安倍首相が辞任を表明してから、テレビは、後継者争いばかりに焦点をあてて報道している。 安倍首相が辞任を表明してから、自民党政権の支持率は、一気にあがったという。肝心の野党の体制が整っていないからだ。
しかし、共産党は、体制は整っている。その姿勢を見せるためにも、街頭演説をすることが一番いい。昨日は、「熱中症アラート」が発令中とあってできなかったが、今日は。天気予報以上に涼しくなった。
そこで、昨晩つくっておいた原稿で、勇んで街頭演説に臨んだ。岩瀬駅前からはじめました。ところが、どうも口が上手く回らない。5回やったが、疲れて疲れて、家に帰り、原稿を見なおした。
いつも原稿をつくるときは、しんぶん赤旗に載っている「志位委員長の話し言葉」を参考にしている。今回は、その具体例が載っていない。そこで、しんぶん赤旗に載っている「論文」を、口語調に直して書いてみた。どうしても説明調になり、センテンスが長くなり、街頭演説には、なじまない。
そこでは長谷川食堂で「冷やし中華」を食べたあと、昼休みに原稿にかなり手を入れた。
午後3時をすぎ、出発した。東区から続きをはじめた。午前中より、話しやすくなったが、まだなんとなくしっくりこない。でも途中で帰るわけにもいかず、西区まで7カ所やて終わりにしました。
家について、3回目の原稿の手直しをしました。これならいいだろうと思い、紹介します。
明日からは、この原稿で演説する予定です。
「安倍首相辞意表明」に対する街頭演説原稿 2020年8月30日作成 31日3訂
● みなさん、こんにちは。日本共産党の市会議員・菊池のぶひろです。
8月28日突如、安倍首相が持病の悪化を理由に辞任を表明しました。突然の辞任表明に驚きの声が日本中に広がっています。治療に専念し、健康を回復されることを願います。安倍首相は、持病の再発を退陣の理由に挙げていますが、退陣の根底には、「安倍政治」があらゆる分野で行き詰まり、政権運営そのものが立ち行かなくなった実態があります。ところが安倍首相は辞任会見でも、その路線への反省を最後まで示しませんでした。
●一つ目は、暮らしの問題です。安倍首相は、自分の経済政策「アベノミクスの成果」を誇って見せました。本当にそうでしょうか。その実態は、異次元の金融緩和で円安を加速させ、株高を演出しただけです。その一方で、非正規雇用や不安定な働き方を増やしたに過ぎません。しかも、安倍政権のもとで2回も消費税率の引き上げをました。その結果、個人消費を冷え込ませ、実態経済を痛め続けました。
こうしたアベノミクスや新自由主義的政策のつけが、今年のコロナウイルスの感染拡大で一気に露呈してしまいました。保健所や医療機関が疲弊しています。また、中小企業や労働者は苦境に立たされています。文字通り“生きるか死ぬか”の瀬戸際にあえいでいます。ところが、安倍首相は辞任会見でも「死者、重症者の数も諸外国と比べ低く抑えることができた」と、政府のコロナ対策をアピールするばかりです。
●二つ目は、憲法と平和の問題です。安倍首相が「執念を燃やしてきた9条改憲」は、国民世論や野党の反対で一歩も進みませんでした。安倍首相は会見でその事実を認めています。そして、悔しさをにじませながらも、「新たな体制のもとで改憲を進めて行く」と改憲路線の継承を呼びかけています。その上、こともあろうに、安倍首相は9条破壊の安保法制=戦争法の制定を「安倍政権のレガシー(遺産)」、「安倍政権の遺産」と誇示しているのです。これからも、憲法9条をめぐるたたかいは続きます。あの無謀な15年戦争の反省から生まれた、平和憲法、憲法9条を何としても守っていこうではありませんか。
●三つ目は、国政私物化の問題です。安倍首相は、“お友達”や側近を重用してきました。その結果、官邸が人事権を握って、「官僚の忖度」を生み出してきました。これが、国民の政治不信を高めました。しかも、安倍首相は会見で、「政権を私物化したつもりは全くない」と強弁しています。「公文書管理は安倍政権において、さらなるルールで徹底している」と言い逃れるばかりです。公文書改ざん・隠蔽で、官僚が無理な答弁を重ねてきた「国会私物化」。これについては、安倍首相は何の説明責任も果たしていません。
●安倍内閣の支持率は軒並み下落し続け、8月の世論調査では34%と、内閣発足以来、最低水準にまで落ち込みました。自民党は、いま、後継者選びに必死です。しかし、民意に背く「安倍政治」そのものを転換させないかぎり、政治の行き詰まりは解決できません。
横暴な安倍政権とのたたかいの中で、市民と野党の共闘が戦後初めて、始まりました。特にこの5年間は、野党共闘が生まれ、2016年参議院選挙、17年の総選挙、19年の参議院選挙と野党共闘でたたかってきました。日本共産党は、この流れを新しい局面でさらに大きく発展させていきます。
