菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「コロナ報道『赤旗』は非常に科学的」ー福島県相馬市のコロナウイルスワクチン接種メディカルセンター長・渋谷健司さん

2022年01月31日 18時29分55秒 | 地方政治
 今、しんぶん赤旗は、「赤旗」創刊94周年に寄せて、識者の声を載せている。昨日は、福島県相馬市のコロナウイルスワクチン接種メディカルセンター長・渋谷健司さんが、「コロナ報道は非常に科学的」と題した声が載っている。紹介したい。

「コロナ報道は非常に科学的」
福島県相馬市のコロナウイルス
ワクチン接種メディカルセンター長・渋谷健司さん

 この間のコロナ報道で、「赤旗」は非常に科学的で、最先端の内容を的確に伝えてきたと思います。
 記者クラブ制度の弊害もあると思われますが、政府分科会や厚労省の専門家の言ったことを垂れ流しにするメディアが多い中で、「赤旗」は、自分たちで反対意見も含めて様々な意見を精査して、原典にも当たり取材していく。外国のメディアでは当たり前だと思いますが、日本では残念ながらそういうところが少ない。その点でも「赤旗」は貴重だし、署名記事として責任を明確にしている。国民の命がの安全がかかる問題です。
 初期のPCR検査の抑制論は特にひどかった。”PCRの感度も低く、検査の拡大は害悪だ” ”検査で医療崩壊”とやったわけです。あれこそ「官製Iインフォデミック」=間違ったインフォメーション(情報)が爆発的に広がったものです。厚労省とその周りの専門家やメディアがこぞって反対キャンペーンをやって、医療者や専門家といわれる人たちまでが、PCR検査がゴールドスタンダードであることを知らないで国際的には全く通用しない非科学的なことをそのまま言い続けてきた。私たちもずいぶんたたかれ、感染対策に大きな混乱をもたらしました。検査試薬枯渇など、今も大きな影響をもたらしています。
 その中で、私たちの発言に注目を寄せ、PCR検査の本来の意義を踏まえ、無症状感染者の発見・保護という感染制御の根本を徹底的に論じたことは「赤旗」の重要な役割だったと思います。

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佐渡金山の世界遺産推薦についてー共産党・志位委員長の談話

2022年01月31日 08時21分16秒 | 日本共産党
 昨日は忙しくて、しんぶん赤旗をよく読む時間がなくて書けなかったが、「佐渡金山の世界遺産推薦について」、共産党・志位委員長が談話を出している。佐渡の相川町の町史も研究した内容でよく書いてある。談話というには、かなり専門的長いものであるが、紹介したい。

日本政府は、戦時の朝鮮人強制労働の事実を認めるべきである
ー佐渡金山の世界遺産推薦について

共産党・志位委員長の談話


 政府が「佐渡島の金山」(新潟県)を世界文化遺産と推薦する方針を決めたことについて、日本共産党の志位和夫委員長は29日、次の談話を発表しました。

一、岸田文雄首相は28日、「佐渡島の金山」(佐渡金山)を世界文化遺産として国連教育科学文化機構(ユネスコ)に推薦すると表明した。わが党は、佐渡金山は世界文化遺産として推薦に値するものだと考えるが、日本政府が登録推薦を行うならば、戦時中の朝鮮人強制労働の歴史を認める必要がある。

一、世界遺産とは「人類の知的・精神的連帯に寄与し、平和と人権を尊重する普遍的な精神つくる」というユネスコの理念に基づくもので、登録推薦物について調査・勧告を行う国際記念物遺跡会議(ICOMOS)は「より広い社会的・文化的・歴史的・自然的な文脈と背景に関連させなけれなならない(「文化遺産の解説及び展示に関するICOMOS憲章」との原則を示している。
 佐渡金山についても、戦国時代末から江戸時代にかけてだけでなく、明治以降、戦時の朝鮮人強制労働などを含む歴史全体が示されることが必要である。戦時中の歴史を「時代が違う。まったく別物」とする政府・自民党の中にある主張は、世界遺産の趣旨に反する。ユネスコやICOMOSが掲げる原則にふまえるならば、世界遺産の登録推薦にあたっては、負の歴史を含めて、歴史全体が含まれなければならない。

一、アジア・太平洋戦争の末期に、佐渡金山で当時日本の植民地支配の下にあった朝鮮人の強制労働が行われたことは、否定することができない歴史的事実である。新潟県が編纂した『新潟県史 通史編8 近代3』は、「朝鮮人を強制的に連行した事実」を指摘し、佐渡の旧相川町編纂した『相川の歴史 通史編 近・現代』は、金山での朝鮮人労働者らの状況を詳述したうえで、「佐渡金山の異常な朝鮮人連行は、戦時産金国策にはじまって、敗戦で要約終わるのである」とかいている。この歴史を無視することも許されない。

一、日本政府自身、長崎の端島(通称・軍艦島)を含む「明治日本の産業革命遺産」の世界産登録(2015年)の際、戦時の朝鮮人強制労働を含む「犠牲者を記憶にとどめる措置をとる」とユネスコ遺産委員会で表明している。にもかかわらず、日本政府は今もその国際約束の実行を怠っており、昨年の遺産委員会では、日本に対し「強い遺憾の意」を示し、犠牲者を記憶する適切な措置などを重ねて求める決定が採択されている。
 日本政府は、佐渡金山の世界文化遺産への登録推薦をするならば、これまでの態度をあらため、戦時の朝鮮人強制労働の事実を認め、自らの国際的約束を果たすべきである。

