よく晴れた穏やかな立春の日、宝登山の蝋梅園が見頃だと聞いて、長瀞まで行ってきました。宝登山の頂上は杉林が伐採されて蝋梅園になっています。ロープウェイで誰でも登ることができるので、お年寄りも子供づれも、犬を抱いた人も来ていました。薄黄色の透明感のある花はとても綺麗なのですが、匂いが少ないのがちょっと淋しい。
遠くに見える三角の山は秩父の名峰武甲山です。秩父は今は山奥ですが、昔は海の底だったそうで、隆起して何億年も前の地層が表に出て間近に見えるという、全国でも大変貴重な場所で、古くは宮沢賢治も見学に来たことがあるそうです。
武甲山はちょっと前までは違う形だったのですが、海の底だったため石灰岩で出来ていて、山を削りコンクリートにする巨大な工場がいくつも出来ていて、年々削られて形を変えています。少しは残してくれなくては秩父の人は悲しいでしょう。
宝登山は山自体が宝登山神社で頂上には奥宮、麓に本宮があります。権現造りの美しい神社です。秩父三社と呼ばれる、三峯神社、秩父神社、宝登山神社は三つともこの造りで見応えあります。
長瀞は急流下りもあるのですが、今の時期は水が一番少ない時期で急流はないそうで、その名の通りの長い瀞になった場所をゆっくり周遊する コタツ船に乗りました。岸の大きな一枚岩は岩畳と呼ばれる天然記念物です。川は荒川で、一昼夜船に揺られていれば東京湾に着くそうですよ。長瀞に最初に来たのは小学校の遠足で、岩畳の上でお弁当を広げました。今はお弁当にはちょっと寒いですね。レトロな商店街で昼食です。
春分のこの日、地元の武甲酒造では新酒販売の杉玉が上がったそうです。私も酒粕を買って、電車の中で秩父餅をつまみながら帰ってきました。
ろうばい、と読むんですね。
初めて聞く名前で見た事がないので検索したら、やっぱり北海道にはない木のようです。
黄色いお花が可愛いですね。
東京は(埼玉でしたか?)あちこち行くにも便利ですね。
見所も沢山あって歴史ある建物もちょっと足を伸ばせば色々あるのが羨ましいですね✨
何よりふうりんさんが行動的!
今は定年が65才みたいなもんですが、夫が定年したら本州に旅行に行って神社仏閣巡りするのが夢でしたがさてどうなることやら😊