スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

太宰府 天満宮~九州国立博物館

2005年11月17日 | 文化/歴史/技術
福岡は太宰府天満宮に参りました。なぜか人ごみが多く何だろうと見てみたら、今日は七五三で親子連れの参拝客が数多くいました。本殿の中はごった返しでした。学問の神様、菅原道真を奉るとあって早速娘の学業御守を購入しました。ご利益があるといいのですが。太宰府の参道にある、そば処「やす武」で昼食をとりました。白い蕎麦で有名なお店です。うどんみたにい白いです。純手打ちの蕎麦で香りもよくせいろや更科とは違う風味です。福岡に美味しい蕎麦を発見しました。それと参道のいたるところで販売されている名物「梅が枝餅」の焼きたても店先で売られています。早速買って頬張りました。薄皮の焦げ加減といい甘さ押さえた餡といい絶妙の味です。いけますこれは。太宰府の人手が多いのは七五三だけではなく、一ヶ月ほど前にオープンした「九州国立博物館」が隣接していて、参拝がてら見学が出来るように巨大なエスカレータがあります。当然こちらもごった返し。なにしろ108年ぶりに東京・京都・奈良に次いで4番目の国立博物館とあって大勢の人が押し掛けゆっくり見学できませんでした。特別展示の中国から持ち込んだ「金印」が目玉ですが、できれば九州で見つかった金印を展示して欲しかったなあ。隠れキリシタンを暴くために作られた踏み絵は印象的でした。それと戦国武将の兜。秀吉の肖像画も心に残っています。いつか時間をかけて見学したいですね。

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唐津 旅館 洋々閣

2005年11月15日 | 文化/歴史/技術
唐津の「洋々閣」に泊まりました。唐津は初めてです。「洋々閣」は唐津城の近くあり、大正元年に改築したままの、いにしえの情緒たっぷりの旅館です。たたずまいもそうですが、控えめがよく似合います。断っておきますが純和風の旅館です。渡り廊下など、昔の感じが色濃くて歩くだけで気分が高まります。唐津と言えば唐津焼きの陶芸が有名ですが、使う食器は皆、唐津焼きです。旅館内には陶芸作家「中里隆」、「中里太亀」父子両氏の作品が特設ギャラリーとして展示されています。僕は焼き物には詳しくはありませんが、唐津焼きの印象は地味で重い色使いと重厚な形状が特徴的でした。和食に盛りつけるとシンプルな料理に調和します。照明はタングステン系で暗めがいいですね。「洋々閣」の神髄は玄界灘で獲れる魚介類の料理です。「吟鯵のたたきつくり」「赤海老昆布〆」「三菜 菊よごし 煎り胡麻」「松茸清し汁仕立て むかご しんじょう ほうれん草」「アラのうすづくり」「アラあら煮 いんげん豆」「アワビ酒蒸し 共酢」「里芋 牛蒡 南瓜 つみれ 衣さや パプリカ ふりゆず」「サザエ袱紗 青唐」「吟鯖酢〆」「鯛となめこ茸のみそ仕立て」「柿と梨と子桃のゼリー」と続くコース料理を食しました。アラは特別に追加オーダーしました。アラは冬の味覚でフグより柔らかい白身の魚で、うすづくりはフグによく似ていました。アラのあら煮は驚愕の美味しさでした。料理人の腕の高さを感じます。ここの光物に「吟鯵」「吟鯖」が出てきますが、大分の「関鯵」「関鯖」と対抗しているそうです。うん、美味い。と鯖なんか他の人のもとっていただきました。絶品です。朝は麦粥を中心とした和食です。100%麦の粥も大変美味しくいただきました。浴湯は温泉ではありません。その代わりに麦飯石を使っていて保温効果はあります。朝は樹齢200年の老松の庭を散策するのも気持ちいいです。唐津は目立たない町ではありますが、この旅館は個性的で落ち着ける場所だと思います。

