菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

安倍首相辞任表明後、初の街頭演説

2020年08月31日 17時25分04秒 | 議員活動
 安倍首相が辞任を表明してから、テレビは、後継者争いばかりに焦点をあてて報道している。 安倍首相が辞任を表明してから、自民党政権の支持率は、一気にあがったという。肝心の野党の体制が整っていないからだ。


 
 しかし、共産党は、体制は整っている。その姿勢を見せるためにも、街頭演説をすることが一番いい。昨日は、「熱中症アラート」が発令中とあってできなかったが、今日は。天気予報以上に涼しくなった。
 そこで、昨晩つくっておいた原稿で、勇んで街頭演説に臨んだ。岩瀬駅前からはじめました。ところが、どうも口が上手く回らない。5回やったが、疲れて疲れて、家に帰り、原稿を見なおした。
 いつも原稿をつくるときは、しんぶん赤旗に載っている「志位委員長の話し言葉」を参考にしている。今回は、その具体例が載っていない。そこで、しんぶん赤旗に載っている「論文」を、口語調に直して書いてみた。どうしても説明調になり、センテンスが長くなり、街頭演説には、なじまない。
 そこでは長谷川食堂で「冷やし中華」を食べたあと、昼休みに原稿にかなり手を入れた。
 午後3時をすぎ、出発した。東区から続きをはじめた。午前中より、話しやすくなったが、まだなんとなくしっくりこない。でも途中で帰るわけにもいかず、西区まで7カ所やて終わりにしました。
 家について、3回目の原稿の手直しをしました。これならいいだろうと思い、紹介します。
明日からは、この原稿で演説する予定です。

「安倍首相辞意表明」に対する街頭演説原稿  2020年8月30日作成 31日3訂
● みなさん、こんにちは。日本共産党の市会議員・菊池のぶひろです。
 8月28日突如、安倍首相が持病の悪化を理由に辞任を表明しました。突然の辞任表明に驚きの声が日本中に広がっています。治療に専念し、健康を回復されることを願います。安倍首相は、持病の再発を退陣の理由に挙げていますが、退陣の根底には、「安倍政治」があらゆる分野で行き詰まり、政権運営そのものが立ち行かなくなった実態があります。ところが安倍首相は辞任会見でも、その路線への反省を最後まで示しませんでした。

●一つ目は、暮らしの問題です。安倍首相は、自分の経済政策「アベノミクスの成果」を誇って見せました。本当にそうでしょうか。その実態は、異次元の金融緩和で円安を加速させ、株高を演出しただけです。その一方で、非正規雇用や不安定な働き方を増やしたに過ぎません。しかも、安倍政権のもとで2回も消費税率の引き上げをました。その結果、個人消費を冷え込ませ、実態経済を痛め続けました。

 こうしたアベノミクスや新自由主義的政策のつけが、今年のコロナウイルスの感染拡大で一気に露呈してしまいました。保健所や医療機関が疲弊しています。また、中小企業や労働者は苦境に立たされています。文字通り“生きるか死ぬか”の瀬戸際にあえいでいます。ところが、安倍首相は辞任会見でも「死者、重症者の数も諸外国と比べ低く抑えることができた」と、政府のコロナ対策をアピールするばかりです。

●二つ目は、憲法と平和の問題です。安倍首相が「執念を燃やしてきた9条改憲」は、国民世論や野党の反対で一歩も進みませんでした。安倍首相は会見でその事実を認めています。そして、悔しさをにじませながらも、「新たな体制のもとで改憲を進めて行く」と改憲路線の継承を呼びかけています。その上、こともあろうに、安倍首相は9条破壊の安保法制=戦争法の制定を「安倍政権のレガシー(遺産)」、「安倍政権の遺産」と誇示しているのです。これからも、憲法9条をめぐるたたかいは続きます。あの無謀な15年戦争の反省から生まれた、平和憲法、憲法9条を何としても守っていこうではありませんか。

