更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

今年初のオペラ 紅天女

2020年01月14日 | コンサート

 美内すずえの”ガラスの仮面”と云うコミックスが、長年の大ヒット作品であると言う事を、私は全く知りませんでした。作中劇の「紅天女」・オペラをBUNKAMURAオーチャードホ-ルで観ることが出来ました。

 

 観世流謡曲のような歌声?から始まるシーンに,先ず度肝を抜かれました。戸惑いましたが、時間を追うにつれて、舞台に引き込まれていきました。神や仏、人間を追求した重厚な内容が、舞台装置・照明効果で華やかに構成されていました。音楽もどちらかと云えば現代音楽のような印象を持ちました。日本語オペラだからできた細やかな演出のような気がします。

 ただ舞台両サイドの建築現場の足場のような鉄骨が、何を意味するのか 今も分からないままです。形而上世界を取り扱ったオペラもあるのでしょうが、余り記憶にありません。それだけに、新鮮な感じを受けました。

 4時間の上演は座りっぱなしで、腰にかなり負担がありました。夜は、オペラの個人レッスン指導を受けることになていました。時間に追われて大急ぎで帰宅。直ぐのレッスンに草臥れ過ぎて、高音が出ませんでした。

 

 前日、「先祖供養」の指導を受けたばかり。二日続きの精神世界の関わり。会場だった恵比寿にある知人の事務所は、鶴の額装が年明けに相応しく清冽でした。清らかな一年となることを願って。

 

 

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