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長崎 長崎パークカントリークラブ

2005年11月15日 | スポーツ
旅行2日目は「長崎パークカントリークラブ」でラウンドしました。とても手入れが行き届いていて、いい環境でプレイができます。キャディさんもいい人で楽しくできました。しかしここは意外にも難コースです。ティショットは広く打ちやすいのですが、グリーンに近づくにつれて狭くなり、セカンドはOB注意です。結局僕はOBを連発してしましましたが・・・。フェアウエイもアンジュレーションが結構強く、セカンドショットの行方が狂います。しかも狭い。(ラフが広い)結局コントロールショットを要求してくるということです。谷越え、池越えも盛り込まれ最終ホールはサイドに池が横たわり続けるデザインでハマると大叩きします。(僕は最終ホールだけは調子良く、2オン2パットのパーであがれました。)グリーンの手前には大きなバンカーが構えていて花道はどこも狭くて曲がっています。グリーンオーバーのOBもバンカーも必ず待っていますので砲台気味のグリーン周りのアプローチは緊張を強いられます。そしてグリーンは大きく、下手に載せるとロングパットになり3パターになりかねません。また癖がある芝でたとえ残り30cmでも安心できません。距離は短いのに神経を使う疲れるコースだと思っていいでしょう。上級者には楽しい攻めがいのあるコースです。僕はセカンドショットのOBと3パターに悩まされ、スコアは散々でした。お昼に食べた焼き肉とオムライスは美味しかったからいいか。また行きたいゴルフ場です。

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長崎 グラバー園

2005年11月15日 | 文化/歴史/技術
長崎は今日も雨だった・・・・唄にもあるように長崎は雨でした。出島の後に市電に乗って移動してグラバー園を観光しました。市電は昭和28年から現役で使用しているレトロなデザインで利用者も多く今もがんばっています。グラバー園は南山手の丘の上にあり、途中「大浦天主堂」の横を通り過ぎて坂を上がります。長崎は本当に坂が多く、平地平野に生まれ育った僕にはとても生活できないと思わせるものがありました。ここの坂も急ですが動く歩道などが整備されており、比較的に楽に昇れました。最も奥にある「旧三菱第2ドックハウス」の2階から見た眺めがよかったです。ドックハウスとは犬小屋ではなくて修理船の乗組員の宿泊施設です。旧グラバー邸は上から見ると四葉のクローバーに見える重要文化財でトーマス・ブレーク・グラバーが日本に来て住んでいた家です。彼は幕末に龍馬や伊藤博文を援助し、三菱やキリンビールの創設に貢献したりして歴史に顔を出す人物で近代日本に貢献した存在です。長崎の風景はどこか懐かしい趣と開放的な印象が同居しています。

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長崎 出島

2005年11月14日 | 文化/歴史/技術
学校で習った長崎「出島」は現在島ではなく、市街地に埋もれています。それを掘り起こして観光地にしようという試みが始まり未完成の「出島」を見物しました。明治37年に埋め立ててしまい、民間に売却してしまったがために最近まで何処にあったっけ?という具合になってしまったようで土地の買収をしながらの建設を進めています。(ボランティアの係の人にいろいろ聞きました。というか話し出すと止まらない人なんだよね。)完全な扇形に戻す計画ですが、新しく作るのではなく、江戸初期1636年に築いた時のそのままの石垣を掘り起こしています。(まだあったんだビックリ。)数々の建家がありますが、出島にあったものではなく、多くは明治時代のものを移築して修復してあるものです。出島資料館には、当時のオランダ商人の生活を紹介する遺物などが展示されています。当時、畳の上で靴を履いていることを知ったり、オランダ人に仕える異国人はどこから来た人なんだろうと思ったりして今の僕でもカルチャーショックを感じるけど、当時の日本の中にあった西洋文化がいかにエキセントリックな存在で、肌に触れて接した日本人達が受けたインスピレーションは絶大だったと想像します。ガンバレ長崎。

