チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

草津温泉

2023年08月06日 | 旅物語り

 

 

草津温泉

 

 

 

 

 

 

 

草津温泉湯畑

 

 

 

 

 

 

 

西の河原

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い暑い埼玉を逃れて草津温泉に行ってきた。草津でも日差しはきつくてジリジリ焼けるようだが、日陰に入ると涼しくて風が心地よい。

草津温泉は日本一の湯量を誇り、温泉街の温泉は全て源泉掛け流しだという。温泉街の西では温泉が湧き出して広い範囲で温泉の河原を作っている。温泉は高温なので湯畑で温度を下げている。温度を下げるための湯もみのショーもやっている。泉質は強酸性で入ると肌がピリピリする。熱い風呂に短時間入浴が基本で湯巡りなども以前は禁止されていたそうだ。

炎天下の湯畑周辺はやはり人も少なくて、土産物店や食堂に隠れている。その分日が沈む俄然賑やかさを取り戻し、ライトアップされ湯量も増えた湯畑周りは人でごった返してみんな記念写真を撮っていた。

 

草津温泉の一角に片岡鶴太郎美術館があります。絵も書も拳闘も自己流だと謙遜しているが、もともと素養がある人はいるのだと思う。圧倒するような山水画ではなく小品が多いのでホッとします。

自分には絵心は全く無いと自覚しているのですが、でももしかしたら描けるかなと思わせるような自然な絵です。

   

 

たった2日間の避暑だったけど、草津では突然の雷鳴とともに夕立がなんどもあって、雨に降られ干からびた肌を濡らしてくれたのが嬉しかったです。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根旅行

2022年12月21日 | 旅物語り

全国旅行支援を使って旅行に行こうと娘に誘われ、娘が大好きだという島根県を案内してもらいました。旅行の数日前から島根に雪の予報が! 雪道など運転したことない娘の運転ですので心配で...空港でレンタカーを借りる時も、雪で帰ってこれなかったらどうしたら良いかと尋ねてしまいました。現地の人は、雪は降っても積もらないと思う、と全然気にしてない様子です。

寒空で時折コロコロのあられ雪が舞う中、まず向かったのはサンドミュージアム。サンドをサウンドと間違えて、オルゴールかと思ったら世界一の砂時計があるミュージアムでした。中空に吊られた大きな一年砂時計には1tの砂が入っているとか。もう直ぐ1年経ちあの砂時計がひっくり返るのなら、ちょっと見てみたい。ひっくり返る瞬間を見る年越しイベントとかあるのでしょうかね?

  

 

サンドミュージアムは空港から2時間も西へ走った所、遠くてツアーで来ても行く機会が無いと娘が選んでくれたようです。これより西は石見銀山と鳴き砂で有名な琴ヶ浜です。

 

翌日はやっぱりコロコロのあられ雪、メインの出雲大社へ。私は初めて来ました。岡山、広島、山口、鳥取、行った事があるのに島根県は初めてなんです。

松の美しい参道は日本海からの強風と雪で寒い寒い! 長い参道を通り冷たい手水を使い拝殿へ。どっしりと厳かな感じです。

その奥の本殿は二重の門に閉ざされて屋根の先端しか伺うことができません。その昔は遠くからでも見渡せる高い建物だと聞いたような気がしたので意外に感じました。本殿の周りには八百万神様のやしろが並んでいるので賽銭はたくさん持ってきてと言われていたので、小物入れにずっしりと小銭を詰め込んでいきましたよ。

 

本殿の周りを一周していると立て札がありました。

本殿の中で、神様はこちらを向いて座っていらっしゃるので、ここで拝んでと。

 

 

 

SNSで発信されているこちらの特大のしめ縄は、出雲大社敷地の隣に立つ神楽殿。

なんと出雲大社とは違う持ち主なんだそうです。

迫力あるしめ縄のおかげで、今やこちらで拝んで写真を撮って帰る人もいるそうです。

 

 

吹雪のような雪が吹き付けたり止んだりする中、出雲から松江に宍道湖の北を通り移動、松江城に行きました。宍道湖と市街が見渡せるはずですが、まっ白のホワイトアウトでした。

宍道湖と並ぶもう一つの湖、中海にある大根島の由志園の日本庭園を訪ねました。夜にはライトアップもあると言うのでここで一休み。日本庭園のライトアップは面白いものでしたが、吹雪の中ホテルまでの夜間ドライブは怖かった。

 

 

宿は2日とも旅館ではなく展望大浴場完備のビジネスホテル、デラックスツインにしました。ダブルベッドでゆったり、お風呂は最上階にあって、街の明かりや雪の舞う風景を見ながら、ただ露天風呂は雪と強風で出る気になりませんでした。夕食は娘の好きな日本酒メインの居酒屋へ、戻るとホテルの夜食ラーメンのサービスがありました。朝食はホテルで、シジミたっぷりの味噌汁に海鮮バイキング、日本海のブリやカニが美味しかったです。

 

翌朝ホテルの窓から見下ろす町は雪景色、でも車は走っていけそうです。空は晴れたり雪だったり。ようやく宍道湖の湖面を見ることができました。

古式ゆかしき、八重垣神社と神魂神社を廻りました。特徴あるしめ縄がかかっています。

 

最後の写真はこれ! ざびがっだ!

