近畿ユース街頭募金の告知

社民ユース近畿（社民党近畿ブロック青年委員会）による、
ミャンマー（ビルマ）サイクロン、四川大地震救援の
街頭募金を行います。

日時：　６月１日（日）　　１７時から１９時

場所：　JR高槻駅南口陸橋上

参加：　川口洋一高槻市議とユースの仲間たち

ご協力、よろしくお願いします。

ソークラテースの弁明

高校生の頃、プラトーン著、
田中美知太郎　池田美恵　訳
『ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン』
（新潮文庫）を読み耽りました。

ソークラテースの裁判での発言から、
死を迎えるまでの様子を、この一冊で読むことができます。

司法・立法・行政のすべてが市民参加で行われた、
古代ギリシアの民主政治のポリス・アテネ。

民主的な陪審裁判で死刑を宣告されたソクラテス。

周囲の説得を拒否して死刑を受け入れ、
毒を飲んで死を迎えたソクラテス。

対話形式で書かれているので、
ソクラテスの言葉を聴いているような感覚になります。

死後の世界についても、色々と考えさせられます。
もちろん、生き方についても。

古典とは難解なものではありませんが、
とても奥深いものです。

青年同志諸君、古典を読みましょう。

クラスター爆弾禁止条約採択

クラスター爆弾を事実上全面禁止する条約が、
日本も含めた全会一致で採択されました。

＜クラスター爆弾の禁止条約採択、日本含め全会一致＞
（2008年5月30日22時38分 読売新聞）

クラスター爆弾とは、大量の子爆弾を散布することで、
広範囲にわたって制圧することのできる爆弾です。

問題は、大量の不発弾（事実上の対人地雷）が発生し、
一般市民が被害にあうことです。
「チャイルドキラー」とも呼ばれています。

日本がこの条約に賛成したことは評価すべきですが、
できることならば、最初から積極的に賛成していた方が、
日本の外交姿勢をアピールできたでしょう。

社民党としても、このような条約には積極的に賛成するよう、
日ごろからアピールしておくべきですね。

遅かりし由良之助

＜自衛隊機の中国への派遣、当面見送り＞
（日経ネット　2008年5月30日　00:53）

＜四川大地震：自衛隊機派遣当面見送り　日中両政府＞
（毎日新聞　2008年5月30日　1時35分）

＜政府、自衛隊機派遣見送り　中国側と調整つかず＞
（ＭＳＮ産経ニュース　2008.5.30 01:36）

＜政府、自衛隊機派遣を見送り　中国内の反発懸念＞
（asahi.com　2008年05月30日01時41分）

日本政府が自衛隊機の中国派遣を見送りました。
結局、民間のチャーター機で救援物資を輸送するようです。

こんなことなら、もっと早い段階で、
社民党が「民間機でのチャーター案」を主張しておけば、
「先見の明がある」として評価されたものを…

私自身、この問題について早めに記事を書いていれば、
と反省しています。

自戒の念をこめて、この記事を書きました。

自衛隊機派遣について

福島党首・自衛隊派遣「反対でいいよね？」


共産党は、自衛隊機の中国派遣に賛成のようです。

＜自衛隊派遣を容認＝共産・志位氏＞
（5月29日19時1分配信 時事通信）

スマトラ大地震の際にも賛成していた、
という点がポイントです。

わが社民党は反対のようですが、
ここで少し論点の整理をしておきましょう。

中国が要請したのは「救援物資の輸送」であって、
「自衛隊機の派遣」ではありません。
中国がわざわざ「自衛隊機で」と指定するとも思えません。

自衛隊機であれ民間機であれ、物資が届けばＯＫなので、
「中国は自衛隊機を拒否しない」という意味でしょう。

＜自衛隊機派遣　強硬派と世論動向の狭間で悩む胡政権＞
（ＭＳＮ産経ニュース　2008.5.29 20:31）

＜自衛隊機派遣で日中両国が協議、民間機との組み合わせ案も＞
（2008年5月29日21時28分 読売新聞）

これらの記事を読むと、
「中国が積極的に自衛隊機の派遣を求めている」
とは言い難いようです。

自衛隊機を受け入れることで、中国は援助を受けながらも、
日本に対して「貸しを作る」という効果を狙っているのでしょう。

では、社民党はどうすべきでしょうか？

これは物言いの問題ですが、
単純に「自衛隊機の派遣に反対」と言うだけでは、
「何でも反対」と受け取られるだけです。

救援物資を輸送することには賛成なので、
「民間機のチャーター便で輸送すべし」
と主張すればよいのです。

「～してはならない」という否定の表現よりも、
「～すべし」というポジティブな表現の方が、
「社民党らしさ」をアピールするには有効です。

福島党首には、そういう点で突っ張ってほしいですね。

