メッセージ

2017-05-23 10:12:15 | Movie
人類とは違う言語体系を持つ宇宙人とのコミュニケーションをはかるハードSF。
中盤までは面白く、最後に明かされる主人公の思い出の絡みはいかにもSF的でよいのだが、終盤に起こる主人公の変化があまりにも不自然。
変にリアリティを追求すると、かえって不自然になるパターンで、ありきたりだがモノリス的なものを出してこじつけてしまった方がよかったのではないか。
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スプリット

2017-05-23 09:59:35 | Movie
M・ナイト・シャマラン新作。
多重人格の殺人鬼に誘拐された女子高生3人の脱出劇なのだが、ドント・ブリーズの方が数段面白い。
ジェームズ・マカヴォイの多重人格者の演技は素晴らしいのだが、3人組の女子高生に魅力がない。一人だけ不思議ちゃん系のヒロインがいるのだが、思わせぶりなフラッシュバックがあるわりに本編との絡みがなく、最後のエンディングは確かに予想外ではあるが、方向性がかなり微妙。
結局のところ、本作は、次回作へのつなげるために前日譚という位置づけなのだろうか。
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帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い

2017-05-18 17:33:44 | Book
世の中には人の弱みに付け込む人たちがいる。
拉致問題を利用した慎太郎や、慰安婦問題を利用して歴史を修正する韓国の支援団体や、逆の意味で問題そのものを否定して歴史を修正しようとする日本会議など。
そして、真摯に問題を解決しようとする人たちが、逆に非難され貶められるというのは、いったいどういうことなのか。
真面目な人は、真摯に取り組めばきっと理解されると考えがちだが、そういった人たちも、結局のところ支援者やある程度の政治力がないと、結局のところ、本当に助けるべき人たちを助けられないで終わってしまうのではないか。

帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い
帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い朴 裕河

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス

2017-05-18 17:23:06 | Movie
それなりに面白いのだが、他のアベンジャーシリーズと違い、個々の人物の特殊能力がキャラだっていないため、キャラクターへの思い入れがあまりわかなかった。
結局、それぞれの父親が際立って強かったことになるのだろうか。
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天穹(てんきゅう)のテロリズム

2017-05-12 15:01:20 | Book
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に爆弾が仕掛けられた時、いったい何が起こるのか。どのような対策が可能なのか。
ゼログラビティで宇宙の恐ろしさが嫌というほど伝わったが、宇宙ステーションがテロの標的になった時、できることは限られている。
アポロ13さながらに、地上スタッフができることを考え、宇宙飛行士たちが一歩間違えれば生命を失う緊張感の中、ひたすら冷静の対処していく。
意図的かもしれないが、テロの背景や人物描写等には重きを置かず、リアリティを追求に徹したところが面白い。

天穹(てんきゅう)のテロリズム
天穹(てんきゅう)のテロリズム嶋中 潤

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貌(かお)なし

2017-05-12 14:57:48 | Book
出生時の事情により無国籍となった人に対し、この国は何故こんなにも酷い対応をとるのか。
異常ともいえる血縁主義を主張する人たちは、いったい何を守りたいのか。

貌(かお)なし
貌(かお)なし嶋中 潤

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怪物はささやく

2017-05-12 14:50:45 | Book
イギリスの児童文学のレベルの高さには驚く。
ジャンルでいればファンタジーなのだろうが、単なる夢物語ではなく、難病を患う母を持つ少年の複雑な心を巧みに描写し、怪物の語る寓話を通して、一人の少年が絶望の淵から救われていく過程が心を打つ。

怪物はささやく
怪物はささやくパトリック・ネス ジム・ケイ

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ノー・エスケープ 自由への国境

2017-05-09 18:01:54 | Movie
ゼロ・グラビティのアルフォンソ・キュアロンの息子ホナス・キュアロン監督作品。
メキシコとアメリカの国境を越えようとするメキシコからの不法移民。砂漠を横断して入国しようとするが、サイコなアメリカ人により、一人づづ殺されていく。
正直、不謹慎な題材で、これを観て楽しめる人はいるのだろうか。
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ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女

2017-05-05 12:15:27 | Book
NSA、ロシアンマフィアが暗躍する産業スパイ事件と、リスベットの生い立ちが絡み合ったストーリーを舞台に、あいかわらず情けないミカエルと、大活躍するリスベット。
スティーグ・ラーソンの休止により、3部作で終了したミレニアムシリーズ。新たな作者により書かれた続編だが、驚くほど違和感がない。
是非、続編を書いてほしい。

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)ダヴィド ラーゲルクランツ スティーグ ラーソン

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わたしは、ダニエル・ブレイク

2017-04-27 10:21:13 | Movie
イギリスの福祉制度の矛盾を描いた作品。
言いたいことはわかるのだが、いまひとつ釈然としない。
お役所仕事のたらいまわしや、IT化によるデジタルデバイドの問題はわかるのだが、周りの反対を押し切ってシングルマザーとなるヒロインや、隣人に助けを求めない主人公など、自ら不幸に向かって突き進んでいるとしか思えない。
結局のところ、高福祉政策を進めれば進めるほど、お役所仕事や制度の矛盾は絶対量として増えるわけで、それを効率化しようとIT化すると更に問題が増えるという悪循環に陥っている。
理想としては、福祉政策に頼らなくとも、それなりに余裕のある生活ができる仕事がたくさんあるという状況が自由経済の下で実現することなのだろうが、そんなことはあり得るのだろうか。
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