金庸の数少ない短編。新聞や雑誌を経営しながら、小説を書くそのバイタリティに驚かされる。技のネーミングの素晴らしさが、まさに金庸。よく思いつくものだと感心する。
小説の出来としては玉石混合という感じだが、どの作品も当時の世相をよく表しており、精力的にいろいろな視点からの短編を書く作家が存在したことの価値はとても大きいと思った。
LTVが他のインフラファンドに比べ10%以上低いため、借入⇒物件取得⇒利回りアップ⇒株価アップ、というシナリオを想定していたが、なんとLTVの低いまま増資をするという信じれない暴挙に出て、さらに基準価格が下がるという最悪の結果となった。
東京インフラ・エネルギー投資法人のディスカウント増資といい、完全に投資家を舐めている。
Jリートも初期のころは、スポンサーの出口戦略のために投資家を食い物にする銘柄が多数あったが相当淘汰され、今ではかなりまともになった。
銘柄が増えて投資信託やETFの構成、株主に大手の機関投資家が加わってこないと、インフラファンドは初期のJリート同様、投資家を食い物にするインチキ商品のままだろう。
基準価格を上げて、投資家とともにファンドを成長させようという当たり前の感覚を持つ運用会社が出てくることを望む。
ロボット三原則で有名なアシモフの古典。
三原則が独り歩きしているが、もともとは小説のテーマとしての1アイデアにすぎないわけで、なぜここまで広まってロボットには当然備わっているべきという神話にまでなったのか不思議に思う。
奇しくも、鬼滅と同じに日に鑑賞し、良作とも子弟の絆がテーマという共通点がある。
本作では、人間の開発によって生活を奪われた妖精たちが、人間と共存するグループと、人間と敵対するグループに別れ、主人公の幼い妖精が両者の間で迷いながら成長する。
冒頭の野山の絵が古臭いが、話が進むにつれ、画風が変わっていき、バトルアクションが炸裂する。
鬼滅を見た後だと、絵の精密さという点で相当な差があるが、本作は本作で、アニメーションならでは味がある。
中国という独裁国家では、文化レベルが低いはずだと蔑視する風潮が日本にはあるが、反人間側の妖精に感情移入させる作りがうまく、日本の深夜アニメとは比べるべくもなく、シナリオの完成度はとても高く感じた。
原作連載時からのファンだが、混んでる映画館で観たくないので、空くまで待っていた。
映画向きの無限列車編で、煉獄の最後は原作でも屈指の名場面。感想は十分面白い。しかしながら、これで300億突破というのは、ちょっとよくわからない。
初代ガンダムの3部作が累計30億なので、純粋に規模としては10倍だが、はたしてガンダム以上のヒットと言えるのだろうか。
アニメが社会に受け入れられ、SNSによるプロモーションが定着したこと、コロナ禍でハリウッド大作が延期になったことなどが重なった結果だろうが、集英社は儲かったお金を有効に使ってもらいたい。