のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

愛と誠

2012年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 「愛は平和ではない 愛は戦いである 武器のかわりが誠実(まこと)であるだけで それは地上における もっともはげしい きびしい みずからをすててかからねばならない戦いである― わが子よ この事を覚えておきなさい」

 40代以上の方なら「少年マガジン」の『愛と誠』に出てきたこの言葉を憶えていらっしゃることだと思います。元々は、インドのネール元首相が娘にあてて書いた手紙の一説です。

 この場合の『愛』を恋愛の『愛』と位置づけるのは異なるのではなかろうか?と思いますが、「平和ではなく戦い」と言うのは、常に改革し変化していかなければならないという意味で「言えているかもしれない!」と思います。

 そういえば、先のマンガ「愛と誠」に岩清水弘という男が出てきて、早乙女愛に「君のためなら死ねる!」と純愛を貫こうとしますが、このクサイ台詞も当時流行後になった記憶があります。

 西城秀樹主演で「愛と誠」が映画化したのは私が小学生のとき、同級生たちと映画館に見に行きました。開演前は映画館の外まで行列が人気でした。

 ヒロインを演じた早乙女愛さんは2年前に米国で亡くなっていたんですね。

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