自転車用メルメット

４月１日から自転車用メルメットが努力義務化されたという、努力義務って何だ？　段階的に義務化されるということか？　

暑そうだしマスク以上に鬱陶しいから被りたくないが、「ヘルメット着用をお願いします」と声をかけられるのも嫌だ。持っている人の方が少数だし、自転車の荷物カゴにおいて買い物しているうちに盗られてしまうのではないか？　そんな訳で、極力低価格のものか、あるいはダサすぎて誰も手を出さないものか、店頭で探そうと思ったら店頭には皆無、売り切れ入荷未定。アマゾンとか楽天で探したヘルメットも届くまでに半月かかった。

見た目は可愛いが、超軽い、浅い上にゆるゆるブカブカ、こんなもので本当に事故の時に頭を守れるか甚だ疑問！　でも買ってしまったことだし、しばらくはこれを使おう。

男女兼用なので、内側に薄ーいクッションがあっても、頭の上でヘルメットがグルグル回ってしまうほど大きい。

それでダイソーのデニムヤーンでビーニーを編んだ。ボリュームある綿テープなので重ねて被ればもう一枚クッションを重ねた感じ。厚みもあってメルメットがグラグラしなくなった。

使えるようになったが実のところ畑に行くときにしか被っていない。畑帰りにスーパーに寄るときは被ったまま入る。安いヘルメットだけどやっぱり盗られるのは嫌。人気の少ない駐輪場に置いておくのは不安だ。

ヘルメットがもっと普及して誰もが持っているようになったり、ヘルメット用鍵とかが販売されないと着用は普及しないのではと感じた。

 

                   

 

ネギ坊主を食す

畑のネギにネギ坊主ができる季節です。通常ネギ坊主は切り取って捨てられていますよね。前の畑をやっていた時、先輩にネギ坊主は食べられると教えられました。確かに美味しいのです。

まずネギ坊主をハサミで刈り込む用にカットしてバラバラにします。手でむしってもいいけど、結構力が要ります。

それをサッと湯がいてシーチキン缶詰と和えます。あとはあっさりとポン酢でも良いし、マヨネーズ和えも美味しいです。

やってみると病みつきになります。うす皮を被っている若いうちは生でもいけるそうです。私もネギ坊主大好きになって、できるのを楽しみに待っています。この時期はネギそのものより嬉しいかも。

「生きる」

黒澤明監督映画のリメイク、ノーベル賞作家のカズオイシグロが脚本を書いたという映画「生きる」を見てきました。

日本映画が原作で日本人にはしっくり来るストーリーなので、違和感なくしっとりとした感情で観ていましたが、今の人には地味で少し退屈な映画のようでした。

余命宣告を受け、今までの生き方を見直して一つでも生きた証を残そうと残りの命を捧げる、なんて話ははっきり言って若い、これから人生を謳歌しようという人達には遠い物語なのでしょう。

これはやはり、先が見え始めた年齢になってこそ理解できる味なのではと感じました。

彼の生き方に感銘を受け、流されるだけのマンネリ化した生活はやめようと誓った人達が、ズルズルと元の生活に戻っていくところが悲しくも納得の話でした。