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真壁町五町内、田地区で20ヵ所街頭演説

2022年01月30日 20時48分15秒 | 議員活動
 昨日は、午後から寒くなったので、今日はカイロを背中につけて、10時過ぎ、家を出発した。



 昨日の続きということで、高上町の市営駐車場前から出発。高上町で2ヵ所、仲町で2ヵ所、新宿で1ヵ所、古城で1ヵ所、上宿で2ヵ所、下宿で2ヵ所、飯塚で3ヵ所と午前中だけで13ヵ所演説し、今日は山尾の「そば処にしむら」へ。にしむらのオヤジさんから、「もう選挙運動かい?」。私は「そうですよ」と答えて、「4年間の活動記録」を手渡しました。
 「にしむら」の北側は、上曽トンネルの入り口にあたります。工事もかなり進んでいたので、写真を撮ってきました。









午後は2時から、真壁町田の鍋屋にいき、旧真壁小学校を一周する形で7ヵ所演説し、計20ヵ所になったので、帰途につきました。
 20ヵ所の演説も、かなり疲れます。

 夕方、フジイ薬局に、血糖値の測定を兼ねて、糖尿病のクスリをもらいに出かけました。
 そこで聞いた話ですが、今日は、日曜のためもあり、無料のPCR検査を受けに来た人数は20人になったとのことでした。


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前川喜平氏が語る「瀨長亀次郎」

2022年01月30日 09時17分03秒 | 日々の雑感
 今日の東京新聞・本音のコラム欄は、前川喜平氏が、日本共産党の副委員長でもあった瀬長亀次郎について書いている。
 今年は、沖縄が日本に復帰してからちょうど50年になる。それまで、沖縄は米軍の基地の島であり、アメリカの「統治下」といってもいいほどであった。
 私は、笠間高校の修学旅行で沖縄の地を踏んだことがある。そこで、復帰以前の話を、タクシーの運転手から聞いたことがある。
 日本本土は、自動車は左側通行であったが、復帰以前は、沖縄はアメリカと同じ右側通行であった。復帰に伴って、左側通行に変えるときの混乱ぶりを、タクシーの運転手から生の声を聞いた。右側通行を左側通行に変えるとき、一番上手に「順応した」のは、運転の専門家ではなく、素人の人であった。タクシーやバスの運転手は、いつもの習慣が仇となり、多くの事故が発生したとの話を、直にきくことができた。
 当然、沖縄には日本共産党は存在しなかった。沖縄で共産党と同じ役割を果たしていたのは人民党という地域政党であった。その時の中心となっていた人が、瀬長亀次郎であった。沖縄復帰に伴って、人民党は日本共産党と合流しました。そして、瀬長亀次郎は、日本共産党の副委員長に選出されたのです。

 命どぅ宝
 劇団文化座の「命どぅ宝」は、1950年代から沖縄返還に至る時期の瀬長亀次郎と阿波根昌鴻の闘いをを描く芝居だ。
 瀬長は沖縄人民党を結成し52年の第一回立法議員選挙で当選。琉球政府創立式典では米国への宣誓を拒否する。米軍統治と真正面から批判した瀬長は投獄されるが、出獄後の56年には那覇市長に選ばれる。米国民政府は財政圧迫を加えるが、那覇市民は自主的な納税で市財政を支える。
高等弁務官は瀬長を公職から追放するが、復帰した瀬長は68年の選挙で再び立法院議員となる。踏みつけられても必ず立ち上がる不屈の人。「沖縄90万人人民が声をそろえて叫んだならば、太平洋の荒波を越えて、ワシントン政府を動かすことができます」と人々を鼓舞する。

 阿波根は伊江島でデンマーク式農民学校の建設を志すが、沖縄戦で一人息子を失う。敗戦後は「銃剣とブルトーザー」による米軍の土地強奪に非暴力で抵抗。田畑を奪われて飢えた阿波根らは、55年に「乞食行進」を始め、「乞食をするのは恥であるが、武力で土地を取り上げ乞食をさせるのはなお恥です」と訴える。それが沖縄のしまぐるみ闘争につながっていく。
 
 祖国復帰運動に立った瀬長と阿波根。だがこの50年、祖国は沖縄を裏切り続けた。見終わってこみ上げるのは怒りと悔しさだった。
(現代教育行政研究会代表)

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日本共産党への疑問 ズバリお答えします(3)天皇の制度

2022年01月29日 19時04分14秒 | 日本共産党
 天皇の制度
 現在も将来も
 「憲法」にもとづいて
 
現在は・・・
 与党になったら天皇制は廃止? そんなことは絶対にしません。私たちは綱領で、天皇の制度をふくめ「憲法の全条項を守る」と決めています。「(天皇は)国政に関する権能を有しない」(第4条)ー天皇の政治利用を許さないことをはじめ、憲法を厳格に守ります。

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「主権回復の日」記念式典への出席ー最悪の政治利用
かつて安倍政権は「愛国精神高揚」のため、戦後日本が「独立した日」を祝う式典への天皇出席を強行。同日を、米国に引き渡された「屈辱の日」とする沖縄県民の心を踏みにじりました。特定の立場を国民に押しつけるため「天皇」を利用することは憲法違反です。
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将来は・・・・
一人の個人が国を象徴する制度は、人間の平等とは両立しないー私たちはこう考えていますが、それを社会に押しつけることはしません。天皇の地位は「主権の存する国民の総意に基づく(第1条)。続けるか、なくすかは、あくまでも憲法にもとづいて国民の総意にゆだねる。われが私たちの方針です。

注)日本国憲法を英語にするとき、「天皇」をどう訳すかが、問題になったことがあります。天皇は、キング(王)ではなく、エンペラー(皇帝)ではないかとの意見もありました。私は「象徴」であるなら、シンボル(象徴)と訳すのが正しいと考えていますが、みなさんの意見はどうですか。ローマ字「TENNHO」と表す人もいます。

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