最悪のジャパン・インフラファンド投資法人

2020-12-11 09:08:11 | Stock
LTVが他のインフラファンドに比べ10%以上低いため、借入⇒物件取得⇒利回りアップ⇒株価アップ、というシナリオを想定していたが、なんとLTVの低いまま増資をするという信じれない暴挙に出て、さらに基準価格が下がるという最悪の結果となった。

東京インフラ・エネルギー投資法人のディスカウント増資といい、完全に投資家を舐めている。

Jリートも初期のころは、スポンサーの出口戦略のために投資家を食い物にする銘柄が多数あったが相当淘汰され、今ではかなりまともになった。

銘柄が増えて投資信託やETFの構成、株主に大手の機関投資家が加わってこないと、インフラファンドは初期のJリート同様、投資家を食い物にするインチキ商品のままだろう。

基準価格を上げて、投資家とともにファンドを成長させようという当たり前の感覚を持つ運用会社が出てくることを望む。

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2 コメント

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Unknown (ちょう)
2020-12-11 13:54:01
目論見書等でLTVは巡航ベースで60%程度、上限で70%と書いてあったのは何だったのでしょう?
LTVにつられて投資した人多いと思います。 
ほんとふざけてますね…
Unknown (ブログ主)
2020-12-22 10:53:51
同じように考えて投資された人がいるのですね。インフラファンドは、20年の導菅性がどうなるかも未定なので、メインの投資先になるには、まだ制度や業界の成熟が必要かと思います。
機関投資家が株主になって圧力かけるようになれば、良くなりそうですが。

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