隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0114.我らが隣人の犯罪

2001年07月06日 | サスペンス
我らが隣人の犯罪
読了日 2001/7/6
著者 宮部みゆき
出版社 文藝春秋
形態 文庫
ページ数 590
発行日 2000/06/15
ISBN 4-16-754901-8

 

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表題作を含む5編の短編集。
表題作の「我らが隣人の犯罪」はオール読物推理賞で津新人賞を受賞した作品で、著者のデビュー作である。
中学1年の三田村誠少年の語りで展開されるストーリーは、少年の一家が父親の独立に伴ってタウンハウスに引っ越してきたことから始まる。
三世帯が入居できるタウンハウスの中央に居住する彼らの隣人・橋本美紗子なる女性が問題なのだ。というより、事の発端は彼女の飼い犬スピッツのミリーだ。
吠え出すと止まらなくなる、うるさい犬の声に悩まされているが・・・・。
遅れてファンになった唯一のメリットは、待たずに次々と作品を読むことが出来ることなので、買い集め、読み進むつもりである。

 

初出誌一覧
# タイトル 紙誌名 発行月
1 我らが隣人の犯罪 オール読物 昭和62年12月号
2 この子誰の子 週刊小説 平成元年9月29日号
3 サボテンの花 小説現代 平成元年3月号
4 祝・殺人 問題小説 平成元年10月号
5 気分は自殺志願
  (スーサイド)
オール読物 昭和63年8月号

 

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