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

善光寺ご開帳

2022年06月24日 | 旅物語り

駅に「善光寺ご開帳」の大きなポスターが張ってあって、見るたびに気になっていた。4月から6月まで、あともう少しだ。昨日の畑のショックでちょっと畑に行けなくなり、思い切って新幹線に乗り善光寺にお参りに行くことにした。

母が長野県出身なので小さい頃から長野に行っていたが、だんだん軽井沢や志賀高原など行楽地や野沢温泉など温泉巡りになり、善光寺さんに行ったのは何年振りだろう。大阪の住まいから大学生の次女と東山魁夷美術館と無言館を歩いて以来かもしれない。

コロナ自粛も解禁になり、どっと人が出てきている。ご開帳を目当てに観光バスの団体もいくつも歩いている。加えて今日の長野は体温以上の高温注意の天気だ。

長野駅から猛暑の中善光寺さんの参道を黙々歩き、直前の有名な七味唐辛子屋のカフェに飛び込んだ。夏メニューのかき氷が目的、お参り前に腹ごしらえ。野沢菜のおにぎりを一つつけたが、二つにすれば良かったと思わせる小ぶりな俵おむすびだった。

いよいよ回向柱とご対面。扉が開かれた御本尊と繋がっていて、触れるとご本尊様のご利益が得られるという回向柱、前に秩父のご開帳を見たときは、ご本尊の手と繋がっているという手綱が本殿から柱まで長く繋がっていたが、ここではそれは見られなかった。ちょっとスッキリし過ぎ。

それでも柱に触れお参りを済ませて、どこか涼しいところへ逃げ込もうと、隣接する県立美術館併設の東山魁夷美術館に寄った。流石に団体さんは来ることはないようで館内は人も少なく、絵画鑑賞のあとは庭を眺める大きなソファでゆっくり休むことができた。ここの庭は東山魁夷の絵のように静かで美しい。

帰りは強い日差しを避けてアーケードの商店街を歩き長野駅まで帰ってきた。

買ってきたのはもちろんコレ、回向柱のお守りです。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

40数年ぶりの阿蘇山

2020年11月04日 | 旅物語り

 

GoToキャンペーンを使って、2泊3日熊本の旅に行ってきました。九州はなんと42年ぶりです。

阿蘇山は盛大に煙は吐いていました。ただ火山の事故があって以来、どうしてもシェルターに目が行ってしまいます。

熊本空港から阿蘇山火口、外輪山の大観峰という展望台、黒川温泉に向かいましたが、だんだん曇り始め、宿に着いた時は雨が降り出していました。

黒川温泉は最近人気の温泉場で、レトロな温泉宿が並んだ趣ある温泉街です。2日目は終日雨だったので、温泉手形を買って露天風呂めぐり、お土産探し、娘の希望の日本酒酒造を歩きました。

山の上にあるホテルの絶景展望露天風呂、雨で展望ゼロです。案内の人から「ウチのお風呂はまるで外で屋根がありませんが?」「いいです。」「寒いかもしれませんが?」「いいです。」「誰もいらっしゃいませんが?」「いいです。」と無理やり入ってしまいました。貸切の露天風呂、傘をさしながらの入浴もまた乙で、傘をさせば全然アリだよねと堪能してきました。

 

 

3日目は朝から良い天気だったので、初日の展望台に再度足を運びました。スケールの大きなカルデラや外輪山、広い草原の草紅葉が綺麗で気持ちよく、大きく深呼吸して身体中の空気を入れ替えてきました。

 

 

 

熊本城の天守閣は最近覆いが外されたそうで、たいそう立派で美しかったのですが、全体的にはまだ地震の修復は途中で手付かずの建物も多かったです。

 

今回は航空機と宿のパックで申し込みしましたので、パック料金が高額だったので、GoToの35%の割引も大きかったですが、地域振興のクーポンが限度額いっぱい戻ってきたので、土産物も旅行中の昼食も温泉手形もそれで補うことができて、持っていった現金はほぼ手付かず、お得な旅行でした。時間に余裕があったら、もう一回くらい行きたいと思いました。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ススキの群生

2020年09月30日 | 旅物語り

 

仙石原のススキを見に行きました。これまでにも何度か行っているのですが、ジャストシーズンは初めてです。広いススキの野原は銀色に輝いてとても素敵でした。

 

GoToトラベルについては新聞記事では失敗と考える人が半数以上いたようです。100%安心とは思えない中で、私たちも恐る恐る出かけた感じでした。

娘のハードワーク期間が一段落したこと、GoToキャンペーンで割引が効くこと、東京が除外されたのでどこも比較的空いていることなどで、思い切ったのです。

箱根行きロマンスカーは3割の人で、箱根湯本の商店街も人が少なくて、ゆっくり歩けました。宿は完全に部屋食、チェックインもチェックアウトも部屋で、どの程度の人が泊まっているかも窺い知れません。かろうじて大浴場で見かけた数人のみです。それでも旅行するため人が外に出てきたなぁと感じました。

明日からは東京都も対象に入るので、一気に人は増えるかもしれません。この日程は正解だったねと、神奈川県在住の娘と埼玉県の私です。それでもまだ外国人がいないので静かです。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする