青の伝説 | ||
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読了日 | 2002/8/30 |
著 者 | 平岩弓枝 | |
出版社 | 講談社 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 296 | |
発行日 | 1985/02/28 | |
ISBN | 4-06-184141-6 |
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前に読んだ文庫の解説で、中島河太郎氏によると、本書は、平岩女史の“青の三部作”第1作だそうだ。
僕は、昔から、「女と味噌汁」や「御宿かわせみ」(270.参照)等で、平岩弓枝氏のドラマについては良く見て、知っていたが、その著作については殆ど知らなかったから、彼女のミステリー作品についても同様で、目標を立てて読書をするようになって初めて、数多くのミステリーを発表していることを知った。
“青の三部作”とは本書を初めとして、「青の回帰」、「青の背信」と続くのだそうだ。ということが判ったので、古書店で探して全部手に入れた。
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本書は、スリランカの日本大使館に勤務する外交官の三好和彦と結婚した浩子が、夫の勤務先のスリランカへと同行するが、そこで夫の和彦が殺害されるという悲劇に見舞われるというストーリーだ。不条理な謎を追う舞台は、やがて、スリランカからアメリカ・ニューヨーク、そしてロングアイランドへと移っていく。国際色豊かなミステリーロマン。
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