昨日、奥さんの友人が遊びにきていて、「今日の夜、テレビでひきこもりの番組があるの、みなくちゃ」と、話しているのを聞いて、「私たちの周辺にも、ひきこもりは、多い」ということで話が盛り上がった。私は、ビデオに録画し、今朝、見終わった。
私は、教員という職業柄、不登校やひきこもりには、関心が高かった。
最初に、不登校(当初は登校拒否というきつい言葉でよばれていた)が始まった頃は、「家庭の教育が悪い」「親が離婚したせいだ」など、家庭教育に問題があるように喧伝されていた。ところが、文部行政に参加している関係者の家庭から不登校児童・生徒が出現されるようになってからは、社会の問題となった。
いまは、ひきこもりとなって、、全国では100万人、しかも中高年者が60万人と言われている。この番組は、両親、2人兄弟の4人家族の弟の回想で、描かれている。兄が、仕事が上手くいかなくなって、ひきこもりになった。そんな兄にいやけがさして、弟は家をでてタクシー運転手になった。その内、両親は死に、やがて兄も死んでしまった。
その兄の死を、警察から知らされ、遺品整理に入り、兄の遺品整理をしているうちに、兄の苦しみ、親と兄の葛藤を知るうちに、兄の心の内をわかってくるということが主題となって、いろいろなひきもこりの実態を報道している。
中高年のひきこもりの原因の多くが、「働いている職場」でのつまづきに起因している。その一つの原因は、非正規職員という労働者としての権利がうばわれたままの職業実態である。
死んだ兄のノートに書かれた言葉。
・非正規職員で働いていた。
・生きていても、ちっとも面白くない。
・助けてという声をあげられなかった。
・社会と関わりたくない。
・社会に必要とされてない。
・職場にも必要とされてない。
・助けてという資格は自分にはない。
・自業自得
・自分からも逃げたい。
・心がつぶれてしまう。
・こんな自分でごめんね
さらに、親のノートには、もっと克明に、「長男をいくじない」と叱責する言葉が書かれている。
また、「ひきこもり人」への働きかけの難しさを描いていた。熱海市の社会福祉協議会の担当者が、どうにか接触を試みようとしている姿を追っていた。
本当に難しい。
私は、教員という職業柄、不登校やひきこもりには、関心が高かった。
最初に、不登校(当初は登校拒否というきつい言葉でよばれていた)が始まった頃は、「家庭の教育が悪い」「親が離婚したせいだ」など、家庭教育に問題があるように喧伝されていた。ところが、文部行政に参加している関係者の家庭から不登校児童・生徒が出現されるようになってからは、社会の問題となった。
いまは、ひきこもりとなって、、全国では100万人、しかも中高年者が60万人と言われている。この番組は、両親、2人兄弟の4人家族の弟の回想で、描かれている。兄が、仕事が上手くいかなくなって、ひきこもりになった。そんな兄にいやけがさして、弟は家をでてタクシー運転手になった。その内、両親は死に、やがて兄も死んでしまった。
その兄の死を、警察から知らされ、遺品整理に入り、兄の遺品整理をしているうちに、兄の苦しみ、親と兄の葛藤を知るうちに、兄の心の内をわかってくるということが主題となって、いろいろなひきもこりの実態を報道している。
中高年のひきこもりの原因の多くが、「働いている職場」でのつまづきに起因している。その一つの原因は、非正規職員という労働者としての権利がうばわれたままの職業実態である。
死んだ兄のノートに書かれた言葉。
・非正規職員で働いていた。
・生きていても、ちっとも面白くない。
・助けてという声をあげられなかった。
・社会と関わりたくない。
・社会に必要とされてない。
・職場にも必要とされてない。
・助けてという資格は自分にはない。
・自業自得
・自分からも逃げたい。
・心がつぶれてしまう。
・こんな自分でごめんね
さらに、親のノートには、もっと克明に、「長男をいくじない」と叱責する言葉が書かれている。
また、「ひきこもり人」への働きかけの難しさを描いていた。熱海市の社会福祉協議会の担当者が、どうにか接触を試みようとしている姿を追っていた。
本当に難しい。