社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



香港で数十万人がデモ行進 「容疑者引き渡し」に反対



香港で「逃亡犯条例」改正案への抗議運動が続いています。

反対派と警官隊が静かに対峙“明日以降も抗議継続”(19/06/13)

【報ステ】「暴力やめて」香港市民のさらなる怒り(19/06/13)


一連の経緯については、福島香織さんのコラムが参考になります。

<香港に激震、中国政府が思想犯を捕まえ放題に>
(JB press 2019.5.30)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56548

<香港の危機、警察が武力でデモ隊強制排除に>
(JB press 2019.6.13)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56700

「逃亡犯条例」改正案が香港立法会に提出されたきっかけは、
香港人学生陳同佳が台湾で恋人を殺害した「陳同佳事件」。

香港と台湾の間には犯罪人引渡協定が結ばれておらず、
香港に逃げ帰った陳同佳は国際指名手配されたものの、
香港は台湾に身柄を引き渡すことができませんでした。

そこで「香港以外の中国には適用しない」という条文を削除し、
台湾、マカオ、中国本土への容疑者引渡を認めるのが改正案の中身です。

香港の民主活動家の周庭さんは「中国の独裁に近づく」と警告しています。
中国政府に批判的な人物が「犯罪人」として
中国本土に引き渡される可能性があるからです。

香港 アグネス・チョウさん 「中国の独裁近づく」(19/06/11)


日本記者クラブで行われた周庭さんの会見の完全版はこちらです。

アグネス・チョウ(周庭)香港デモシストメンバー 会見 2019.6.10


「一国両制(一国二制度)」の下で高度な自治を認められていたはずの香港。

「逃亡犯条例」の改正で香港が中国本土と同じく当局の統制下におかれ、
政治的自由が失われることは認められるものではありません。

中華民国(台湾)の蔡英文はデモ参加者への支持を表明しました。

<蔡総統、香港での容疑者の中国移送反対デモに支持表明/台湾>
(フォーカス台湾  2019/06/10 19:44)
http://japan.cna.com.tw/news/achi/201906100005.aspx

私のツイッターアカウントのヘッダー画像は
中国当局から「テロリスト」と呼ばれている
ラビア・カーディルさんとのツーショットです。

また、チベット亡命政府の主張を支持する記事をブログに掲載しています。

私自身、「テロリストの仲間」として中国本土に引き渡される可能性があります。

私にとっても、今回の「逃亡犯条例」改正は、他人事ではありません。

私は「逃亡犯条例」改正への抗議運動に連帯を表明します。

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