バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

九州におすすめしたいレンタルバイクとツーリングルート

2023-03-19 13:49:31 | #バイクブログ

昨年までと違い、今年は大分県も観光がかなり熱いらしく、

すでに宿泊施設はかなり混みあっているとのこと。

これからオンシーズンを迎え、たくさんの人が大分の自然を楽しみに来ることでしょうね。

 

YSP大分にはレンタルバイクがあります。

大分までは別の手段でぱっと移動、現地でバイクはレンタルでツーリングを楽しむのはいかがですか?

 

でも九州でバイク乗るならどんなバイクがよいのでしょう?

当店おすすめしたいのが、最近導入されたYZF-R7、軽くて曲がりやすく、

エンジンもトルクがあるのでアップダウンのあるコーナーもらくらく扱える。

 

タイヤもブリヂストンのS22ですから、楽しさは想像していただけるかと思います。

そもそもせっかく九州に来たのに、そこそこ性能のある車体でなかったら

だいぶ残念!

YZF-R7なら本格的スポーツの足回りに加え、

エンジンは扱いやすいので、そういう用途には最高だと考えます。

 

つまり地元の私たちが言いたのは

九州のワィンディングはぜひR7などのスポーツ車で楽しんでください!ということです。

今日はそんなR7で走るのに、おすすめルートをご紹介します!

 

行先は「瀬の本レストハウス」(以前は三愛レストハウスとよばれていました)

クシタニカフェがあり、九州有数のライダーが集まるライダースポットですよ。

(関西でいえば針テラスとかになるのでしょうか)

原付や原付二種、軽二輪なども多いですが、やはりここにいくには大型バイク

自分のバイクを見てくれといわんばかりに九州各地から集まります。

 

Googleマップでルートを設定

さらにポイントごとにストリートビューの写真にしていますので

疑似的ツーリングを楽しみつつ、ご参考にされてください!

 

 ルートの全体図は下の地図のようになります。

(pcなら地図内のその他のオプション→グーグルマップ→モバイル端末に送信

 グーグルマップで見る→開始でナビが始まります)

さて早速、ご説明していきます。YSP大分を出発して医大バイパスをすすむと

写真の”賀来神社先の交差点”に差し掛かります。これを左折。右側にローソン、左に大分からあげが見えます。

曲がってからは道なりにどんどんまっすぐ進みましょう。

久大線の線路を右手に見ながらすすむと広く開けた田園風景が見えます。

まだ5分程度ですが、このあたりからツーリング感が増しますね。

やがて川を渡り、”富士見ヶ丘団地入口”の交差点にきます。ここは直進。団地に入ります。

 

富士見ヶ丘の中を道なりに進みます。大きく右にカーブした先に

トキハインダストリー手前の交差点が。左は薬局がありますがここで左折しましょう。

 

坂をのぼっていきます。県立看護科学大学を右手に通り過ぎ、大きなカーブを抜けると

ローソン野津原店の交差点(写真)にきます。これをを右折。

 

こことその先のセブンイレブン、ファミリーマートを過ぎるともうコンビニは目的地までずっとありません。

またその間にあるガソリンスタンドも逃すと、ご紹介するゴールの瀬の本レストハウスまでないので注意です。

 

それからしばらく道なりに進みます。坂を上っていきますが郵便局をすぎたあたりから

道が二手に分かれます。ここを右折して412号線へと入っていきます。

ちなみにまっすぐ行くとダムのほとりにある道の駅のつはるにつきます。

 

それからはかなり長い間、道なりです。信号がいくつかありますが直進してください。

徐々に九州らしい風景が楽しめるようになってきますよ。

適度なアップダウン、そして流れのよいコーナーリングが楽しめます。

長湯方面に行くとサーキットSPA直入がありますので

スポーツ走行などを見学していくのもおすすめです

(レンタルでは走ってはいけませんので、念のため)

 

 

 

また、景色のよさも格別です。

このルートでは間に大きな市街地はありませんので、

ワィンディングを楽しむのに気をつかう必要がないのも特徴です。

ガンジー牧場などが途中あります。ここのソフトクリームはおすすめ。

走りを楽しんだ休憩に、ぜひちょっとよってみてください。

牛や馬の動物もいますよ。

花公園の前のT字に突き当たったら右折しましょう。

(写真は右折したあと)

そこからさらに道なりに進みます。右も左も雄大な景色が楽しめますよ。

アップダウンもありながらの走りになるので

トルクのあるR7のエンジンは扱いやすく頼もしいのです。

 

 

やがて山を下り、瀬の本の三愛レストハウス前の交差点に到着します。

ここはオンシーズンのお天気のよい日には九州各地からバイク乗りが集まる場所です。

 

さて、先にお話しした瀬の本レストハウス、

よい季節にはこのようにたくさんのバイクが集まります。

 

なぜかといえば、ここは九州各地からアクセスするのにちょうど真ん中あたりになるため

九州中からライダーが集まるからです。

 

またオートポリス、SPA直入、HSR九州などのサーキットがある九州らしく、

大型ス-パ-スポ-ツのバイクもたくさん見受けられます。

でもYZF-R7のレンタルなら大丈夫、ぜひそんなライダー達とも親交を深めていただければと思います!

