菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

笠原英彦著「歴代天皇総覧」を読む

2019年04月30日 13時07分58秒 | 日々の雑感
 平成も今日で終わるとあって、笠間図書館で借りてきた笠原英彦著「歴代天皇総覧」中公新書を読んだ。
 今、マスコミの報道で気になっているのは、「神武天皇をはじめと言われる」という形容詞が、時々、聞こえてくることである。
 この笠原英彦氏の本によると、第1代神武天皇から第14代仲哀天皇までは、神話時代の天皇として扱っていることである。
 つまり、神武、綏靖、安寧、懿德、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化、崇神、垂仁、景行、成務、仲哀までは、神話時代としていることである。
 
 人間誰だって、万世一系なのだ。私だって、せいぜい、3世代前までしか、さかのぼれないけど、万世一系なのだ。途中で、犬や猫の系統は入っていない。このことが忘れられていることが、気になって仕方ない。

 第15代の応神天皇や第16代の仁徳天皇は、大きな天皇陵があることからも、その存在は実証されている。

 私が気になっていた、源平の合戦で、瀬戸内海の壇ノ浦で水没した安徳天皇は、1178年生まれ、1185年没となっている。在位は、1180年~1185年である。

 第123代の大正天皇は、明治天皇の第3皇子として生まれ、母は権典侍・柳原愛子。つまり、明治天皇の正妻の子ではなかったのです。昭和天皇以後、一夫一妻制度になったのです。妾制度がなくなった今、「男系天皇」にこだわることは無理である。また、男系、女系にこだわる意味が、私にはわからない。
 ただ、大正天皇は、とにかく、体が弱く、「生来多病」と書かれている。歩行にも障害があり、議会にも出席できないことがあったと言う。
 昭和天皇や平成天皇は、健康で長生きをしてきたが、だれもがそうはいかない場合があるということです。天皇だって人間だもの。だから、大正は15年で終わってしまった。 


 

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日本共産党の演説会が5月25日、水戸で開かれます

2019年04月30日 10時16分00秒 | 地方政治
 いよいよ参議院選挙が近づいてきました。

 

 日本共産党演説会
 
5月25日(土) 午後1時会場 2時開会
水戸市「駿優教育会館大ホール

(ここは駐車場が少ないですから、電車で行くのが便利です。)

 弁士 藤野やすふみ 衆議院議員 
 テレビにはでたことが少ないので、知らない方が多いかもしれませんが、小池晃書記局長のもとで、政策副委員長をやっている政策通です。特に、原発エネルギー問題対策委員会責任者をやっています。



 弁士 梅村さえこ参院比例代表予定候補



 
 弁士 大内くみ子参院茨城選挙区予定候補





 

 

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「確信犯」という言葉

2019年04月30日 09時36分25秒 | 日々の雑感
 しんぶん赤旗には、毎週、「校閲の目」という欄があり、河邑哲也氏が、言葉の正確な意味について、書いていて勉強になります。
 4月27日には、確信犯について書いていますので、紹介します。

 「暴言で辞任したあの大臣は確信犯だ」
 この場合、「悪いと分かっていいながら、わざと行なったのか」
 「政治的確信に基づいた行動」か、どちらが正しいのでしょうか。

 「確信犯」の本来の意味は、「道徳的・宗教的または政治的確信に基づいておこなわれる犯罪}(広辞苑)のことで思想犯や政治犯を指しました。

 ところが、多くの人は「悪いとわかっていながら、わざと行なった」という意味で捉えています。2002年度の国語に関する世論調査(文化庁)では6割弱の人が本来と違う意味で理解していました。15年度では7割に広がりました。

 この使い方はを岩波国語辞典では「全くの誤用」としていますが、大辞泉は「もともと誤用されていたが」多く使われている。大辞林は「ある行為が問題を引き起こすことをあらかじめわかっていながら、そのようにする人」と辞書の記述も変わってきました。

 大震災が「東北でよかった」、「原発事故の被災自治体に、「最後は金目でしょ」、憲法改正は「ナチスに学んだらどうか」や「セクハラ罪という罪はない」「復興より議員」などの暴言は、普段から思っていた政治信条が口からでたまさに「確信犯」です。
 うそとまやかしの安倍晋三首相が居座る限り、後を絶たないでしょう。

 
 私にも、言葉の問題では、思い違いをしていた苦い経験があります。
 私は、「情けは人の為ならず」という言葉を勘違いしていたのです。
 「変に、人に情けをかけると、人を甘やかすためになるから、ダメになるから、情けをかけてはいけない」と言って、生徒に話していたのです。
 このころは、「生徒に厳しく接しろ」の時代でした。

 ところが、仮説実験授業を知ってからは、生徒さんには、丁寧に、人格を尊重して接しろに変わりました。「情けは人の為ならず」は、「情けを人にかけておくと、巡り巡って自分に返ってくるから、人に親切にしろ」という、本来の意味に使うようになったのです。



 

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「憲法フェスティバル2019」に参加しませんか

2019年04月29日 21時00分54秒 | 社会・経済
 5月3日は憲法記念日です。安部首相は憲法9条を改憲をもくろんでいますが、そうはいきません。
 憲法9条を守ろうとという人たちは、毎年、千波湖前のハナミズキ広場に集まって、「憲法フェスティバル2019」をひらいています。


