散歩者goo 

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風邪の引き始めの対応

2011年11月16日 17時06分08秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
ここ数日急に寒くなった。
昨日は、体調は悪くなかったがくしゃみが何度も出るようになった。
再び咽に痰が絡むようになった。
机でパソコンを打っていても寒く感じるので、上下重ね着した。
どう見ても、経験的に風邪の前駆症状に思えた。
このまま、6月に起こした軽い気管支炎の状態になるのではないかと心配した。

しかし、心配したところで風邪の前駆症状がよくなるわけでない。
さて、どうするか考えた。
風呂にでも行って、体を暖め早く寝て、これ以上風邪が進行しないようにするのか。
それとも運動をして、体を刺激し、免疫力を高め風邪の進行を防止するのか。
その二つのことを考えたが、そのとき風邪薬の服用は頭の中には無かった。
昨日の、咳や、くしゃみは、ひどくなかったし熱もなかった。

市販の風邪薬はあくまで対症療法で、病状を緩和することで、体力の消耗をや不快感によるストレスを抑え、体の免疫力により治そうとする。
早く治したい場合は、細菌による風邪症状の場合は医師に抗生物質を処方してもらうことで、早く治療出来る。
インフルエンザの場合は、近年タミフル等の抗ウイルス薬が治療に使われている。
昨日の、風邪の前駆症状は、医師にかかる以前の兆候の状態だ。
ただし、この状態から悪化することは、何度も経験している。

風邪や病気に対する体の抵抗力である、免疫に関して普段から興味を持っていて、本もいくつか読んだ。
免疫力もいろいろあるが、最終的には化学反応である。
例えば、抗体から出す過酸化水素や活性酸素が菌を殺し、ウイルスに犯された細胞を破壊する。
(ウイルス<細胞破裂>と細菌<毒素>では細胞の破壊の仕方が違う。)
一般に、すべての化学反応は、温度により指数関数的に変化する。
生命活動は、化学反応でもある。(生化学・有機化学)
例えば、酵母の働きを見れば分る。
醸造では温度管理が非常に重要である。
多分抗体の働きも同様であると類推できる。
現に体の抵抗力は、体温が下がると落ちるといわれている。
同じ意味で、細胞の再生産に関係する新陳代謝も温度については同じ原理である。
温泉や風呂が新陳代謝を高めるのも同じ理由だ。

少し脱線したが、話を戻して、結果的に運動して、汗を流すことでどうなるか様子を見ることにした。
それで、いつものようにジムに行った。
汗を流し、体温を高める為にランニングを中心にすることにした。
ただし、あまり体力を消耗すると体の抵抗力が落ちるので、軽い目にすることにした。

体調はよかったので、トレッドミルで走っていいるうちに、いつものようなうなランニングになった。
30分で4.8km走った。

汗はたっぷりかいた。
シャワーを浴びた後も汗が出ていた。
疲れは無かったので、これならヒートショック細胞が働いてくれるのではないかと期待した。
そして今日、朝から快調で、昨日の朝に出ていたくしゃみや軽い咳もなくなっていた。
効果があったのかもしれないと思った。
しかし、実際に効果があったのかどうかは、厳密には比較試験でもしない限り明確に言えないだろう。
(たまたま風邪の引き始めで、放って置いても治っていた可能性もある。)
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