 


原付スクーターのかんたん乗り方のポイント

2023-02-10 18:37:25 | #バイクブログ

最近、原付の乗り方を覚える機会が激減してます!!

50㏄の原付バイクは自動車免許を持っていれば、誰もが乗れる一番手軽なエンジン付きの乗り物。

近距離はもちろん、ちょっと離れた場所でも行けるし、

車両価格も自動車ほどではなく、

また燃料代もずいぶん安いという移動手段の優等生のような存在、それが原付です。

ただ、最近では免許の取りずらさ(講習回数の激減)や

自動車学校で自動車免許を取った人への原付講習の廃止など、

原付を覚える機会が大幅に減っているのも事実です。

バイクに乗りはじめて50年、思うこと

ちなみに私はバイクに初めて乗ってから今年で50年たちます。

モトクロスの国際A級になった年から34年経過、

安全運転特別指導員になってからも早いもので15年たちます。

その間、80年代のバイクブーム、

今につながる業界の推移や、そのあいだでいろいろなライダーを見てきました。

原付バイクはたくさんのライダーたちのスタートラインでした。

当時、レースに参加するにはなんらかの免許を持っていることが条件だったので、

後に有名になるレーサーも原付免許だけは持っているなんて話がありました。

今ではいきなり普通2輪免許で公道に出たり、

どうかするといきなり大型だったりしますが、ちょっと怖い気がします。

2輪の基本がしっかりできている人はうまい。

大きいバイクを持っていなかったとしても、

配達で乗っている人や買い物で毎日使っている人は乗り方もうまいと感じます。

だから原付は侮れないのです。

原付は、あらゆる免許取得のはじめの一歩

 

過去を振り返ると、原付に乗った経験があればこそ、

その先の中型2輪免許も欲しいとなったし、自動車免許取得も取るものだとなった。

さらにスポーツ性能の高い自動車への興味も沸いたのかなと思います。

今よく言われている自動車離れ(4輪)を解消するにはその前の「種まき」として、

もっと原付バイク普及を4輪、2輪メーカー問わず推進したほうが良いのでは?なんて思うのです。

教習所で原付講習を廃止なんてしてしまうと、

その傾向にますます拍車がかかるのでは?

かつて3ナイ運動なんていうのもありましたが、

自動車全体の普及をさせたいと考えるならむしろ逆にどんどん乗せるべきでしょう。

そこでYSP大分では、原付を乗りたいという人のために

原付(スクーター・オートマ)の乗り方ポイントをまとめてみました。

原付はなぜ怖い?どこが危ない!?

昔からよく言われているのが原付は危ない、怖いということ

例えば今現在のお父さん世代は若いころは原付ブームで家にもあったし、

友達も持っていたりで貸し借りをすることも多々あった時代です。

結果、暴走させてウィリーで壁に突っ込んだりと、

大泉洋ばりのクラッシュを起こした話も昔はよくあったものです。

ちょっとイヤですよね。

何も考えずに乗ろうとすると、たいがいそうなります。

では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか?

 

まずは体をバイクに安定させよう

バイクはバランスの乗り物ですから安定させるのが大事なポイント、

原付を暴走させてしまうのは、

加速を操る「アクセル」の操作がうまくいかなくて失敗するパターンが多いのです。

そのアクセル操作が下手になる理由として、

緊張のあまりハンドルにしがみついてしまうから、という点があります。

原付はニーグリップするべきタンクもなく、

ハンドルの他はシートとステップしか体に触れる部分がありません。

それゆえ余計にハンドルに力が入ってしまい、

開いたアクセルを戻すことができずに暴走させてしまうことが多いのです。

でもハンドルに頼って体を安定させるのは間違いです。

シートには背筋を伸ばしてしっかり座ろう

まずはシートに背筋を伸ばしてしっかりと座ります

それによってハンドルに持たれかかったり、

ひっぱったりしてしまうことを少なくできます。

ハンドルに頼らず、体をしっかり保持することで、

アクセルやブレーキの操作が余裕をもってできるようになります。

パソコンのキーボードを操作するかのように、腕に力を入れず正確な操作を心がけます。

足はステップに行儀よくそろえよう

足のつま先が前をむくように、

ステップ上で足をお行儀よくそろえて踏ん張ります。

それにより内ももの下側でシートを軽く挟むこともでき、

体の安定を図ることができます。

足を揃えることで、骨盤から上が安定し、

加減速、カーブでの横Gに対応しやすくなります。

アクセルはドアノブを握るように

ハンドルの右側についたアクセルで速度の調整を行います。

これをまわすとエンジン回転数が上昇し加速します。

自転車でいえばペダルです。

筒状のアクセルを不安定なバイクで回すのはなかなかに難しいのですが、

うまく操作するのにコツがあります。これは個人的な見解になるのですが、

アクセルをそのまま真正面から握らないのがおすすめです。

ハンドルを握る腕はすこし脇を締め、

その上で右側のアクセルはドアノブを握るようにすこし外から斜めに握ります。

親指とひとさし指の間の三角形が少し残るくらいにしておくと

アクセルのオン、オフ(アクセルを回す、離す)がやりやすくなります。

アクセルは力を緩めると勝手に戻る仕組み、

ぎゅっと握りすぎるとアクセルが戻しにくくなるので、力を入れすぎてはいけない理由でもあります。

 