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長崎 中華街 中国菜館江山楼

2005年11月14日 | 料理/グルメ
長崎市内を観光してきました。市内観光は初めてです。昼食は中華街にある中国菜館「江山楼」でコース料理を頼みました。歴史は1946年で約60年営業しているお店です。個室でウーロン茶を飲みながら待つと、「前菜」に始まり、「フカヒレスウプ」が出てきました。あっさりして日本人に合わせた味付けなのでとても食べやすい仕上げです。「海鮮お焦げ」はお焦げと薄い塩味の海鮮がとてもいい組み合わせで驚く美味しさです。続く「海老マヨネーズ」は海老煎餅といっしょにいただきました。こちらはマヨネースの酸味と海老の甘味のコラボレーションが素晴らしくてかなりコクが効いた味です。「東波肉」と書いてトンポウローと読む豚の角煮を点心で挟んで食べる料理です。脂をしっかり取り除いた角煮はこの店の自慢で長崎ではご当地グルメのようです。「ちゃんぽん」は期待していた通り絶品でした。「ちゃんぽん」はスウプが難しい料理だと僕は普段考えていていました。山の幸と海の幸を混ぜるのは料理のセオリーに反するわけで調和が生命線なのです。僕は、本場が味わえることができていたく感動しました。「胡麻団子」はテニスボールくらいの大きなもので、運ばれた時には驚きました。写真は大皿に盛りつけた様子です。中が膨らんでいるので風船状態なのでちゃんと食べられます。「ワンちゃんぼうる」と呼ばれています。最後のデザートは「黒胡麻プリン」で濃厚な蜜がかかった甘味です。5000円のコースでこれなら満足度は高いです。更に地元出身のさだまさし氏が作詞作曲したイメージソングまであります。しかも公式サイトではMP3でダウンロードが可能です。オイっ!

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スローミュージック SELECTION Vo.3

2005年11月09日 | スローミュージック
Dolphins/Soul Bossa Torio

ゴンザレス鈴木氏のプロデュースによるコンセプトアルバムです。アン・サリーの歌声に魅せれてしまったお気に入りの一枚です。soul bossa trioとはアン・サリーやNOONを発掘したことでも名声を得たゴンザレス鈴木氏のソロプロジェクトで海外でもリリースされています。僕はイタリア盤を見つけて所有していていますが、ジャケットデザインが国内盤とは違いました。デザインは海外盤の方が似合っているかなあ。ジョン・コルトレーンやハービーハンコックのナンバーをカバーしたりしていますが、センスが抜群で、上等なHi-Fiサウンドを構築しながらも自然に溶け込む極上のスローミュージックに仕上がっています。テンポが遅めのジャズともフージョンともボサ・ノヴァとも言えない音楽はいつもうっとり聴き惚れてしまいます。透明度の高い開けた景色を見つめるような印象を抱かせる音場作りの技量には脱帽しかありません。是非一人きりになって聞き込んでほしい作品です。国内盤は全8曲で海外盤には「Butterfly]」「Sky」の2曲のリミックスがボーナストラックとして収録されています。2002年発表。

Dolphins

国内盤
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二宮 午後の海

2005年11月08日 | ネイチャー/ペット
仕事で神奈川県のJR二宮駅に降り立ちました。午後3時になるところでした。東海道線を上りながら乗ってきた時の車窓から見える途中の相模湾の海がとても綺麗だったので、空いた時間にちょっと海を眺めに行こうと足を伸ばしました。初めて降り立った駅なので先々がよくわからないまま、「二宮海岸」と書いてあった降り口から海岸方面へまっすぐ歩きました。細い家路を伝うと、ものの数分のうちに海が開けて見えました。小田原厚木道路で行き止まる階段の上から、相模湾がよく見えました。小田原厚木道路を車で通り過ぎても眺めがいい場所ですが、歩いて留まりながら眺められるスポットを発見しました。天気が良く穏やかな風も吹いていて秋の日差しと海がとても調和していました。探し当てた瞬間は心に「こつん」とくる衝撃さえありました。いつも思うのですがこの辺りに住む人達は、日常の中にこの景色を焼き付けているんだなあと考えると羨ましく感じます。相模湾に反射する太陽の光が波間と重なりキラキラと輝く様は心を落ち着かせるものがあります。この沿線には海がよくに似合う景観がたくさんあるのでこれからも探してみたいと思います。



