昨日の夜から、「教室の亡霊」を読み始めた。この本は、2010年発行だから、当時、大分県で明らかになった教員採用試験を題材に、舞台を群馬県高崎市に置き換え、教員採用試験の裏側にひそむ不正を描いたものである。
前半部分は、昨晩読み始め、今日は、演説が終わってから続きを読み始めた。
年末・年始のテレビの特別番組が、あまり面白くない。特に、私は、NHKの紅白歌合戦は、知らない歌ばかりで聞く気がしない。むしろ知っている曲ばかりがでてくるテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」のほうがいい。この番組のメロディをバックに、「教室の亡霊」を読み進めた。
前半部分は、学級崩壊にいたる新米女性教師の不安やなんかと言いがかりをつけるモンスターペアレントの存在など、「そうだろうなあ」と思わせる筆致でよく表現してある。
巻末にある参考文献紹介する。
・「なぜ学級は崩壊するのか」教育史料出版会
・「悲鳴をあげる学校」小野田正利
・「教師の苦悩が癒やされる本」小島侑
・「学校の中の事件と犯罪」柿沼昌芳・永野恒雄
・「校長・教頭のための困った親」尾木直樹編
・「壁のない密室」石井竜生・井原まなみ
・「先生の集団逃亡がはじまった」石井竜生
・「学校のモンスター」諏訪哲二
これだけの参考文献で、教室の情景を生き生き描けるのは、やはり作家の力量とはすごいものだと感心させられた。
しかし、最後の犯人捜しには、がっかりさせられた。いくらなんでも、この結末では、納得できない。あまり複雑に作ってあるので、犯人なんてどうだっていいという気持ちになって、最後の10ページは読む気がしなくなった。
この作品が書かれた時代は、教員の採用試験の倍率は7~8倍といわれた。
時代が変わり、今は2~3倍となった。時代は変わった。
前半部分は、昨晩読み始め、今日は、演説が終わってから続きを読み始めた。
年末・年始のテレビの特別番組が、あまり面白くない。特に、私は、NHKの紅白歌合戦は、知らない歌ばかりで聞く気がしない。むしろ知っている曲ばかりがでてくるテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」のほうがいい。この番組のメロディをバックに、「教室の亡霊」を読み進めた。
前半部分は、学級崩壊にいたる新米女性教師の不安やなんかと言いがかりをつけるモンスターペアレントの存在など、「そうだろうなあ」と思わせる筆致でよく表現してある。
巻末にある参考文献紹介する。
・「なぜ学級は崩壊するのか」教育史料出版会
・「悲鳴をあげる学校」小野田正利
・「教師の苦悩が癒やされる本」小島侑
・「学校の中の事件と犯罪」柿沼昌芳・永野恒雄
・「校長・教頭のための困った親」尾木直樹編
・「壁のない密室」石井竜生・井原まなみ
・「先生の集団逃亡がはじまった」石井竜生
・「学校のモンスター」諏訪哲二
これだけの参考文献で、教室の情景を生き生き描けるのは、やはり作家の力量とはすごいものだと感心させられた。
しかし、最後の犯人捜しには、がっかりさせられた。いくらなんでも、この結末では、納得できない。あまり複雑に作ってあるので、犯人なんてどうだっていいという気持ちになって、最後の10ページは読む気がしなくなった。
この作品が書かれた時代は、教員の採用試験の倍率は7~8倍といわれた。
時代が変わり、今は2~3倍となった。時代は変わった。