速度は電車のイメージで徐々にあげていこう

速度が出ないうちはバランスが取りにくいのですが、

足をつきながらでもよいのでアクセルは徐々に開け、一気に開けないようにします

(慣れてくれば速やかなスタートがきれるようになります)

そして速度がある程度乗ったら、徐々にアクセルは速度に応じて大きく開けていきます。

あまり急加速になってしまうと体のバランスが崩れそれにより、

バイクの正確な操作ができなくなります。

電車の加速のように徐々にスピードを増していきましょう。

運転中はちょっと遠くを見よう

慣れないうちは特に、自分のバイクの操作に手一杯になるものですが、

それでも視線は少し遠くを広く見るようにします。

まわりの風景が見える事によって、バイクの状態がわかるのでバランスがとりやすくなり、

また前方の状況に対応する余裕時間も増えます。

あえて少し先を見るように心がけましょう

ブレーキは優しく長くかけよう

ブレーキは急ブレーキにならないよう、

左右のブレーキを均等に優しく、長くかけるようにします。

右が前ブレーキ、左が後ろブレーキで

最近のヤマハのバイクは左だけ握れば

前も後ろも両方同じだけ効く連動ブレーキを装備していますので、

そういうバイクは左ブレーキのみに意識を集中しましょう。

普通のバイクなら緊急以外はエンジンブレーキを使いつつ、

ブレーキで補助する感覚ですが、

原付はエンブレは効きにくいのでブレーキを上手く使う必要があります。

いずれにしても徐々に速度を落とし、

ぐいっと握り込むような急ブレーキにならないように注意します。

バランスを取りつつ減速しなければならないバイクにとって、ブレーキは最大の泣き所となのです。

もうひとつ優しく長くかけるには、車間距離もその分計算に入れる必要があります。

思う通りに動かせるようになってから日常の足として使おう

このように原付スクーターを操るにはちょっとしたコツがあります。

それさえ自分のものにしてしまえば、そんなに難しいものではありません。

ただ自分の思う通りに動かせるようになってから、

日常の足としての利用をするようにしましょう。そのためには少しは練習が必要です。

一般道はいろんな車が走っているので、

こちらの都合のよいようには動いてくれないからです。

きちんと走る、曲がる、止まるができていることが条件です。

しっかりと練習してから利用しましょう。

 


ドライブインみちしおに行ってみました

2023-01-09 13:43:15 | #バイクブログ

大分でバイクに乗りはじめてしばらくたつと、ツーリングなどでどうしても行く場所は決まってきてしまいます。

阿蘇、九重などを訪ねるパターンが多くなってしまうのは私たちも同じ、

もちろんそこもツーリングコースとしては素晴らしいので ぜひ繰り返し訪ねていただきたいのですが、

あまりに毎回だと飽きてきてしまいますよね。

そこで、たまには高速道路を使って足を延ばしてみてはいかがでしょう。

 

先日、バイクではなかったのですが、山口県に貝汁で有名なドライブインがあったので行ってきました。

 

現地までのルートはこちらです。

 

 

高速道路がほとんどのルートです。

高速は怖い、とか面白くないとかいう意見も聞きますが

サービスエリアやパーキングエリアには最近コンビニも併設されているので

休憩も取りやすい点では下道よりむしろよいかもしれません。

 

このルートで途中休憩をするならこちら、”今川パーキングエリア(上り)”はいかがでしょう

こちらには上にあるように足つぼを刺激するマッサージ、これの周回コースがあります。

奥の銀の手すりがならんでいるところです。

(ストリートビューを拡大してみてください)

ここで疲れた体に刺激を与えてみてはいかがでしょう。

ここにくるたびに挑戦するのですが、痛すぎて手すりにつかまりながらやっとこさ回る始末。

ただ、終わったあとはすっきりしますよ。

ちなみにこちらのパーキングエリア セブンイレブンがあります。

 

”みちしお”までは直に行った場合2時間少々、意外と遠くありません。

ちなみにこのドライブイン(道の駅ではない)、

聞いたところによるとかなり歴史が古く、50年以上前にも行ったことがあるという話を後から聞きました。

ここは温泉も併設されているので、それを目当てに来る方

トラックドライバーや車中泊の方も多いようです。

 

看板にもある貝汁はこちら、こちらは普通盛で小盛や大盛にもできます。

 

 

歴史ある場所でもあるのですが、注文はタッチパネルで

また配膳ロボットも時間によっては動いていたりして

進化しているドライブインでした。

 

高速を使えば山口、福岡もいうほど遠い世界ではありません。

ツーリングにはなんとなく走り回るだけよりも、

ちょっとした目的を持たせると、楽しさがぐっとひろがります。

普段は触れることのない景色や人に会う事ができるのも旅のよさ

時間が許すときにでもぜひ訪ねてみてください。


バイクの寿命は何年くらい!?