 5月3日 憲法記念日 10時半から15時半まで
 水戸市千波公園 ハナミズキ広場

 主な催し
  記念講演 リラン・バクレー監督
 ステージ
  水戸工業高校ジャズバンド
  BLUE BEGINNERS
  水戸藩AOSAKI連
  などなど
 広場企画で1日楽しく遊べます


 
 

  

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参議院選挙向け、初夏のキャラバン開始で、11カ所演説

2019年04月28日 17時33分24秒 | 議員活動
 
 

 まだ完全には統一地方選挙の疲れが抜けきらないが、さぼってばかりはいられない。原稿も作り上げたので、今日は午後2時半から、家を出た。まずは、「隗から始めよ」といことで地元・鍬田からはじめました。鍬田は、人口減少の激しい桜川市で、人口が増えているところです。以前は9カ所くらいで回れたのですが、今回は11カ所となりました。
 地元は、顔見知りの人は、みな手を振ってくださいますから。やはりいいですね。疲れましたが、気分は爽快です。

参考になる方もいるかと思い、演説原稿も掲載します。

2019年5月 初夏のキャラバン      4月28日作成 28日夜改訂 

ご町内のみなさん、こんにちは。日本共産党の市会議員・菊池のぶひろです。統一地方選挙も終わり、いよいよ7月の参議院選挙が始まります。茨城県では、定数2に、3人が立候補表明をしております。

日本共産党では大内くみ子さんを擁立します。大内くみ子さんは、水戸市議20年、県議20年、40年間議員一筋で頑張ってきた、ためされ済みの政治家です。みなさんの大きなご支援、まずもって大内くみ子さんおねがいする次第です。

まず、はじめに3月議会の報告をいたします。1つは、国民健康保険税の引き下げです。今年度は、国保事業の県への納付金が、大幅に減額されます。1億9千万円減額されます。さらに、国保加入者の多くが後期高齢者医療制度へ移動しています。また、非正規労働者も、国保ではなく、社会保険の加入者がふえております。この3つの改善で、国保税の引下げは可能になりました。また、お隣の笠間市では、国保料の引き下げを実施しています。しかし、市の答弁は、「単に納付額が減額されても、引き下げは出来ません」という、冷たいものでした。私は、今後も高すぎる国保税の引き下げに取り組んでまいります。 

もう1つは学校統廃合の問題です。桜川市の市の人口減少がおそろしいほどのスピードすすんでいます。昨年度生まれた赤ちゃんは、前の年の198人からさらに減って174人になっています。今、市は、第2次統廃合計画をつくり市民のみなさんからパブリックコメントという意見という形で、募集しています。今の計画案は、岩瀬地区では、猿田小学校は羽黒小学校に先行統合し、さらには5年後には岩瀬小学校と羽黒小学校の2つにするというものです。みなさんのいろいろな声を、パブリックコメントという形でう市に届けてくださるようお願いします。

さらに、県内の課題は、東海第二原発の危険性です。東海第二原発は、運転開始から40年を超えた、古くなった原発です。廃止、廃炉にするのが当然です。燃えやすいケーブルが1500キロメートルもあります。津波防ぐ防波堤もできていません。また、ここ桜川市は、那珂市民の避難先に指定されています。県がつくった計画には、わずか、畳1畳の場所に、1ヶ月間避難生活をしてもらうというものです。まったく、めちゃくちゃな避難計画です。県民の7割近い方が東海第二原発の再稼働には反対しています。東海第二原発は、茨城県民の責任で、廃止、廃炉にしていこうではありませんか。

今年の参議院選挙の争点は、たくさんありすぎて語りきれません。政府統計の不正、消費税10%増税、憲法9条改憲、大幅な軍事費の拡大、沖縄辺野古基地建設、千島列島を含む北方領土の返還。これらのどの問題をとっても、安部首相は、まともな答弁ができない状況です。こんな安倍政権とは、今度こそ、さよならしようではありませんか。

予算案審議の前提になっている政府統計に不正があったという問題は、政治の根幹を揺るがす事態です。こんな安倍政権には一刻も早く退場していただこうではありませか。また安部首相は、今年秋の消費税10%増税を明言しています。なんとか反対の声を抑えようと、いろいろな軽減対策を打ち出しています。しかし、国民の声は、軽減対策はいらない。消費税10%増税、そのものをやめること求めています。これが、国民の声ではないでしょうか。大企業への優遇税制、大金持ちへの優遇税制をやめるだけで、消費税の10%増税は必要ありません。また、安倍政権は、憲法9条改憲と共に、アメリカ・トランプ大統領の言いなりに2兆円もの軍事兵器購入計画をしています。

7月の参議院選挙では、「憲法9条守れの声」、「消費税10%増税反対の声」、みなさんで、示していこうではありませんか。そして今度こそ、安倍政治にさよならする選挙にしていこうではありません。7月参議院選挙では大内くみ子さんよろしくお願いして、この場を借り手の訴え終わりにさせていただきます。       


 
 


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