ママがやった

2019-06-23 11:26:43 | Book
79歳の妻が7歳年下の夫を殺した。
ミステリーかと思って読んだら、文学風の作品だった。とりあえず、自分には面白さが理解できなかったが、文章は平易で読みやすい。

ママがやった
ママがやった
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井上 荒野
文藝春秋
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X-MEN:ダーク・フェニックス

2019-06-21 20:27:46 | Movie
バトルシーンは、シリーズ最高レベル。しかし、シナリオがいただけない。
ミュータントたちを、普通の欠点を持つ人間、ただし超能力を持っている、として描きたかったのだろうとは思うが、チャールズ・エグゼビアのダメダメさや、自分勝手な行動をする仲間たちなど、ドラマシーンがとにかくイライラする。
ジーンがダークフェニックスになるストーリーは、ファーストシリーズでやってしまっているため、ジーン無双にデジャブ感があるのもマイナスポイント。
新シリーズに繋げるためか、レギュラーキャラをあっけなく退場させるのも、いきなり感がある。
強すぎるキャラを出してしまうのは、やはり難しいなと思った。
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毒見師イレーナ

2019-06-18 20:25:10 | Book
人を殺したイレーナ。死罪か毒見師か、選択を迫られ、司令官の毒見師となることを選ぶ。

序盤の、毒を見分けるために、実際に毒の入った食べ物を食べさせられて、味を覚えさせられるエピソードなどは、ぞくぞくする。

しかし、中盤以降、魔法や、格闘技を使えるようになると、だんだんと路線が変わり、ロマンスありで、蝶の塵の正体は想像通り。

毒見師として、最後まで踏ん張れば面白かったと思うが。ディストピア的世界観は良かった。

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インフォコム株主総会

2019-06-14 10:08:28 | Stock
インフォコムは、めちゃコミック運営会社の親会社で、大きく電子書籍事業と、ITサービスの2つのメイン事業がある。
ITサービスはほとんど成長しておらず、業績の拡大は、電子書籍事業が全てと言っても過言ではない。
この電子書籍事業に関して、この会社がどのようなビジョンを持っているのか、経営者の顔を見て判断したいと思って、株主総会に行ってきた。

知りたいポイントは2つ。M&A予算の200億の使いみちと、パピレスとの関係。

質問しようと思ったら、ピッタリの質問をしてくれた人がいた。

株主からの質問:M&A予算はどうなっているのか。使わないなら還元すべき。
会社からの回答:使っていないわけではない。使いたいと思ったときに、お金がないと困るので、他の用途に使うつもりはない。

株主からの質問:パピレスとの提携はどうなっているのか。
会社からの回答:翻訳を共同で行うことは発表済み。他にも独自コンテンツなど、いろいろ考えているが、今のところ外部に発表できるものはない。


残念ながら、期待はずれ。競争相手がいないのであれば、独自のペースで、着々と積み上げていけば良いが、LINEコミック、ピッコマ等、急成長している会社や、なんだかんだ巨人のKindleがいる状況では、このスピード感では勝てないだろう。
ただし、すぐにダメになるわけではなく後3年は安泰だと思うので、優待をもらいながら下げ始めたら売れば良いと思う。
また、電子書籍事業以外に成長分野への投資はなさそうである。
昔のイーブックを見ているような、懐かしさを覚えた。

なお、去年までは、総会後に懇親会をしていたそうだが、株主数の増加と、公平性の観点から、今年からは中止。ただし、わざわざ総会に足を運んでくれる株主のために、お土産は継続したいのとのこと。

今年のお土産は、バームクーヘン(原宿バウム 欅)と、めちゃ犬うまい棒。その他、めちゃ犬グッズ(シール、クリアファイル)。


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サラマンダー殲滅

2019-06-12 14:15:58 | Book
ネットニュースで紹介されていたので読んでみた。

汎銀河聖解放戦線のテロで夫と子どもを無くし、ただ一人生き延びた神鷹静香が、テロリストを殲滅するため、自ら過酷な訓練を受け戦士となる。しかし、静香には、汎銀河聖解放戦線のメンバーは殺せないよう心理コントロール処置が施されていた。
記憶を失くす薬を服用することで、その呪縛から逃れた静香だが、その結果、夫と娘の記憶も無くし、戦うことの理由もわからず、ただ汎銀河聖解放戦線を滅ぼすという憎しみだけが残された。

朝日ソノラマ全盛期のスペースオペラで、主人公の設定は面白く、前半の砂の惑星メフィスでの臨場感あふれる戦闘は凄まじい。

しかし、物語中盤の超能力から話がおかしな方向に進み、クライマックスは爽快感がなく、後味の悪いエンディングで終わる。

この作品が出版される数年前にZガンダムが放映されており、数年後にはエヴァンゲリオンが放映されることから、当時は、こういうオカルト+鬱展開の話が流行っていたのかもしれない。

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絶対正義

2019-06-03 16:59:14 | Book
一見友人思いの範子。しかし、その実体は、規則絶対主義の正義モンスターだった。
コメディになるギリギリの線で、ホラーのしているさじ加減が絶妙。
冷静に読むとツッコミどころ満載だが、淡々とした読みやすい文体が、その隙を与えず最後まで、一気に読ませる。

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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

2019-06-01 18:20:04 | Movie
ゴジラシリーズ最高傑作。

シン・ゴジラが、ゴジラではなくエヴァだったのに対し、本作は、本当の真・ゴジラ。

ゴジラを始め怪獣たちが世界中を破壊するさまは、まさに壮観の一言。
物語的にはハッピーエンドで、あそこまで徹底的に破壊された世界が、エンドロールで完全復興されているさまは、建設会社の凄さをまざまざと見せつけられるが、本編中の怪獣対決は、まさに圧巻。

昭和の時代は、日本が特撮の最先端だったわけだが、今はぶっちぎりでハリウッドが一番なわけで、やはり怪獣映画は特撮命なのだなぁと改めて思う。

ネットでは、昭和ゴジラ至上主義者たちが酷評しているようだが、まともな感覚の人であれば、歴代No1の面白さを楽しめるだろう。
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