2023-01-08 12:07:49 | #バイクブログ

バイクの寿命って!?

お客様に商談でバイクのご説明をさせていただくとき

よく聞かれることに

「バイクの寿命ってあるんですか?」

「何年くらい乗れますか?」という話があります。

 

それについては一概に言えないというか、

何をもって寿命とするのか、乗られる方の解釈しだいでだいぶ変わります。

 

修理費用を考えないならいつまでも

バイク自体は部品がある限り、また修理の費用に糸目をつけなくてもよいのであれば

それこそ何十年でも走らせることはできますが、

 

ただ年数がたつほどに、走行距離が増えるほどに費用がかかる傾向になるので

日々の暮らしで使う実用で、ということであればそれでは無理があります。

 

将来は博物館にでもおきたいようなバイクなら

どれだけのコストや手間をかけようとも、維持していきたいものですが、

 

一般的にはころあいで下取りに出して、新しいバイクに乗り換えた方が

一番効率がよいとされています。

 

まだバイクに価値があるうちに乗り換える

 

となるとバイクの寿命とは

 

まずひとつ、下取り価格が急に落ちてくる前まで

これがお乗り換えのタイミングであるかもしれません。

そうするとその人にとってはそこがバイクの寿命というわけでしょう。

 

そこを踏まえて考えるなら、おそらく2万キロくらいがひとつの目安ではないでしょうか。

 

なぜ走行距離が延びると価値が落ちるのか?

 

ではなぜそのくらいになると下取り価格は下がる傾向にあるのか

中古車として購入する側の気持ちからすると

あまり走行距離が走ってるものは、少なくとも高くは買いたくないですよね。

 

なぜ走行距離が延びると、イヤなのかといえば

それはそのあたりから整備するべき箇所が増えてくるからです。

 

タイヤ交換、ブレーキパット交換などはもっと早いタイミングで普通に交換しますが

 

2万キロくらいからはそれまでは考えなくてもよかった部分、

Vベルト、ドライブチェーン、ブレーキのディスクプレート、

バッテリー、クラッチ板、

それらのものが寿命を迎えます

 

そうするとわりかし高額な修理が順番に回ってくる傾向にあるので

中古車としてはちょっと手間がかかる物件となるわけです。

 

普段変えなくてもよいものもいつかは交換が必要だから

 

また距離はおいといて、新車で生まれてから今日までの時間経過による

経年劣化も考えなくてはいけません。

 

ゴム、ラバー、プラスチックなどは時間とともに機能を失います。

それゆえある程度時間がたったバイクは、徐々にメンテナンスの費用がかさんでくるものです。

 

だからその時期を迎えるちょっと前までが、

中古としてよい条件で売れるタイミングということになります。

 

結局適当なタイミングでの乗り換えがベスト

良い条件で売却し、次の新しいバイクに乗り換えれば

それが一番、理想的な展開といえるでしょう。

 

特に最近は、新車の供給が非常に悪いため、

よい条件で査定が付きやすい傾向がありますので

 

特に通勤などに使う用途のバイクであれば、

適時お乗り換えをされる事をおすすめしたいところです。

 

愛着のあるバイクがダメになるまで乗れるだけ乗る、ということも大事です。

ただ、その状態では下取りは高くは望めませんし、

メンテナンス費用は乗り続けるほどに加速度的に増えていきます。

 

結果としていよいよダメになってからの乗り換えでは、その負担も大きくなりますので

まだ商品として価値が高いうちに、乗り換えるのは賢い選択といえるでしょう。

 

何をもって寿命とするのか

 

結論からすると、そのバイクをどういう目的で所有するのかによって

バイクの寿命とは変わってきます。

 

足替わりの1台なら、ころあいでお乗り換えを計画するのがおすすめ、

 

また、後世に残したい名車ならば部品確保などをがんばりつつ

よい状態を保つことで、長く維持するのがよいのではないでしょうか。

 

 

 

 


”道の駅のつはる”経由で”SPA直入”に行ってみよう!

2022-12-22 12:17:34 | #バイクブログ

遠いところに行くだけがツーリングではない

バイクを買ったばかりだと、ツーリングといっても

どこに行っていいのかわからないという人もいるかもしれません。

 

あまり遠いとなにかあった時に不安だし、疲れるかもしれませんよね。

でもツーリングは遠いところに行かなければいけないということはありません。

 

家の裏山を探検するとかでもけっこう楽しめるものです。

そんな方におすすめしたいのが今回のルート、

 

ダムが美しい道の駅のつはると大分のバイクレースの拠点でもあるサーキット

SPA直入なのです。

もちろん、もう行ってみたことがある、あるいはサーキット走行も体験済みという方もいるでしょう。

まだ、という方むけに今日はご紹介してみたいと思います。

 

SPA直入も見学するだけなら特にお金はいらないはずなので

バイク好きの人ならどなたも楽しめると思います!

