今日の東京新聞トップ記事は、「マイナカード返納続々」です。私は、マイナカードはまだ作っていませんが、「返納方法があったとは!」。記事を紹介します。
「管理ずさん」政府に不信感
マイナカード返納続々
マイナンバーカードのトラブルが相次いで発覚する中、カードを返納する人が増えている。交流サイト(SNS)では、「返納運動」が盛り上がる。政府はカードを「デジタル社会のパスポート」と位置付けるものの、個人情報の流失などを防ぐことができない政府への不信感が、返納に結びついている形だ。
(嶋村光希子、山口登史)
いろいろな個人情報が次々とひも付けられて、国に全て把握されるようでおかしいと思った」
6月下旬にマイナカードを返納した千葉県佐倉市の女性(74)は語る。市役所に返納した返納理由には「個人情報の管理がずさん、情報漏えいの危険が大きい。今までほとんど使用したことがない」などと書いた。
カードは身分証明証として使えるが、運転免許証や健康保険証で代用でき、高齢の母親とともに返納することにした。「今はすっきりした気持ち。トラブルが続いても政府は責任を取らず、庶民の気持ちを無視している」と憤る。
所有者希望で失効「42万枚」
総務省の担当者は3月29日の参院地方創生・デジタル特別委員会で、返納を含め所有者の希望で失効したマイナカードの枚数を約42万枚(3月3日時点)と答えた。直近の返納数については「把握していない」と説明する。
ただ、6月中旬ころから連日、ツイッター上で投稿数が多い言葉として「マイナンバーカード返上運動」が上位に入る。5月以降に発覚した相次ぐトラブルが影響しており、政府関係者は「直近の返納数は増えている」と見る。
返納は住民票がある自治体で受け付け、規定の書類に住所や氏名、返納理由などを記入して、カードとともに提出する。返納しても改めて取得することができる。
松本剛明総務省は6月27日の閣議後会見で、カードの返納者について「返納は本人の意思によって可能なので、コメントしない」と述べた。
「管理ずさん」政府に不信感
マイナカード返納続々
マイナンバーカードのトラブルが相次いで発覚する中、カードを返納する人が増えている。交流サイト(SNS)では、「返納運動」が盛り上がる。政府はカードを「デジタル社会のパスポート」と位置付けるものの、個人情報の流失などを防ぐことができない政府への不信感が、返納に結びついている形だ。
(嶋村光希子、山口登史)
いろいろな個人情報が次々とひも付けられて、国に全て把握されるようでおかしいと思った」
6月下旬にマイナカードを返納した千葉県佐倉市の女性(74)は語る。市役所に返納した返納理由には「個人情報の管理がずさん、情報漏えいの危険が大きい。今までほとんど使用したことがない」などと書いた。
カードは身分証明証として使えるが、運転免許証や健康保険証で代用でき、高齢の母親とともに返納することにした。「今はすっきりした気持ち。トラブルが続いても政府は責任を取らず、庶民の気持ちを無視している」と憤る。
所有者希望で失効「42万枚」
総務省の担当者は3月29日の参院地方創生・デジタル特別委員会で、返納を含め所有者の希望で失効したマイナカードの枚数を約42万枚(3月3日時点)と答えた。直近の返納数については「把握していない」と説明する。
ただ、6月中旬ころから連日、ツイッター上で投稿数が多い言葉として「マイナンバーカード返上運動」が上位に入る。5月以降に発覚した相次ぐトラブルが影響しており、政府関係者は「直近の返納数は増えている」と見る。
返納は住民票がある自治体で受け付け、規定の書類に住所や氏名、返納理由などを記入して、カードとともに提出する。返納しても改めて取得することができる。
松本剛明総務省は6月27日の閣議後会見で、カードの返納者について「返納は本人の意思によって可能なので、コメントしない」と述べた。