反ロスチャイルド同盟

風邪を引いたらしく、昨夜は早めに寝てしまいました。
今日は仕事がないので、一日休むことにします。

さて、「反ロスチャイルド同盟」という団体があります。

「世界は○○が裏で支配している」という、
いわゆる「陰謀論」という考えがありますが、
１００％信じ込まない方が賢明でしょう。

ただ、図式的なだけに、物事を大まかに把握するときには、
「わかりやすい」という利点があります。

私の周りには、けっこう「陰謀論」的な考えの人がいます。
批判的な視点を忘れなければ、知識の整理に役立ちます。

あくまで「触媒」として利用すべきでしょう。

「反ロスチャイルド同盟」のサイトに、
あべ　よしひろさんの講演録があります。

図表を使って、金融システムがわかりやすく説明されています。

私は予備校の講師で収入を得ているので、
わかりやすい説明法を探究しています。

常に何かを学び取ろうとする姿勢が大切ですね。

必見！ハマコーCM

自民党CM「長寿医療制度編」～医療制度を語る。浜田幸一79歳～


自民党が沖縄県限定で放送するＣＭです。
県議選を前に、一種の「賭け」に出たようです。

主演は「ハマコー」こと浜田幸一元衆議院議員。
他に人はいないのでしょうか。

「自民党はおじいちゃん、おばあちゃんを大事にする政党なんだろ。
だから制度を作ったんだろ。困ったことは直せばいい。
かわいい子供たちのためにも、頼むよ、自民党」

後期高齢者医療制度に反対しているようにしか見えませんね…

後期高齢者医療制度が正しいと考えるならば、
福田総理や舛添厚労相が説明すべきです。

７５歳以上の人がよいならば、
中曽根元総理や海部元総理が出ればよいのです。

わが社民党も負けずに、
村山富市元総理（８４歳）、
土井たか子元衆院議長（ハマコーさんと同じ７９歳）など、
長老を起用したＣＭを作りましょうか。

沖縄限定なら、大田昌秀元知事（８２歳）がいいですね。

まあ、ＣＭに頼らず地道に訴えるのが基本なんですけど。

やっぱりフィデルが好き

『CHANGE』の総裁選の会場、
どこかで見たことがある場所ですね…

それはともかく、青土社から出版されている雑誌、
『現代思想』の５月臨時増刊号「フィデル・カストロ」を購入。
一冊まるごとカストロ前議長の特集です。

『PLAYBOY』日本版では、ゲバラの特集が組まれていますが、
私はカストロを選びました。

特に印象に残るのが、神崎愛さんのエッセイ、
「ラウル・カストロ大統領の事」です。

神崎愛さんといえば、フルート奏者・女優であり、
サンテレビで再放送中の時代劇
『江戸中町奉行所』にも出演されています。

エッセイの中では、あまり知られることのなかった
ラウル議長の人柄について描かれています。

ラウル議長本人と会っているだけに、貴重な情報です。

神崎さんのエッセイの他にも、
読み応えのある文章がたくさん掲載されています。

カストロに関心のある方は、ぜひ読んでください。
この臨時増刊号、「買い」ですよ。

社民ユース近畿の会議

大阪府内某所で、社民ユース近畿の会議がありました。

写真の右は高槻市議の川口洋一さん。ユースの代表です。
左は藤井寺市議の島田大介さん。

お二人とも、一市民として等身大で政治にかかわる中で、
議員に「押し出された」という印象です。

気負わず気取らず、市井の感覚を忘れない。

いわゆる「政治家」とは違うイメージです。

近畿のエリアからは外れますが、
稲森としなおさんも、こんな議員になってほしいものです。

会議では、ミャンマー（ビルマ）のサイクロンと、
四川大地震の被災者への救援募金を、
近畿各地で行うことが決まりました。

具体的な場所・日時などが決まりましたら、
このブログでもお知らせします。

そのときは、どうかご協力ください。

ちょっとシュールな民主党アニメ

民主党アニメ１「民主くん・祝！チャンネルオープン【後期高齢者医療を斬る！】


民主党兵庫４区総支部長・たかはし昭一さんが、
YouTubeに自主制作のアニメをＵＰしています。

民主党が作成した動画（「紙芝居」）よりもシュールです。
小沢代表のあいさつよりも見ごたえがあります。

なんだか「蛙男商会」の『秘密結社　鷹の爪』の
パロディを見ているような気分です。

わが社民党も、さすがにアニメ制作まではできません。

興味を持たれた方は、下記のチャンネルへどうぞ。
民主党「taka-sho」チャンネル

また、『秘密結社　鷹の爪』の動画はこちらで。

本来、こういったシュールでブラックな路線は、
社民党が担当すべきなのですけれども。

日本救援隊が救ったもの

人民網日本語版に、以下の記事が掲載されていました。

＜日本救援隊が救ったもの（１）最良の外交活動に＞
（「人民網日本語版」 2008年05月23日）

