平成も今日で終わるとあって、笠間図書館で借りてきた笠原英彦著「歴代天皇総覧」中公新書を読んだ。
今、マスコミの報道で気になっているのは、「神武天皇をはじめと言われる」という形容詞が、時々、聞こえてくることである。
この笠原英彦氏の本によると、第1代神武天皇から第14代仲哀天皇までは、神話時代の天皇として扱っていることである。
つまり、神武、綏靖、安寧、懿德、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化、崇神、垂仁、景行、成務、仲哀までは、神話時代としていることである。
人間誰だって、万世一系なのだ。私だって、せいぜい、3世代前までしか、さかのぼれないけど、万世一系なのだ。途中で、犬や猫の系統は入っていない。このことが忘れられていることが、気になって仕方ない。
第15代の応神天皇や第16代の仁徳天皇は、大きな天皇陵があることからも、その存在は実証されている。
私が気になっていた、源平の合戦で、瀬戸内海の壇ノ浦で水没した安徳天皇は、1178年生まれ、1185年没となっている。在位は、1180年~1185年である。
第123代の大正天皇は、明治天皇の第3皇子として生まれ、母は権典侍・柳原愛子。つまり、明治天皇の正妻の子ではなかったのです。昭和天皇以後、一夫一妻制度になったのです。妾制度がなくなった今、「男系天皇」にこだわることは無理である。また、男系、女系にこだわる意味が、私にはわからない。
ただ、大正天皇は、とにかく、体が弱く、「生来多病」と書かれている。歩行にも障害があり、議会にも出席できないことがあったと言う。
昭和天皇や平成天皇は、健康で長生きをしてきたが、だれもがそうはいかない場合があるということです。天皇だって人間だもの。だから、大正は15年で終わってしまった。
今、マスコミの報道で気になっているのは、「神武天皇をはじめと言われる」という形容詞が、時々、聞こえてくることである。
この笠原英彦氏の本によると、第1代神武天皇から第14代仲哀天皇までは、神話時代の天皇として扱っていることである。
つまり、神武、綏靖、安寧、懿德、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化、崇神、垂仁、景行、成務、仲哀までは、神話時代としていることである。
人間誰だって、万世一系なのだ。私だって、せいぜい、3世代前までしか、さかのぼれないけど、万世一系なのだ。途中で、犬や猫の系統は入っていない。このことが忘れられていることが、気になって仕方ない。
第15代の応神天皇や第16代の仁徳天皇は、大きな天皇陵があることからも、その存在は実証されている。
私が気になっていた、源平の合戦で、瀬戸内海の壇ノ浦で水没した安徳天皇は、1178年生まれ、1185年没となっている。在位は、1180年~1185年である。
第123代の大正天皇は、明治天皇の第3皇子として生まれ、母は権典侍・柳原愛子。つまり、明治天皇の正妻の子ではなかったのです。昭和天皇以後、一夫一妻制度になったのです。妾制度がなくなった今、「男系天皇」にこだわることは無理である。また、男系、女系にこだわる意味が、私にはわからない。
ただ、大正天皇は、とにかく、体が弱く、「生来多病」と書かれている。歩行にも障害があり、議会にも出席できないことがあったと言う。
昭和天皇や平成天皇は、健康で長生きをしてきたが、だれもがそうはいかない場合があるということです。天皇だって人間だもの。だから、大正は15年で終わってしまった。