↓↓ ルートは下のグーグルマップに表示します。

 

現地までの道筋はストリートビュー写真で説明していきましょう。

ご存じかと思いますが写真動かせるので周辺の様子をよく確認しておくと

後で現地に行ったとき便利です。

 

国道442号線にのり、久住方面にむかうと

421号線とわかれる交差点にきます。

「道の駅のつはる」に行きたいときはここを直進します。

ちなみに右折すると421なので直でSPAに行きたいときはここを右折です。

 

しばらく行くとまるでお城の石垣のようなきれいなダムが見えてきます。

自然豊かでバイクで尋ねるのはすごくよい場所なのです。

ダムに隣接してあるのが道の駅のつはる

比較的あたらしい道の駅なので、トイレもきれい

バイク乗りもツーリングの休憩に立ち寄る姿が見られます。

ちなみに上の写真は私が持っているドローンで撮影したもの。

右側のたてものが道の駅です。

新しい道の駅らしく、販売してあるお土産も、

ちょっとよさげなものがたくさんあったりするので

休憩がてら覗いてみてはいかがでしょう。

 

またダムの周辺はぐるっと回れるようになっているので、そちらをバイクで走ってみるのもおすすめです。

 

道の駅を出てしばらく進むと、国道421号へと抜ける三叉路があります。

 

ここを右折していきましょう。

ちなみに442をまっすぐ進むと朝地、竹田方面へと抜けることができますが、

一部道が狭いらしいので注意が必要です。

さらに進むと並行して走る国道421号線に突き当たります。

ここで左折します。

ちなみにまっすぐ行くと由布市方面へと抜ける道になっています。

変則の交差点ですが、SPA直入に行くにはここを右折します。

SPA直入より先は日本一の炭酸泉として有名な長湯温泉があるので

観戦などのあとは温泉に入って帰るなんていうのもよいですよね。

しばらく行くと右側にSPA直入の看板があります。

ここから右に曲がっていくともうSPA直入です。

 

到着しました。

レースやスポーツ走行、走行会などやっていないとき

また時間外はこのように閉鎖されています。

訪ねるときはスケジュールを確認した方がよいでしょう。

大分市内からとても近いところにあるサーキットなので

まだ行ってみたことがないという方はぜひ訪ねてみてください!

 

 


年末恒例の大レース!モトクロスアマチュアフェスティバルに参加してきました!

2022-12-19 15:39:08 | #バイクブログ

12/17-18はRKカップモトクロス アマチュアフェスティバルに行ってきました

3年ぶりにRKカップモトクロス アマチュアフェスティバルに参加しました!

会場は熊本県大津町、ホンダの熊本製作所に隣接するサーキットで

先週はロードコースで8時間耐久レースもありました。

年末恒例となった”アマフェス”その参加の様子を少しご紹介しましょう。

計4台のバイクをハイエース、軽トラに積み込み、

17日は午後からHSR九州へ。

しかし、この両日ともに気温が低く、道中も脇に雪が積もるほど。

会場のコースコンディションも気になりますが、とにかく寒い寒い2日間でした。

そこで寒さ対策。

用意したテントにはブルーシートを巻き付け、ストーブを用意します。

ストーブは最近よく見るガスコンロで燃料供給するタイプで、

手軽ですがこれだけでもかなり助かります。

会場も時折雪が降る天気で、ひたすら寒かった。夜間にはテントが凍っていました。

前日は受付などあらかた準備がすんだら、私は車中泊、その他の人はホテルへと移動となりました。

さすがに前日からは仕事もある方が多いのか、まだまだ会場には参加者はまばらですね。

今回プロクラスには全日本を走っているライダーの参加もあるそうなのですが、

全国的に道中の積雪が心配なお天気、キャンセルしようかという参加者もけっこういるかもしれませんね。

想像通りレース前の晩は冷え込み厳しい夜となりました。

もう12月も後半ですから、それはそうですよね。

ただレース前日の夜は前夜祭で盛り上がるチームも多く、

夜遅くまでテントの明かりが消えることはありませんでした。

ひと昔前だと投光器の電球色が光るのが当たり前でしたが、

いまではLEDの白い光が主流、使う電気も少なくなったんでしょうか。

強烈な冷え込みと会場までの道中の積雪を乗り越え、

前日夜まではそうでもなかったパドック(参加者の駐車場)も

朝にはたくさんの車でいっぱいに。

一説には300台を超えたという話ですから、なかなかの大レースです。

レース会場の朝は早い、早朝から予定がぎっしりです。

受付終わりのブリーフィングでは早速、じゃんけん大会もありましたよ。

この大会では優勝するよりも抽選会やじゃんけん大会のほうが

圧倒的に商品がよい設定のようです。

だから走りに自信のない人でも好い思いをすることは多いようです。

参加者はもちろん応援の方も参加できるので、

参加しないからなぁという人も次回はぜひ足を運んでみては?