＜日本救援隊が救ったもの（２）両国関係の発展＞
（「人民網日本語版」 2008年05月23日）

＜日本救援隊が救ったもの（３）心を動かしたニュース＞
（「人民網日本語版」 2008年05月23日）

ここで注目したいのは、（３）の記事の中で、
産経新聞の福島香織記者の実名を挙げているところです。
該当部分を引用します。

（引用はじめ）

「産経新聞」の福島香織記者は16日付けの
「四川大地震の影響で空前の募金・献血ブーム」という記事で、
災害に直面した中国人の姿を、敬意を持って次のように書いた。

（引用おわり）

福島記者といえば、最近のチベット問題では、
チベット族からの情報を自身のブログ
「北京趣聞博客 （ぺきんこねたぶろぐ）」で伝えたことでも知られます。

中国も懐が深いというところでしょうか。

地震のニュースでチベット問題が消えた感がありますが、
現在も各地で抗議行動が行われているようです。

＜チベット亡命政府発表
　ー チベットからのレポート（5/17）＞
（ダライ・ラマ法王日本代表部事務所　公式サイト）

チベットの情勢からも目が離せません。

日本国憲法のネタ元

ある勉強会で報告者を担当することになり、
日本国憲法について発表しました。

映画『日本の青空』をご覧になった方はご存知でしょうが、
ＧＨＱ草案に大きな影響を与えたのが、
民間の「憲法研究会」が作成した「憲法草案要綱」です。

一部を抜粋します。

一、 日本国ノ統治権ハ日本国民ヨリ発ス
（「憲法の三本柱」の一つ、国民主権のことですね）

一、 国民ハ健康ニシテ文化的水準ノ生活ヲ営ム権利ヲ有ス
（憲法25条「生存権」の規定と同じです）

一、 国民ハ老年疾病其ノ他ノ事情ニヨリ労働不能ニ陥リタル場合
　　生活ヲ保障サル権利ヲ有ス
（生活保護について具体的に定めています）

「憲法研究会」のメンバーだった高野岩三郎や森戸辰男は、
社会党の憲法改正要綱の作成にも関与しています。

社会党案については、また別の機会に。

「憲法草案要綱」を読めばわかりますが、
国民主権や社会権については書かれていても、
戦争放棄（９条）については全く書かれていません。

「９条を守る」という意味では、
「憲法研究会」の話は役に立ちませんね。

そういった点も含めて、「憲法草案要綱」を読んでみて下さい。
憲法を学びなおす機会になりますよ。

チベット亡命政府も募金活動

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイトに、
四川省大地震被災者への募金の呼びかけが掲載されています。

＜四川省大地震　緊急支援のための募金活動にご協力ください＞
（2008年5月20日　ダライ・ラマ法王日本代表部事務所）

口座番号などは、以下の通りです。
念のため、上記のサイトで詳細をご確認ください。

募集期間：２００８年５月２０日～７月３１日
振込み先：三菱東京UFJ銀行　新宿通支店　（店番　０５０）
口座種類：普通預金
口座番号：０００１６７４
口座名義：四川省地震募金

「増税」といえば消費税？

政府の社会保障国民会議は、基礎年金の財源をすべて税で賄う場合、
最高18％にまで税率を上げる必要があると試算しました。

＜税方式導入なら消費税「９．５～１８％」　公的年金で試算＞
（asahi.com　2008年05月19日23時46分）

＜年金改革、税方式なら「消費税最大１３％上げ」…政府試算＞
（2008年5月19日23時39分 読売新聞）

ついでに社会保障国民会議のサイトはこちら。

そもそも、税は消費税だけではありません。
それなのに、増税といえば消費税の話になります。

「なにかオカシイ？」

そう考えているみなさんに、
社民党から一つの判断材料を提供します。

＜消費税大増税は本当に必要か＞
（社民党公式サイト）

課税ベースを適正なものに直し、まずは不公平を改める。
本当の意味での「応分の負担」が必要です。

当たれ！３億円

ドリームジャンボ宝くじの発売開始。

さっそく、大阪駅前第４ビル前の特設売り場にて購入。

売り場の横に、ケースに入った３億円の札束が。
もちろん、一番上のお札だけがホンモノです。

ケースの近くに立っている警備員さんが、
道行く人に質問攻めに会っていました。

ケータイで写真に収める人も多数。

私はバラで１０枚しか買っていないので、
一等前後賞合わせて３億円ということにはなりません。

一等２億円が最高の賞金額になります。

もし２億当たれば…

年金がもらえるまで、あと２６年。
１年で５００万円使うとして、１億３０００万。

まあ、１億５０００万は生活費に残しておくとして、
５０００万円あれば、選挙に出られますね。

…抽選日までは、夢を見させてもらいましょうか。