●三つ目は、国政私物化の問題です。安倍首相は、“お友達”や側近を重用してきました。その結果、官邸が人事権を握って、「官僚の忖度」を生み出してきました。これが、国民の政治不信を高めました。しかも、安倍首相は会見で、「政権を私物化したつもりは全くない」と強弁しています。「公文書管理は安倍政権において、さらなるルールで徹底している」と言い逃れるばかりです。公文書改ざん・隠蔽で、官僚が無理な答弁を重ねてきた「国会私物化」。これについては、安倍首相は何の説明責任も果たしていません。

●安倍内閣の支持率は軒並み下落し続け、8月の世論調査では34%と、内閣発足以来、最低水準にまで落ち込みました。自民党は、いま、後継者選びに必死です。しかし、民意に背く「安倍政治」そのものを転換させないかぎり、政治の行き詰まりは解決できません。
横暴な安倍政権とのたたかいの中で、市民と野党の共闘が戦後初めて、始まりました。特にこの5年間は、野党共闘が生まれ、2016年参議院選挙、17年の総選挙、19年の参議院選挙と野党共闘でたたかってきました。日本共産党は、この流れを新しい局面でさらに大きく発展させていきます。

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬田区長・榎戸己智隆さんが、茨城新聞に写真が・・・・

2020年08月31日 05時49分42秒 | 桜川市
 今日の茨城新聞をみて、知った顔が大きくでている。それは、犬田区長の榎戸己智隆さんである。もちろん、いいことで載っているのです。
 犬田区道路ボランティア協会(榎戸己智隆代表)が、道路美化・清掃活動に貢献した団体を表彰する道路里親団体県知事表彰式で表彰状を受け取っている写真です。
 
 記事によると、同協力会は2016年に道路里親団体に認定。活動区間は犬田地区内の県道つくばー益子線2キロと県道桜川・土浦・潮来自転車道線(つくば霞ヶ浦りんりんロード)2・5キロの両区間で、会員198人が清掃や除草、花壇の手入れなどに取り組んでいる。
 伝達式で田中所長(筑西土木事務所)は、「観光客も訪れる自転車道線の清掃、美化活動は桜川市、茨城県のイメージアップにつながっている。感謝したい」とあいさつ。
 同会の榎戸代表「子どもたちが地元に誇りを持てるよう地域全体で美化・清掃活動に取り組んでいきたい」と話した。
 この記事は、岡部知江記者が書いています。

 実は、これより10日くらい前だと記憶しているのですが、やはり岡部記者の記事で、榎戸氏を真ん中にした犬田バイパスでのボランティア協力会の「現地写真」が掲載されたのです。
 その写真は、マスクをしていないもので、榎戸氏をはじめ、みんさんな笑顔で写っています。
この写真が載った翌日、同じ場所で榎戸さんとあった私は、車を止めて挨拶してきました。

 キクチ
 「いや~、こんにちは。昨日の茨城新聞の写真見ましたよ。あんな、榎戸さんの笑った顔、はじめて見ましたよ。いい顔ですね」
 エノキド
 「みんなにそう言われているんだよ」
 
 榎戸さんとは、よく話をしています。榎戸さんは、私が真壁高校に赴任したとき(昭和44年4月)の3月に、真壁高校を卒業していますから、「出ると入る」ですれ違いです。ですから、真壁高校の話をすると、私が新任時代、お世話になった先生方の名前が、どんどん出てくるのです。

 今年の新年の集いでは、こんな話をしました。
 エノキド
 「キクチさん。鍬田では、区の新年会は何時間くらいかけているのかい?」
 キクチ
 「総会の議事は、30分がやっとですね。あとは、議員だから、いろいろ話をしろということで、なんとか私が30分くらい話して、全体としては1時間以内で終わりますね」
 エノキド
 「それは民主的とは言えないね。犬田は3時間もやっているよ」
 キクチ
 「え!そんなに長くやっているのですか。それはすごいですね」

 ちなみに、私は住所は「犬田1210-7」となっていますが、行政区は「鍬田」になっています。
 いま、桜川市は区長さんのなり手が少なくて、どこの行政区でも困っているようですが、犬田区は「立候補制の選挙」と聞いています。