 

レースの結果については割愛しますが、私はレジェンドクラスでエントリー

ところが時間間違いでそのクラス走れず、賞典外でMXPROクラスという一番速いクラスを走ることになりました。

プロクラスにはあのモトクロスYOUTUBER、マイカルチャンプも走っていました。

このクラス、現役のライダーが多数なため、走りもすごく速いんです。

もちろんまるでかないませんが、よい経験になりました。

仲摩店長はクラス名の割には走りがハードな人も多かったエンジョイクラスでエントリー。

課題だったジャンプにも果敢に挑戦しました。

比較的、初心者向けクラスにエントリーが集中したようで

2列スタートだったりと、安全にレースを進める工夫がされていました。

北はエントリークラスでエントリー。エントリーとはクラスの名前でレースでたことがない人向けのクラスです。

ミニモトクロッサーからセローまで、まさにいろんなバイクが走っていました。

レース出たことがないけど、次参加してみたいなぁという人はこちらのクラスがおすすめです!

お客様の佐藤さんもセローでエントリークラスに参加されました。

写真はお昼の抽選会のあとの写真。

なにかもらって帰ってきたようですね。

こういうなんかもらえるっていうのが、参加のひとつのモチベーションになりますね。

応援の人たちといっしょに無事終了後の記念撮影。

お仕事はお休みをいただいてレースにどっぷりの2日間でしたが、

個人的に昔からの知り合いの方とお話できたり、

中身の濃い楽しい時間を過ごすことができました。

また来年、もし開催されたら参加できるといいなと思います。

こんなレースなら参加してみたいという方は、次回ご一緒にいかがでしょうか?

 


そのバイク本当に無理なの?足つき悪くても方法あります。

2022-12-13 10:04:08 | Weblog
バイクを選ぶ際、「扱えるかどうか」は重要な問題ではありますが・・
 

バイクを購入の前に、サイズ感は確認しますか?

特に「足つき」については気にする方は多いと思います。

初心者の方はなおのこと、
バイクを選ぶ時の大きな基準のひとつになるかと思います。
 
ただあまりにも足つきばかりを気にしていると、
バイクを選ぶ際にも選択肢がほとんどなくなり、
 
バイクとは、まるで”巨人のための乗り物”のように感じてしまうのではないでしょうか。
(ほとんどのバイクが大きくて無理だと感じてしまう)
 
実際に過去、バイクを検討したときにそうだったと答える人も、
けっこうな数、いらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
初見であきらめた(?)という方、こんなケースありませんか?
 
 
例えば、ちょっといいなと思っていたのに、
結局バイクをあきらめてしまったという方の中には
 
足つきを確認するときに、
「バイクを直立状態にもっていけなかった」という人はいらっしゃらないでしょうか?
 
 
 
足が届かずに、サイドスタンドで傾いた状態からまっすぐ起こせないため
お、重い、これはダメだ・・・とあきらめてしまう方も多いようです。
 
 
でも本当に体格的に無理であるならばしょうがないのですが、
バイクの扱い方ひとつで、できるようになったりするものです。
 
事実、すごく背の低い方、それも女性だったりが、大型スーパースポーツを
乗りこなしているのを見かけたりします。
 
その人はものすごい体力があるのでしょうか?
いや、そうではなくてやり方の問題だと思うのです。
 
そこに至るまで自分から諦めてしまっている場合も意外と多いのではないでしょうか?
 
ちょっとした工夫で、ツンツン状態の人も扱える!
 
 
そこで(初歩の)テクニック、サイドスタンド状態からまっすぐ起こす、
について今日はご説明してみたいと思います。
 
さて私がまたがっているのはYZF-R1、当然足先はやっとこさ届くレベルです。
そんな私でも十分乗りこなせますよ。
 
ちなみに自動車学校などではサイドスタンドは払ってからまたがる、と習うかもしれません。
しかし、それはそれで不安定な時に片足立ちで足を高くあげるバレリーナ状態、
立ちごけしてしまうリスクが残ります。
 
なので今回、サイドスタンドをかけたまま、まずまたがって、
そこからバイクをまっすぐに起こす、という手順を今日はやってみましょう。
 
 
バイクが傾いているので、当然走る前にそれを真っ直ぐに起こす必要があります。
 
しかしここで、バイクにはけっこうな重さがあるので
起こせないといったことがあります。
 
これは背の低い方、とくに力の弱い女性に多い傾向があるかと思います。
 
その原因はシートど真ん中に座っているから
 
バイクのシートのど真ん中に座ってると、両方の足がつま先のみでささえている状態、
だから「力が入らない」ので、バイクを起こすことができません。
 
バイクには重さがあるため、そこそこ力をいれないとまっすぐにはできません。
 
でもつま先だけでささえている状態だと、それはできないのです。
 
 
ではどうするか。
 
そういう時は、思い切ってどちらかにお尻をずらしましょう(オフセット)
 