しかし、共産党は、体制は整っている。その姿勢を見せるためにも、街頭演説をすることが一番いい。昨日は、「熱中症アラート」が発令中とあってできなかったが、今日は。天気予報以上に涼しくなった。
そこで、昨晩つくっておいた原稿で、勇んで街頭演説に臨んだ。岩瀬駅前からはじめました。ところが、どうも口が上手く回らない。5回やったが、疲れて疲れて、家に帰り、原稿を見なおした。
いつも原稿をつくるときは、しんぶん赤旗に載っている「志位委員長の話し言葉」を参考にしている。今回は、その具体例が載っていない。そこで、しんぶん赤旗に載っている「論文」を、口語調に直して書いてみた。どうしても説明調になり、センテンスが長くなり、街頭演説には、なじまない。
そこでは長谷川食堂で「冷やし中華」を食べたあと、昼休みに原稿にかなり手を入れた。
午後3時をすぎ、出発した。東区から続きをはじめた。午前中より、話しやすくなったが、まだなんとなくしっくりこない。でも途中で帰るわけにもいかず、西区まで7カ所やて終わりにしました。
家について、3回目の原稿の手直しをしました。これならいいだろうと思い、紹介します。
明日からは、この原稿で演説する予定です。
「安倍首相辞意表明」に対する街頭演説原稿 2020年8月30日作成 31日3訂
● みなさん、こんにちは。日本共産党の市会議員・菊池のぶひろです。
8月28日突如、安倍首相が持病の悪化を理由に辞任を表明しました。突然の辞任表明に驚きの声が日本中に広がっています。治療に専念し、健康を回復されることを願います。安倍首相は、持病の再発を退陣の理由に挙げていますが、退陣の根底には、「安倍政治」があらゆる分野で行き詰まり、政権運営そのものが立ち行かなくなった実態があります。ところが安倍首相は辞任会見でも、その路線への反省を最後まで示しませんでした。
●一つ目は、暮らしの問題です。安倍首相は、自分の経済政策「アベノミクスの成果」を誇って見せました。本当にそうでしょうか。その実態は、異次元の金融緩和で円安を加速させ、株高を演出しただけです。その一方で、非正規雇用や不安定な働き方を増やしたに過ぎません。しかも、安倍政権のもとで2回も消費税率の引き上げをました。その結果、個人消費を冷え込ませ、実態経済を痛め続けました。
こうしたアベノミクスや新自由主義的政策のつけが、今年のコロナウイルスの感染拡大で一気に露呈してしまいました。保健所や医療機関が疲弊しています。また、中小企業や労働者は苦境に立たされています。文字通り“生きるか死ぬか”の瀬戸際にあえいでいます。ところが、安倍首相は辞任会見でも「死者、重症者の数も諸外国と比べ低く抑えることができた」と、政府のコロナ対策をアピールするばかりです。
●二つ目は、憲法と平和の問題です。安倍首相が「執念を燃やしてきた9条改憲」は、国民世論や野党の反対で一歩も進みませんでした。安倍首相は会見でその事実を認めています。そして、悔しさをにじませながらも、「新たな体制のもとで改憲を進めて行く」と改憲路線の継承を呼びかけています。その上、こともあろうに、安倍首相は9条破壊の安保法制=戦争法の制定を「安倍政権のレガシー(遺産)」、「安倍政権の遺産」と誇示しているのです。これからも、憲法9条をめぐるたたかいは続きます。あの無謀な15年戦争の反省から生まれた、平和憲法、憲法9条を何としても守っていこうではありませんか。
●三つ目は、国政私物化の問題です。安倍首相は、“お友達”や側近を重用してきました。その結果、官邸が人事権を握って、「官僚の忖度」を生み出してきました。これが、国民の政治不信を高めました。しかも、安倍首相は会見で、「政権を私物化したつもりは全くない」と強弁しています。「公文書管理は安倍政権において、さらなるルールで徹底している」と言い逃れるばかりです。公文書改ざん・隠蔽で、官僚が無理な答弁を重ねてきた「国会私物化」。これについては、安倍首相は何の説明責任も果たしていません。
●安倍内閣の支持率は軒並み下落し続け、8月の世論調査では34%と、内閣発足以来、最低水準にまで落ち込みました。自民党は、いま、後継者選びに必死です。しかし、民意に背く「安倍政治」そのものを転換させないかぎり、政治の行き詰まりは解決できません。
横暴な安倍政権とのたたかいの中で、市民と野党の共闘が戦後初めて、始まりました。特にこの5年間は、野党共闘が生まれ、2016年参議院選挙、17年の総選挙、19年の参議院選挙と野党共闘でたたかってきました。日本共産党は、この流れを新しい局面でさらに大きく発展させていきます。