相棒-劇場版 II-

ストーリーは劇場版にしてはスケール感が無かったが、シリーズとしてマイルストーンとなる重要な出来事がラストにあり衝撃だった。
有料で観る映画版は、あくまでもお祭りであり、基本ストーリーに関わらない番外編であるべきだと思うので、これをやるならテレビシリーズでやるべきだと思う。

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

ちまたでは、エヴァもどきと言われたり、まったりとした展開で、いまいちの評価だったりするが、エヴァのように途中で破綻することも無く、バリエーションある機体や、熱い主題歌、終盤の盛り上がりなどは、結構良く出来ていたと思う。
TV版を観ていることが前提の映画版は、１時間半に中にTV版とは打って変わって非常に密度が高い展開となっており、敵の新型、味方がピンチの時に駆けつける助っ人等、ベタたが熱い展開と、「00 -A wakening of the Trailblazer-」では呆然とした異生命との対話が破綻無くまともに描かれていた。
また、普段は土日でも空席だらけの柏の葉で、ほぼ満席というのも初めての経験だった。

エンプティー・チェア

昆虫の知識を利用する昆虫少年、逃亡するアメリアと追い詰めるリンカーンとの師弟対決、誰を信じればよいのかわからない未知の土地での捜査と、読みはじめたら止まらなくなり、正月休みにゆっくり読むつもりが、休み初日で読み終わってしまった。図書館も休みに入っており、正月に読む本が無くなった。

エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫)
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ロビン・フッド

グラディエーターでは戦闘メインだったが、ロビン・フッドでは戦争がメインとなっているためか、ストーリーがつまらない。
あえて、ヒーロー物にしなかったのかもしれないが、もう少しドラマチックな展開が欲しかった。

ボーン・コレクター

読む順番がめちゃくちゃになってしまったが、リンカーンライムシリーズの第一作をやっと読んだ。
後のシリーズを読むと、リンカーンが結構いい人に思えるが、この作品を読むと、優秀だが非常に鼻持ちなら無い奴だということが良くわかる。それにもかかわらず、周りに人が集まってくるあたりで、うまく人間的な魅力を書き出している。
後のシリーズに比べると、特殊なバックグラウンドやスキルを持っていないのに、あれだけの犯行が出来てしまう真犯人が意外すぎてリアリティがかけるが、サスペンスとしては盛り上がるストーリーになっている。

ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)
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SPACE BATTLESHIP ヤマト

作り手も、鑑賞者も、アニメ版を見ていることが当たり前だと思っている、不思議といえば不思議な映画である。
ヤマトを実写化して、古代の変わりにキムタク乗せたらどうなるか？、を大真面目に映像化した姿勢が潔い。
面白かったのかどうか自分でも良くわからないが、見に行って良かった気がする。

四畳半神話大系

順番としては、こちらを読んでから、夜は短し…を読んだ方が良かった。
パラレルワールドものともいえるし、青春小説とも言えるオリジナリティと、著者特有の文体は健在だが、デビュー二作目ということもあり、後の完成度の高い作品を読んだ後だと、面白いことは面白いが、若干、物足りなさを感じてしまった。

四畳半神話大系 (角川文庫)
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