ちょっと大げさにやってはいますけど
 
ちょっとハングオン(オフ?)風になります。
 
 
 
そうすると、足に力が入るのでバイクの重さに負けずに押し返すことができます。
 
左足に力を入れ、
 
シートに残った右足の太ももと、
 
ハンドルを使って、全身でバイクがまっすぐになるように起こします。
 
(勢いあまって反対側にそのまま倒れないように注意しましょう。)
 
 
 
そうすると、ハングオン状態のままバイクは直立します。
 
その後、お尻を中央に戻します。
 
まっすぐになって体重をシートにしっかりかけると、
その分、サスペンションが沈むので足つきはよくなる傾向になります。
 
 
最後にサイドスタンドを払います。
 
 
このように、順番をおってひとつひとつクリアしていくと
ちゃんと発進までこぎつけることができるはずです。
 
できないという人のポイントを挙げてみると
 
①シートど真ん中に座っているので足がつきにくく、力が入らない
②シート、ハンドルに荷重がかけられていないので起こせない
③直立できないので体重がかからないからサスが沈まない
 
では、できる人のポイントを挙げてみると
 
①シートから腰を落とし、しっかりと地面に足をつき、太ももでシートをホールド
②足を軸にハンドルをもって、なおかつ太ももで起こしていく
③直立してから体重をしっかりかけるので、サスが1/3くらいに縮むため足が届きやすくなる
 
というようなことになります。
 
 
できない人は体格が~というよりは、要領が悪いためにうまくいってないのがほとんどです。
 
でも悪い例のやり方でやろうとすると、日本人の平均的体格であれば
おそらくもう、アメリカンバイク意外に選択肢はないのではないかと思います。
 
あれも乗れない、これもダメ・・でも本当にそうでしょうか。
 
それではあまりにももったいない。
 
ぜひ、正しい扱い方をマスターして、
乗りこなせるバイクの選択肢を増やしてほしいと思います!
 
 
 
 

もっと原付(50㏄)に乗ろう!

2022-05-06 17:41:13 | #バイクブログ
このゴールデンウィークもいたるところでツーリングのバイクをみかけました!
まるでバイクブームの到来を感じさせるようなこの頃です。

バイクの良さを理解してくれる方が増えて本当にうれしい限りです。

ただ一方で、バイクの事故も急増しているようです。
それも、なぜこんなことで??と首をかしげるようなケースも多くみられます。

乗っているバイクが年々豪華で、ハイパワーで、重く大きくなっている傾向があるにも関わらず、
その割に、それを乗りこなす側が追い付いていない、むしろレベルが下がっていると感じる状況も多いこと。

であるにも関わらず、バイクの危険を実感されていない、そんな気がしてなりません。



あくまで推測ですが、一つの要因として
「原付バイク(50㏄)に昔ほど乗らなくなったこと」があげられるのではないかと思うのです。

昔はバイク、それも50㏄を中心とする原付バイクが周りにたくさんあった時代がありました。

今でこそその役目、軽自動車などにとって代わられてしまいましたが、
かつてはどのご家庭にも必ずといってよいほど、
買い物や通勤に使う原付バイクが1台くらいはあったものです。

はじめて乗るバイク、もしくは最初のころに乗るバイクはおのずから
そういう原付バイクになる時代がありました。

免許はまだもっていないうちから、
近所の広場で家の原付を乗ったのが初バイクという人も、
ある年代以上には多いのではないでしょうか。



そんな「原付バイクから乗り始める」ということは
バイクの乗り方を覚えるという点では非常に理にかなっていると思います。

その理由を挙げると、
まず、絶対的な速度が速すぎない、イコール安全です。

法廷速度30キロ、最近の50㏄だと60キロくらいが限界の最高速度となりますので
結果的に、大きな事故につながりにくいことになります。

まぁ30キロの法定速度が他の車と速度差がありすぎる・・ゆえに危険だという声もたしかにあります。

しかし、明らかに遅い自分のバイクを安全に走らせるためには
他の車、交通機関の動きを熟知していなくてはなりません。

どこで後ろの車を抜かせるか、前の車はこちらを見ているかなど、
遅いバイクを走らせるには安全確保のための知恵が備わります。

それが結果、交通の流れに上手にのるということを教えてくれるのです。
これはバイクを安全に走らせるうえでとても大事なことです。



また小さい車体ゆえにカーブもクルっとまわるので
それが大きいバイクよりも、曲がるということを積極的に覚えやすい点があります。

かつて80年代に流行したスクーターレースをスタートとして

世界GPにまで上り詰めたライダーもたくさんいました。
そういう点でも小さいバイクというのは本当にライダーを育ててくれます。



また原付はサスも申し訳程度のもの、車体もむしろひ弱なつくりですので
無理をするとすぐに不安定な動きをします。

おかげでここが限界というのがわかりやすく、その動きも教えてくれます。
どうかすると転倒しますが、それも速度がさほどでもないためケガも少なくてすみます。

褒められたものではありませんが、私も学生時代には原付バイクでよく転んでました。

原付の速度で転んでこれだけ痛いなら、大きいバイクはよほど気を付けないと死ぬかもしれない。
その考えもそこから身につくのかもしれません。

このように原付バイクはバイクの運転を覚えるのにすごくよい。
まさにバイクの最初の先生だったわけです。
(しかも大きいバイクよりも安い)

