のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

インターナショナル

2006年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 暖房用の灯油を買いに行ってきました。1リットル71円!昨年は43円でした。一昨年は35円でした。そのうち値下がりするだろうからと買い控えていましたが、値上がりする一方です。こんな馬鹿なことがそう長くは続かないと思うので、必要最低限だけ買うようにしています。

 スタンドで、イラン人の婿さんに会いました。産油国のイラン人でも石油を買うんだ!と当たり前だけどすごく感動的な発見でした。
 このところイランとUSAの関係が悪化していますが、日本とイランは悪い関係でもないので、日本が採掘権を持っている油田があります。イランとUSAの関係が悪化してペルシア湾から石油が出なくなれば、中国トンビに油揚げをさらわれます。
 原油高の一番のネックはUSAなのに。

 彼の奥さん(日本人)がいうには、日本からの技術支援で彼の妹の家族はリンゴや葡萄などの高い生産性を持つ果樹園を経営しているそうです。カスピ海を超えてロシアやグルジアにもリンゴを輸出しているそうです。こうした日本とイランの良好な関係をもっと広く知ってほしいとのこと。
 日清のどん兵衛”地中海風海鮮うどん”最近発売されたそうですが、彼の大好物になってしまい、「毎日でも食べたい」と言っています。イランに住む妹家族にも送ったそうです。
 ”優しいお兄さんだねぇ。もしかして、子供の頃妹の運動靴欲しさにマラソンに出なかった?”と昨年の11月8日に紹介したイラン映画「運動靴と赤い金魚」に引っ掛けて聞くと、「あの映画見ましたか?イランでもとっても有名ないい映画!うれしいなぁ!」と喜んでいました。
 件の”地中海風海鮮うどん”。日清の商品ですからおいしいのでしょうが、どうしようかなぁ、恐いなぁ。一度買い物かごに入れたものの、定番のきつねどん兵衛にしました。

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