Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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同病相憐れみ、同憂相救う 「呉越春秋」

2017-04-28 11:57:34 | Weblog

 

同じ境遇で苦労している者は、お互いの心情がよく分り、
思いやり助け合うと云うこと。
春秋時代、伍子胥が、伯嚭に言った言葉。
伍子胥は、父と兄を楚に殺され、伯嚭は祖父を殺され、恨みを晴らす為、共に呉に身を寄せていた。
元々は当時の俗謡の一節だったらしい。

また伍子胥は、楚の都・郢を遂に陥落させた時、
平王は既に死んでいたので王墓を暴き、平王の死体を三〇〇回に及び鞭打って恨みを晴らした。
これが『死者に鞭打つ(死屍に鞭(むちう) つ)』の語源になった。

この事をかつての親友申包胥に余りに酷いと責められた時に、
伍子胥は「日暮れて道遠し、故に倒行してこれを逆施するのみ」と答えた。
「自分はもう年を取っているので、やり方などは気にしておれないのだ」
或いは「時間は無いのにやるべきことは沢山ある。だから焦って非常識な振る舞いをしたのだ」と云う意味である。
こちらは『日暮れて道遠し』の故事となっている。



今朝、自宅の庭で蝦夷山桜が開花しました。

遅い春がようやっと到来って感じですね。─。.゚+:ヾ(*・ω・)シ.:゚+。──


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