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美並 矢納めの渕

2005年11月05日 | ネイチャー/ペット
会社関係の年賀状に使う風景写真を撮ろうとして岐阜県美並村にある滝に出掛けました。滝は大好きでたまに見に出掛けます。今回は撮影のためだけに出掛けました。この写真は携帯電話のカメラで撮った映像ですが、趣味で別に一眼レフカメラと三脚を使ってます。35mmの単焦点レンズを装着して最初に撮影したのは「矢納めの渕」です。粥川谷沿に入り、円空のふるさとの近くにある星宮神社の奥にあります。その昔、藤原高光が鬼退治をしたあと、この滝に矢を納めたため「矢納」の名が付いたといわれています。とても小さいのですが神秘的な滝です。渕と呼んでいますが見事な滝です。渕はどこか不気味な雰囲気があって主が居てもおかしくはない感じです。撮影中足を滑らせて左足が沢にはまり、片足が濡れてしまいました。覚悟はしていたので体を濡らせても機材は無事でしたが、よく高いレンズを落としたなんて話がありますから要注意です。今度は装備も整えて望んだ方がいいみたいです。時間があったので更にその近くにある「釜ヶ滝」の撮影も敢行しました。車で一旦国道に戻り、コンビニで新しい靴下を買いこんで 美並カントリークラブの手前まで移動しました。こちらは一の滝、二の滝、三の滝と3つある滝で近寄るのはちょっとしたハイキングになります。無料休憩所の人工池には鱒が泳いでしました。滝は性格上どうしても険しい道を歩かなければならないので、機材を持ち込む理由から比較的楽な場所をセレクトしたつもりでしたが、こちらは階段が設置してあっても高低差がありちょっと大変な道のりでした。すぐそこではあるんですけど。三の滝もいい滝だと思いますが、小さな滝をイメージしていたので撮影は一の滝だけにしました。こちらもこじんまりした滝でいい情緒があります。一の滝は、滝壺が大きく美しい景観を作っています。紅葉にはまだ早いみたいでした。写真の仕上がりはこちらの方が良いので年賀状は「釜ヶ滝」を使うことになりそうです。早起きしたかいがあった気がします。
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キャベツとアンチョビのスパゲティ~むき海老と蛸のフリット

2005年11月03日 | 料理/グルメ
今日は、子供にお昼ご飯を作りました。メニューは「キャベツとアンチョビのスパゲティ」「むき海老と蛸のフリット」「コーンスウプ」などです。懲りずにまたイタリアンにしました。スパゲティのキャベツは本当だったら春物の方が柔らかくてよいとは思いますが、急に食べてみたくなったのと先日購入したEx.ヴァージンオリーヴを試してみたかったからです。今回はキャベツを細めに切って使いました。オリーヴオイルは使ってみてよかったのですが、どうも薄めに味付けする癖があってオイルソースがあっさり過ぎる出来になってしまいました。それで、できてからオリーヴオイルを少し足してみました。キャベツとアンチョビの相性はとてもいいと思います。フリットはビール衣で作ってみました。初めてなのでとにかくやってみよう的に作ってみたら、カリカリに仕上がらずベタっとしてしまい失敗してしまいました。味は良いのですが食感はイメージと違ってます。温度管理がうまくいかなかったのかも知れません。温度を高く保つために少しずつ入れればよかったかなあと反省しています。小麦粉とビールをホイップして衣にしてみましたが、ふんわり感はありますし、風味もつくので海鮮具には合う調理方法だと気付きました。また挑戦してみようと思います。コーンスウプはいつものとおり牛乳とコーンクリームを混ぜて煮詰めたもので簡単にできます。これだけ作ると後片付けが大変でした。まだまだ修行が足らないですね。
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