多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

クローズドとオープン

2017-10-12 11:51:32 | 支援・制度
障害について、周囲にオープンにするのがいいのか、


クローズドにするのがいいのか、という 質問を


よく受ける。


それは その人それぞれだろうし、


オープンにすることで 得られるメリットデメリット両方があるし


クローズドにすることも 同じであるから どちらがいいとは 言えない。


わが家でも 長男は クローズドで 働いているし、


次男は オープンで 障害者枠で 働いている。


どちらも 自分で 選んだ事なので、別に 不満も不都合もないらしい。


あるのかもしれないが、もうどっちも 大人なので、


いちいち 親には言ってこない。


普通に暮らしたい、障害という枠で くくられたくない、という人は


そういう道を選べばいいし、障害者手帳を持ちつつ、


障害者枠で 働く 我が家の次男のような 道を選ぶ人も多くいる。


どんな道を選ぼうと 100%理想がかなう状況なんて


まずないだろうし、障害者枠であっても


試験や面接もあるし 仕事となれば 一定の要求を


会社から される。


自分の好きな時間に 好きなように働いて、収入もある程度は得たい、といっても


なかなか そういう職種には めぐり合えないだろう。


発達障害者や 精神障害者は 障害者枠での 採用が 少ないと


いう声を聞くが、発達障害だから 精神障害だからというよりも、


「企業が望む仕事をこなす」という レベルに達していなかったり、


企業への 「配慮」への期待が大きする場合もあるように思う。


ある程度 自分で 環境に合わせる努力も必要だし、


仕事のために「これだけは 配慮をお願いします」という


職場の責任者との すりあわせも必要だと 思う。


障害の無い人も、就職し 仕事を続けていくために


努力をしているのだが、それに気づかない人も多い。


「自分だけが 苦労している」「差別されている」というのが


事実なのか 会社の 望む人材に自分の力が及ばないのか、


客観的に 見てみることも必要だと思う。











自閉っ子のための道徳入門
クリエーター情報なし
花風社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月25日 愛知県春日井市 講演について

2017-10-12 11:14:11 | 講演
11月25日(土)愛知県 春日井市で 講演します。


この 講演は

平成29年度「特別支援教育支援員養成講座」の

公開講座になります。

公開講座は 一コマ 2500円の受講料が必要です。(学生2000円)




チラシの画像が 私ではうまく張り付けられないので、


詳細を こちらに 書きます。


会場 愛知県 春日井市 グリーンパレス春日井 第5会議室

日時 11月25日 (土)10:00から12:00


事前申し込み必要 

1 http://www.kids-color.info/ のHPの

「お問い合わせフォーム」から


2 FAX 0568-88-6873へ


必要事項


お名前 ご住所 電話番号 メールアドレス ご職業(所属)


申しこみ後 振込先・会場等の 詳細の案内が届きます。


当日は 私が 二人の発達凸凹の子どもと 家庭でどう向き合ってきたか、


その結果 子ども達が どう育ち、自立への道を歩みだしたのか、という


事を お話したいと 思います。


今の 状態や診断名だけで、そのお子さんの 将来を 勝手に


判断してしまわないこと。



周囲の様々な声に 振り回されずに


今何に取り組むのが 良いかという事を、


最終的には 親と子どもで 判断し、納得いく道を選ぶ事。


自立して 楽しい生活を 送っていける方が増える事を


願いつつ、その一端に成る事を願って


講演に臨むつもりです。


多くの方に出会えることを 楽しみにしています。



















発達障害、治るが勝ち! 自分の生き方を自分で決めたい人たちへ
クリエーター情報なし
花風社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名簿業者

