のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

リラ

2008年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

080505  我が家の玄関前に植えたライラックの花が咲きました。
 ライラックは通常4枚の花びらを持ちますが、まれに5枚の花びらを持つものがあり、これは幸福が訪れる印なのだとか。

 小学校二年生のときですが、朝の校庭掃除で草むしりをしていると四葉のクローバーを発見しました。「これはラッキー!」と手を延ばしたらマムシに噛まれたことがありました。
 幸い命に関わる問題にもならず、その晩は血清の影響もあって体がだるかったものの、翌朝は起きられたので、弁当を作って学校に行くと「今日はいいから帰って寝ていろ」と帰宅させられました。学校に来てすぐ帰るのもなんだからと、途中の道端で弁当を食べながら、なぜかこのとき「四葉のクローバーの幸福がこれだったんだ!」と感じていました。
 今にしてみれば不幸の根源だったような気もしますが、物事考えようです。

 話はライラックに戻りますが、英語名のライラックという名前よりフランス語名のリラのほうがノスタルジックで馴染みが多いかもしれません。
 宝塚歌劇団でお馴染みの「すみれの花咲く頃」の原曲はフランスのシャンソンで「リラの花咲く頃」。今頃の季節のラブソングです。

コメント
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