スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

新橋のウルトラセブン

2015年02月10日 | 文化/歴史/技術
JR新橋駅の改札口付近をウロウロしていたら、いきなり等身大のウルトラセブンに出くわしました!何だ?東京に住んでいるわけではないので事情を知らず、これがJR東日本のキャンペーンだとはすぐに気付きませんでした。何を隠そうこの僕は、ウルトラセブンが大好きです。ファンなら必ず訪れるモロボシ・ダン役の森次晃嗣氏の経営するジョリー・シャポーまで足を運びツーショットで記念写真を撮ったこともあります。それはさておき、キャンペーンとは、客が駅のスタンプを集めると景品がもらえるイベントです。鉄道会社が休日の乗降者を増やして売上を伸ばそうとする定番の販売促進なのですが、子供騙しではなく、いい大人(50代や60代の男女)がせっせとスタンプを押しにやって来ます。そりゃそうだよね。で、何で新橋にウルトラセブンなんだ?と疑問が出たところで、JR東日本の公式サイトを確認してみました。山手線、中央線、成田線、京浜東北線を中心に各駅にウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャックまでのキャラクラーを配置してスタンプ台を設置してあるようです。初期のウルトラマン世代にとっては懐かしい名前がずらりと並んでいます。カネゴンが金町、ガメロンが亀有なのは洒落でしょう。ガンダーが神田、ゴメスが駒込は駄洒落だと思います。しかし、その他は適当な気がします。んー?メフィラス星人が三河島、ダダが西日暮里なのはかなりシュールな組み合わせです。新橋の隣、浜松町にウルトラマンジャックがいますが、新橋のほうが良いのではと考えていると、何となく主催者側の思惑が透けて見えてきました。主要駅には不人気キャラクターを配置して、人気のキャラクターは乗降者が少ないと思われる駅に配置されています。例えば、山の手の東京はベムスター、上野はシーゴラス、池袋はアントラー、新宿はウー、渋谷はスカイドン、品川はリトラといった具合です。看板キャラクターのウルトラマンは南流山、バルタン星人は尾久、レッドキングは信濃町、ジャミラは馬橋、ゼットンは御徒町、エレキングは飯田橋、メトロン星人は王子、ガッツ星人は阿佐ヶ谷でキングジョーにいたっては西荻窪にいます。これは明らかに不人気駅に人気キャラクターを組み合わせていますね。普段、プライドが高い人気キャラクターにとっては左遷人事と言えるでしょう。悪いけど僕は忙しいのでこの話には乗りませんけどね。どうでもいいけど田町の異次元電車は怪獣じゃない。意地でも鉄道車両を出したかったのでしょうか。


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