スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

ワインの試飲会 夏のボルドー・ブラン

2008年07月23日 | 料理/グルメ
ワインの魅力は何であるのか自分でもよくわからないけど、このところワインを飲むことが多くなりました。しかし、ワインのボトルを開けると一本空けることになるので、そうそう何本も飲めるわけではありません。仲間がいたとしても限界があります。ワインの試飲会には興味があって今までに何度も行きたいと思いながらも、仕事の都合がつかず思いが果たせないでいました。やっと今夜は都合をつけて足を運ぶことができることになり、気分は高揚しています。名古屋駅前の「ワイン・ストリート」というワイン専門店で開催された「夏のボルドー・ブラン」に参加しました。ボルドー・ワインは僕にとっては教材にしているブランドなので、どうしても行きたかったのです。夏に合わせて白を中心とした試飲会でボルドー産白ワインを10本と赤ワインを3本試飲できて会費は2000円。とってもリーズナブルです。その他、特別にワンランク上のワインを追加料金で3本試飲できる企画でした。僕はワイン初心者なので標準の13本のアイテムにとどめておきました。正直言ってこれだけのワインを飲み比べしたことがないので、本当に味の違いがわかるのか不安でいっぱいでした。コの字型のテーブルに並べられたワインのボトルを好きなようにワイングラスについで、配布されたリストに自分なりにコメントを書いていきました。途中パンをつまんだり、水を含んで舌を浄化しながら飲み進みます。飲むにつれて酔いも回りますが、なるべく少量にしてニュートラルな気持ちで一本一本吟味してみました。以前から注目していた銘柄なども幾つか用意されていて、興奮を抑えながらテイスティングにチャレンジです。ワインの善し悪しを僕が評価できるわけでもないので、自分のわかる範囲で感想を書き留めることが精一杯でした。どれもいいワインだとは思いましたが印象に残ったワインをあげるとすれば、最初に「シャトー・レイノン ソーヴィニヨン・ブラン 2006」を推します。インパクトのある飲み応えとフルーティさと樽の香りが入り交じる絶妙な風味が印象深く、苦味も力強いパワフルな味です。それと「シャトー・カルボニュー・ブラン 2004」は見事なワインでした。辛口でありながら少し甘い香りが漂い、口当たりは重く奥の深いコクを感じます。果実の匂いと上品な余韻も充分にあってとても良い白ワインです。これはショッキングなワインでした。そして何より僕がワインの無知を思い知らされたのは「カルム・ド・リューセック 2004」です。甘口の貴腐ワインですけど、がつんと脳に響く衝撃を感じました。このワインだけで何杯もいけそうです。初めて飲んだ貴腐ワインは記憶に残るいい経験になったと思います。例えて言えば、魔性の女のような魅力があるワインです。甘えた顔が可愛いと思えて、怒った顔が綺麗に見えて、おねだりされると嬉しくて、突き放されると追いかけたくなる。そんなワインでした。それにしても空きっ腹にワインは効くねえ。貴腐ワインお代わり!


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2 コメント

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違いのわかる (猫ママ)
2008-07-24 01:16:22
写真から見ると男性がおおいのですか?
帰る頃には、皆違いのわかる人になれるのかな?
参加できてよかったですね。また、好みの味を探す楽しみができましたね。
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ワインはわかりやすい (signofthetimes)
2008-07-26 00:00:15
日本酒や焼酎に比べたらワインは違いがわかりやすいと思いますよ。この日は男6女4くらいの比率でした。ワイン好きな女性は結構多いです。
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