建築屍材 | ||
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読 了 日 | 2005/12/27 | |
著 者 | 門前典之 | |
出 版 社 | 東京創元社 | |
形 態 | 単行本 | |
ページ数 | 352 | |
発 行 日 | 2001/09/28 | |
ISBN | 4-488-02356-8 |
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11回鮎川哲也賞を受賞した本書を前から読んでみたいと思っていたところ、高層建築の耐震強度偽装問題が世間を騒がせている今、タイミングよく手に入った。
といっても本書の内容は耐震強度偽装問題を扱っているわけではない。建築会社に勤務する著者が、持てる知識を生かして書いた建築に関するミステリー、かと思ったが・・・・。
本書を読みたいと思ったのは、例によって安楽椅子探偵タイプの内容だと聞いたからだ。建築中の建物の中から死体が消えるという事件を追うストーリーで、密室物の変形である。
4階建てのビルの間取りが4枚のトレーシングペーパーに詳細に描かれて、巻頭に織り込まれており、これがどのように、ミステリーに繋がっていくのか期待を持たせる。
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