 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

責任とって辞めてくれ-前川喜平氏

2020年08月30日 07時45分17秒 | 国政
 今日の東京新聞・本音のコラム欄は、前川喜平氏が「責任とって辞めてくれ」との題で書いている。私の言いたいことを、いや、もっと深い言葉で書いているので、紹介したい。

 責任とって辞めてくれ 
 前川喜平


 僕がツイッターをはじめたのは、第二次安倍政権発足の時だ。文部官僚として生きづらい時代を覚悟した僕は、本当の思いを吐き出す場がほしかった。名前は「右傾化を深く憂慮する一市民」
 政権が真っ先に行なった朝鮮高校の無償化からの排除には深く落胆した。安全保障法制は明らかに違憲立法だ。僕は我慢ならず、国会正門前のデモに参加した。

 加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来許可できない獣医学部が認可された。森友問題では、国有地の不当な安価での払い下げに関する決算文書が改ざんされ、そのために赤城俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。

 安倍氏がやると言ってやらなかったことは、拉致問題や北方問題だけではない。希望出生率1・8、女性管理理職3割、国内総生産(GDP)600兆円など。コロナ禍でも株価は下がらない。アベノミクスの破たんは明らかだ。噓を噓で固めた国会答弁。プロンプターを読むだけの記者会見。辞めるなら説明してから辞めてくれ。辞めるなら責任とって辞めてくれ。

 安倍氏が辞めても、専制的で欺瞞的な無責任な政権体質は、負のレガシーとして残るだろ。このままでは「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。
(現代教育行政研究会代表)



 

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相の辞意表明に触れて⑧改憲固執独善的でした

2020年08月29日 11時37分36秒 | 国政
 改憲固執独善的でした

 文筆家の師岡カリーマさんは改憲に固執する安倍首相の政治姿勢が受け入れられなかった。「再選時から『困難な挑戦だから必ずや成し遂げる』と繰り返した。首相は何が何でも改憲に突き進むと、十字軍のような独善を感じ、国民に宗教戦争を挑んでいるように思えた」
 フランスにはフランス革命で掲げた自由、平等、友愛という国是があり、イギリスには古くから議会制民主主義を発展させてきた歴史がある。「日本が誇れるのは平和憲法しかない。周辺地域情勢を理由にして改憲すれば日本の敗北宣言。日本に戦争を仕掛けても損をするだけだと、世界に思わせ、どんなにずるいとなじなれても戦わない。そんな日本式ともいうべき高度な外交を追及し、不戦の道を発展させるべきです。」

 その上で、カリーマさんはこう語った。「安倍政権は問題は大きかったが、その政権を選んだ責任は国民にある。そのことを国民はもう一度自覚しなくてはならないと思う」

 注)
 本来なら、安倍首相退陣の報に接し、すぐにでも、街頭演説にでかけなければならない緊急事態です。
 しかし、天気予報は、「熱中症アラート」を出しています。あと1年で75歳になる私が倒れても様になりません。
 そこで、今日は、私が愛読する「しんぶん赤旗の志位委員長記事」と東京新聞・本音の「コラム欄」の7人のコラムニストたちの記事を書かせていただきました。
じっくりお読み下さい。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相辞意表明に触れて⑦事件と辞任気になります

2020年08月29日 11時19分53秒 | 国政
 事件と辞任気になります

 青山学院大学名誉教授の三木義一さんは「健康回復を心から願う」とし、「第二次安倍内閣が発足した当初から健康不安があり、短期政権説もあった。それが連続在職日数の最長記録を更新したことは、相当の努力があったものと思われる」と語る。ただその努力は権力維持にも費やされ、数々の疑惑を生み出した。「疑惑を解明させないため、さまざまな不当不正な手段が用いられた。国会軽視とともに、忖度官僚を跋扈させてきたことは、日本社会に深い傷を残した」

 気になるのは、河井克行・案里夫妻との関係という。「夫妻が配ったとされるお金の出所に首相が関与していれば、事件は別の側面も持ってくる。立花隆氏の著書によれば、安倍氏の祖父の岸信介氏は、ロッキード事件で検察との話し合いで政界を引退したと言われている。辞任の背景にはこうした事情が絡んでいなければよいが」

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする