が無いと娘が選んでくれたようです。これより西は石見銀山と鳴き砂で有名な琴ヶ浜です。

 

翌日はやっぱりコロコロのあられ雪、メインの出雲大社へ。私は初めて来ました。岡山、広島、山口、鳥取、行った事があるのに島根県は初めてなんです。

松の美しい参道は日本海からの強風と雪で寒い寒い! 長い参道を通り冷たい手水を使い拝殿へ。どっしりと厳かな感じです。

その奥の本殿は二重の門に閉ざされて屋根の先端しか伺うことができません。その昔は遠くからでも見渡せる高い建物だと聞いたような気がしたので意外に感じました。本殿の周りには八百万神様のやしろが並んでいるので賽銭はたくさん持ってきてと言われていたので、小物入れにずっしりと小銭を詰め込んでいきましたよ。

 

本殿の周りを一周していると立て札がありました。

本殿の中で、神様はこちらを向いて座っていらっしゃるので、ここで拝んでと。

 

 

 

SNSで発信されているこちらの特大のしめ縄は、出雲大社敷地の隣に立つ神楽殿。

なんと出雲大社とは違う持ち主なんだそうです。

迫力あるしめ縄のおかげで、今やこちらで拝んで写真を撮って帰る人もいるそうです。

 

 

吹雪のような雪が吹き付けたり止んだりする中、出雲から松江に宍道湖の北を通り移動、松江城に行きました。宍道湖と市街が見渡せるはずですが、まっ白のホワイトアウトでした。

宍道湖と並ぶもう一つの湖、中海にある大根島の由志園の日本庭園を訪ねました。夜にはライトアップもあると言うのでここで一休み。日本庭園のライトアップは面白いものでしたが、吹雪の中ホテルまでの夜間ドライブは怖かった。

 

 

宿は2日とも旅館ではなく展望大浴場完備のビジネスホテル、デラックスツインにしました。ダブルベッドでゆったり、お風呂は最上階にあって、街の明かりや雪の舞う風景を見ながら、ただ露天風呂は雪と強風で出る気になりませんでした。夕食は娘の好きな日本酒メインの居酒屋へ、戻るとホテルの夜食ラーメンのサービスがありました。朝食はホテルで、シジミたっぷりの味噌汁に海鮮バイキング、日本海のブリやカニが美味しかったです。

 

翌朝ホテルの窓から見下ろす町は雪景色、でも車は走っていけそうです。空は晴れたり雪だったり。ようやく宍道湖の湖面を見ることができました。

古式ゆかしき、八重垣神社と神魂神社を廻りました。特徴あるしめ縄がかかっています。

 

最後の写真はこれ! ざびがっだ!

 

 

 

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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

2022年12月01日 | 観劇だより

 

次女がチケットを買ってくれたので、赤坂サカスACTシアターのハリーポッターを観てきました。赤坂駅から登る階段はホグワーツ仕様に飾られて、モニュメントの前では並んで記念写真を写していました。

ストーリーは丁度発売日に海外旅行中で次女が土産に買ってきてくれた英語の本で読んだので、分かっているような、いないような。今日舞台を観たら、日本語で読んだとしても正確には理解できないような複雑な話でした。

次女が舞台のニュースを見て、チケットを申し込んだのは6月、12月のこの日まで並びの良い席が取れなかったそうです。

コスプレで来る人もいるかと、グリフィンドールのマフラーをアマゾンで注文しようとしたら、ブラックフライデーに重なり配達は一週間もかかるようで間に合いませんでした。実際は平日だったこともあり、コスプレするような若者は少なかったですが、ホグワーツ制服の黒いマントに縞々マフラーの子は何人かいましたし、小太りの中年オバさんのマント姿もありました。ホントの魔法使いみたい笑。

USJでグッズを取り扱っているので、関西から来る子たちはバッチリ決めてきたようですが、なんせ今日から真冬並みの寒さになった東京、薄手の黒マントは寒かったと思います。私も今シーズン初めてダウンを着ました。

ストーリーはすっかり忘れていて、ハリーポッター役は向井理と聞いて、えらいおっさんやなぁと思ったら、ハリーは父親、息子が主人公でした。そして配役はほぼ知らない人ばかりで時代を感じ、少し寂しい。

向井理は長身で顔が小さくプロポーション抜群と聞いていました。本当にその通りでしたが、舞台ではあんまり顔が分からず、舞台向きでないと感じました。舞台俳優って背が低くて顔が大きい方が映えるのです。

魔法で消えたり現れたりの演出のため舞台は暗め、だいたいハリーポッターは話自体もとても暗いです。魔法のやりとりの光線とか、生気を吸い取る幽霊のようなディメンターの出現とか、よくできていましたが、子供向きとは言えません。

久しぶりの生舞台でワクワクして楽しかったです。それにしてもS席15000円って! ランチ代は持つよと言ったけどチケットの5分の1もかかりませんでした。

 

 

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