今朝のラジオニュースによると日本共産党は伸び悩んでいると、世論調査の結果を報道している。
しかし、選挙は最後まで頑張りぬいた者が、勝利するのが鉄則です。
先の東京都議選挙では、都民ファースト旋風が吹き荒れ、共産党は伸び悩むとの、下馬評であった。
しかし、最後の踏ん張りで、2議席増となった。
私も、最終日には、常磐線の綾瀬駅前で、1時間、メガフォンで、「斉藤まりこ」の名前を連呼した。
選挙は、投票率が1%変わっただけでも、得票率が1%変わっただけでも、議席数は大きく変わる。
私の身近な経験を語ろう。
奥さんの初当選は、補欠選挙であった。定数は2、立候補者は5名であった。
奥さんは3番手と言われていた。投票日前日は、”台湾坊主”と言われる冬の荒らしが吹き荒れ、大雨であった。しかし、選挙責任者の方々は、ずぶ濡れになりながら、元岩瀬地域を、1軒1軒歩いくれた。
夜8時に着いた家では、「かわいそうに」と言って、1票入れてくれたそうだ。
また、開票には、ずいぶん時間がかかった。市長選挙の開票おあとだから仕方なかったのではない。
当時の開票は、まだ読み取り機などの機械が導入されていないため、「間違い票」が沢山あったので、奥さんの開票立会人が、「ていねいに、ていねいに」確認していたのである。
まわりの参観人からは「お前は字が読めないのか」との罵声が飛んだそうだ。「字が読めない」のではなく、「判読不能の字」がたくさんあったのです。
開票結果は、2位、3位とも2700票台の得票で3票差。
普通、これだけ僅差だと、後日、「再開票」の異議申し立てが出されるのだが、開票立会人の「丁寧な確認作業」があったため、だれも異議を申し立てなかった。
共産党が”伸び悩み”を打破する道は、投票箱が閉まるまで、頑張りぬくしかないのです。
これは、今、私が、自分自身に言い聞かせているのです。