怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

豆乳メーカーを買った。

2011年03月24日 | ここの品々
去年の秋に友人宅の豆乳メーカーを見て豆乳メーカーがほしい、の記事を書いた。
ドイツ市場向けの製品は100ユーロ以上(約13000円)、日本市場の品も同額の上に電圧の違いの問題などがある。

また大豆の摂取が果たして身体にいいものかどうかの疑問も感じるようになりあの記事を書いてからしばらく購入意欲がなくなっていたものだ。

ところが、数週間前、見つけてしまった。
ときどき何気に在独中国人向けの食材、調理器具などの販売ホームページを見るのだが、
そこに以前はなかった豆乳メーカーが掲載されていた。

早速豆乳メーカーが欲しいの記事で紹介した丸々したお手手の彼女に確認してもらうと、自分の所有している品と同じ品であると言った!


早速注文。
ここでの購入価格は59.5ユーロ(約7000円程度か)中国での販売価格が約40ユーロだそうなので、プラス20ユーロでドイツで手に入るのは個人での輸送コスト、税関手続きを考えると格安のように思える。


中国国内市場向け製品であるから、当然さまざまな表示は中国語である。




右、メニュー表示である。左が乾燥大豆、その次が一晩水に浸した大豆、真ん中はちょっとわからない、あはは、次は緑豆で作る飲料だろうか、一番右は果汁を作ることができるらしい。
私が使うのはもっぱら二番目の水に浸した大豆を材料にした豆乳作り。
左のオレンジ色の文字部分を押してメニュー選択をし、右の開始ボタンを押す。


問題はその大きさ。三合炊きの日本製炊飯器と並べて置くとよくわかるが、でかい。付属品まで入れるとスペースを非常に使う。
小型化が得意な日本製品はきっとこれより小さいんだろうなぁ~。でも、変圧器設置のことを考えると必要な空間はたいして変わらなくなってしまう。
中国の一般家庭の台所は日本の平均より広いのだろうか。
義母は食料部屋が次第に私の物資で占領されていくのを苦々しく思っている。


電圧の問題はないが、プラグの形状が違うのでこのようにアダプターを使う。
この変換プラグは付属品として一緒に梱包されてきた。


左は作った後の大豆かす、つまりおから。右は出来上がった豆乳。
家族の誰も飲まないので、私が一人で摂取。一度に1リットル近くできるので、別容器に移して3~4日かけて私が飲むのだ。
もちろん、作りたての熱々のところが一番おいしい。大豆臭さは全くない。砂糖などを加えなくても充分に甘い。

冷蔵庫で見つけた品。大豆クリームだ。
義母は同居のストレスで乳糖不耐症になってしまい、乳糖除去製品や、こうした代替材料の製品を摂っている。
私の豆乳を牛乳代わりに使えばいいのにね~。なんだか意地でも嫁の低レベルな食文化を受け入れまいとやっているようで(実際はそうでなくても)ため息をつくわたし。

さて、おまけ写真。
今回購入した豆乳メーカーを製作している中国の会社「Midea」(美的)は様々な調理家電を出しているらしい。
ワンタンを茹でているところ。

所有者の中国人は帰省時に同社の電磁調理器を買ってきたらしい。また、ドイツでは見つけにくい鉄製鍋も。
鉄分不足だったのがこの鍋で料理するようになって解消したらしい。
この電磁調理器の表示、面白くて撮影した。爆炒なんだか、日本人にとってはダイレクトな表現でよろしい。