2017-10-12 09:20:06 | 暮らし
選挙である。


あちこちから 電話や ハガキがくるが、


亡き 舅宛ての物が ほとんどである。


舅の知人は 舅がもう 亡くなった事を知っているので、


そうでない人が 電話や 文書を 送ってくるようだ。


舅の 勤務先では 毎年 分厚い 「職員名簿」を


送ってきていたので、どうも それが 流出しているようである。


詳しく見れば 舅の生年月日も 分るので、


健康で 選挙に行ける世代ではない事が 推測できるはずである。


昨日 届いた 知らない名前の人からのハガキには、



「お元気ですか?その後どうですか」などと 


書いてあった。


私は 舅の年賀状を 代筆していたので、


舅の 交友関係は 把握している。


名前も 住所も 覚えがない人である。


こういうのは 嫌だなあと 思うが


名簿業者なるものが 世間にはあるし、


そこで 個人情報を買ってまで 


ハガキを書き、 電話を かける人もいるんだなあと


毎日 思う次第である。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

求める愛と受けられる愛

2017-10-12 08:50:27 | 愛着障害
私は 母親との関係が 良くなかったので、


結婚して 親元を 離れた時は、何とも言えない解放感があった。


夫は 無口で 愛情表現も下手で、そもそも


お見合いして 会って3回目くらいで 


「結納の日取りは」というような 話になって


結婚式場を 決めて その後は


会うたびに 結婚式その他の 打ち合わせばかりだったので、


2人で 何かしたとか そういう思い出もあまりない。


私も 夫も 結婚は決めたものの、「結婚式」には


興味が なかったので、双方の両親と 仲人さんの話をふんふんと


聞くだけであった。


新婚旅行も お互い そんなに慣れてない間柄なので、


わいわい楽しむような旅行ではなく、


ただ一緒にいる、というような 感じだった。


タクシーの 運転手さんにまかせて 名所をまわり、


夫は 行く先々で あちこちにくばるお土産を


リストを見ながら 買っていた。


私は ここの名産は何だとか、


そういうことも知らない。実家に居る時は


親の 故郷に行くくらいで 旅行など経験がないので、


夫に くっついて いるだけである。


夫が あれこれ 買い物をし、支払いをしたところで、


お店の人が 「奥様の お好きなものを何か お選びになったら」と


夫に 声を掛けた。


夫も 何を選んだらいいかわからず、私も わからない。


お店の人が「これは いかがですか」と


ネックレスと イヤリングのセットを見せてくれ、


夫が「これにします」といい 私に 渡してくれた。


私は 宝飾品の類は あまり好きではなかったが、


夫が くれたものだし、と受け取った。2・3度使ったが


その後は 箪笥の中である。


ブランド品でもなく、それほど高価なものでもないが、


新婚旅行の 思い出の品である。


私が 母に 求めたものと、母が私に与えてくれたものも


同じように 差異があり、子ども時代の私は


満足できなかったけれど、


親と離れて 夫という 配偶者と暮らし、


夫との生活の中で 知らず知らず


今まで 得られなかったものを 与えられて、


変わっていけたように思う。


夫は 具体的に 何かをしてくれたわけではないし、


外的にみたら、私が 夫や その家族に


してきた事が 多かった。でも それ以上に


私は 夫から 有形無形に関わらず 大きなものを受け取ったと


感じているし、今 一緒に 暮らしていけることが ただうれしい。


夫には 理想の結婚ではなくて、愚妻との暮らしで


気の毒だと 思うけれど、いつか


夫から 「お前と暮らして 大変だったけど まあ それでも


これは よかったな」と 何か 一つでもいいから


ほめてもらえる日が来たらいいなあと 思う。


自分が 求めたものが すべて手に入る人生は どこにもないと


思うけれど、私は 夫という 伴侶に巡り合えたことが


一番 大きな幸せだし、人生の転機になったと


振り返って思う。



















チェア型収納BOX 2000 キティ (キティ 赤)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

双極性障害

2017-10-12 08:16:05 | 精神疾患
私が 「産後うつ」と 診断されたのは、


自閉っ子を産んで 一か月後の事。


私の 様子を見ていた 当時6歳の 長男が、


「お母さん なんか おかしい」と


周囲に告げ、産婦人科の一か月健診で


主治医にそう告げた所、


精神科に 回され そこで 「産後うつ」の


診断が おりました。


診察と 投薬をしつつ、その間隔は様々でしたが


寛解と 再発の繰り返しをしながら


過ごす事が 続き、


一番 大きな波が、2007年に やってきました。


しばらく 再発がなかったので、主治医は もうどこにいるのか


分らない状態で、他の病院に かかる事になりました。


介護と育児の 只中で、大きな波を コントロールするのは


大変でしたが、介護のサポートのために


わが家を 訪れていた ケアマネさんが、


私の 通院と 休息のために


同居の老人に 「デイサービス」の利用を 勧めてくれました。


皆 「家がいい」と 渋りましたが、


その老人たちが 信頼している ご近所の方や、


親戚の方が 説得をしてくれ、


週に2回だけ、デーサービスに 通ってくれることになりました。


私には他の 持病も 多数あったので、その通院の時間が


確保できることが ありがたく、通院の合間に


本を読んだり、ゆっくりコーヒーを飲んだり できる事が


うれしかったです。


しかし 家に戻れば 昼夜関係なく やる事があり、


主治医からは 入院を勧められましたが、老人と子どもを置いて


入院する事に 私自身抵抗がありましたので、通院治療をしながら


また 数年が過ぎました。


なかなか 家を空けられないので、


通販で買い物をするうちに、


日用品や 食品などを 大量に注文してしまい、


家中段ボールの山になったり、


通院のついでに立ち寄った 激安スーパーで


やすいものを買いこんでしまったりと いう事がありました。


金額的には さほどではないし 必要なものもあったのですが、


主治医は「買い方が 尋常ではないので、ちょっと


薬を変えてみようか」と いい、



そうしたエピソードが いくつか あったので、


「最初の診断が 産後うつだと 聞いて


うつの治療をしてきたけれど、


最近の 話を聞くと(双極性障害)の可能性もあるね」と


治療の 方法を変えてきました。


不眠だと 思っていたのが、双極性の「躁状態」の症状だったり、


ASDの「物へのこだわり」だと 思っていたのが


「躁状態」ゆえの 買いあさりも入っていた可能性が


あるとの事で、その治療に変えてから 数年経ちますが


今 様々な面で 落ち着きつつあります。


まだまだ 波がありますが、自分で 自分の様子を見極めつつ、


養生をしながら、毎日を 楽しく過ごしていきたいと思います。


リンクを貼ったのは 私は飲んだ事が無いお酒ですが、


そのお酒の 名前が入った トートバッグを 持っているからです。


「一刻者」とは 「頑固者」というような 意味だそうで、


私に合ってるなあと 思いながら 外出の時に 荷物を入れて


使っています。





 


全量芋焼酎「一刻者」 1.8L [鹿児島県]
クリエーター情報なし
宝酒造
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする