散歩者goo 

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昨日記141101土(ギャラリズム 読書・雨の帰宅)

2014年11月02日 16時24分43秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇・雨  最高/最低℃ 平均/最低% =20.4  16.9  90  76
昨日は、前日遅くまで動き回ったせいか、午前中なんとなくだらだら過ごした。
もともと土曜日の午前中は、ニュース情報番組やアニメ他いつも見る番組が連なっているので、普段通りかもしれないのだが。
天気もぐずついていて、今にも降り出しそうな感じだったが曇ったままだった。
午後も、夕方近くまで同じように、なんとなくTVを見たり新聞を読んだりして過ごした。
土曜日は、朝日の場合新聞の付録版があるので、普段よりたくさん読むことが多い。

夕方近くになり、天満橋の京阪シティーモールへ、ギャラリズムを観に自転車で出かけた。
そこは、土曜日に西天満に行く場合は、必ず立ち寄り1-2時間過ごす場所であり、それ以外の日も週に数回気分転換に行くこともある場所だ。

着いてすぐに、2Fの会場を探した。
2Fの通路?に会場が作られ、パネルにぎっしりと作品が並べられていた。
多くの画廊から一人から5人の作品を出品し、展示即売を行っていた。
何人か顔なじみの作家の作品もならんでいた。
アートセッションの意味が分からなかった。
ジャズやポップなんかでセッション(Session)という言葉をよく耳にしていて、なんとなく集まって何かするという意味に解していたのだが、今改めて調べてみると会期とか集会という意味らしく、当初思っていた意味も間違いではないようだ。
今回は、集合しての展示即売という感じのようだ。
一つのギャラリーで、多くの作家の作品を並べているところでは、アートとして鑑賞するという感じではなかったが、作家の作品の傾向はよくわかった。

その後、いつもの店により、ゆっくりと読書を楽しんだ。
今読んでいるのは、考古学の専門書に近いものなので、文章を楽しむとか思想的なものを考えるという形でなく、いくつかの遺物の図版や地図や表を、虫眼鏡を使って見比べながらの作業に近い読書である。
考古学の場合、遺物や遺跡の分析を通して、その社会の関連や状況や構造が浮かび上がってくる。
往々にして、朝鮮半島や中国の歴史的動きが直接、日本の遺跡に反映されていることも多い。
中国・朝鮮半島の動乱が、飛鳥時代(例:百済や伽耶地域との関係や白村江の戦い等)のみならず、古墳時代や弥生時代にも影響を与えている可能性が強いようだ。
事実、弥生時代は、朝鮮半島から渡来民が北九州に定住し、稲作文化をもたらしたことから始まる。
その後、最新の学説に従うと、複雑な動きや混血をしながら、弥生人(渡来系弥生人および縄文系弥生人)と丘陵地帯の縄文人が住み分けつつ、次第に混血統合しながら長い時間かけて弥生文化が広まり、その後の古墳文化に続いた。
そして、東北、北海道には続、縄文文化が残った。
こうしたことを、想像しながら読み進めると非常に面白いし、奥深いものを含んでいる。

天満橋を出るころには、雨が本降りになっていた。
傘は家から念のため用意して行ったが、まさか降るとは思っていなかった。
仕方なく、雨の中を傘を差しスピードを落としながら、30分余りかけて帰宅した。
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