原付バイクが身近にいくらでもあった今40代~60代くらいの方たちは
そんな時代の恩恵を受けてきたといえます。

今でも、原付で長年通勤されている方、女性でも買い物などでバイクを利用されている方
またお仕事で配達(郵便含む)されている方などは、
そこからいきなり大きいバイクに乗っても、運転が上手であることが多い、

それは基礎が身についているからでしょうね。



逆にいうならば、免許を自動車学校で取って
さいしょに乗るバイクがそこそこ大きいバイク(250㏄以上)であったりすると
そのあたりが身につくのは、かなり時間がかかるということでもあります。

まして、普通二輪免許➡大型二輪免許と自動車学校で免許取得、
大型免許を持っているからと、最初に乗るバイクが大型バイクだったりすれば
原付からステップアップした人に比べて運転において大きなハンディがあるといえます。


そんな原付、最近では身近に少なくなりました。おのずから乗る機会も減ってきます。

でもバイクにずっと安全に乗り続けたいのであれば
無理にでも乗りこむ期間は作るべきだと思います。

借りてきて乗るとか、中古でのよいので買ってきて練習するなどどうでしょう。
単に足が届くか届かないか気にするだけの次元の話から、乗りこなしも変わってくると思います。


乗りたいバイクが大型バイクだったりするのに、原付から乗れというのかと怒られそうですが、
そこで得られるものは、かなりたくさんあるのではないかと思います。

結論として強く言いたいのは、バイクにおいてステップアップは大事であり
軽く考えてはいけないということです。

原付でなくとも、いきなり最初のバイクが大型バイクなどというのは
どんなにそれが欲しいバイクであったとしてもやめておいたほうがよいと思うのです。

ぜひ視点を変えて長い目で、趣味としてのバイクにじっくり取り組んでみてはいかがでしょうか。



レース観戦を100%楽しむ工夫とは

2022-04-05 17:20:31 | #バイクブログ


桜もひととおり咲き終わり、これからモータースポーツシーズンがはじまります。

この2年くらいは、思うように観戦に行くこともできませんでしたが
今年からは少しづつ、会場へ足を運んでみたいなぁと思います。

九州ではロードではオートポリス、モトクロスではHSR九州と全国基準で考えても
大規模なサーキットがあり、全日本選手権も今年は年2回づつの開催が予定されています。
なのですが、モータースポーツを観戦に行くという習慣をお持ちの方は意外と少ないのではないでしょうか。

行かないから面白さがわからない

かつて1970~1980年代はサーキットに行くとすごい数の観客がいた、という時代もありましたが
今はなかなか会場に足を運んでもらえないのが各カテゴリーに携わる選手たちの悩みと聞きます。

あまり見る機会がないのでレースの面白さがわからない、楽しみ方がわからない

いきなり会場に行っても、バイクが大きな音で走りまわっているだけで
レースの面白さを実感するところまでいかないのかもしれませんね。

スポーツを楽しむには事前情報が大事

例えば、サッカーや野球などでも
選手の名前、その選手にまつわるエピソード、経歴などが一切わからずに
ただ見ているだけでは、そう面白いとは感じないでしょう。

ただそれらには、テレビなどをはじめとする情報発信、中継などがあるので
面白く感じさせる工夫の恩恵をたくさん受けやすいというのはあるかもしれません。

なのでバイクのレースを見るのであれば、そういう情報を事前に少し調べておくとよいかもしれません。
もちろんその情報は、あまり多くありません。ちょっとひと調べしておくことが必要でしょう。

バイクだからメーカーしばりで応援するのがまずは一番

まずあなたが乗っているオートバイのメーカーはどこですか?
例えばヤマハだったとします。

モトクロスでいえばヤマハのカラーは基本ブルーですので
ブルーのバイクを応援すれば(スポンサーの関係でそうでない色もある)、
それが上位にしろ下位だったにしろ、レースの展開に少し面白さが加わります。
モトクロスはメーカーごとに4~5色で基本わかりやすくなっています。

現地でライダーズアルバムは買っとくべし

会場で販売しているライダースアルバム、などを購入するのはおすすめです。
レースを見ながら、目の前を走る選手の経歴などを確認できるからです。
ケチらずに一冊買っておくと、次の大会の時も使えることがあります。

もしくはネット
http://mx-danshi.com/
で検索するとくわしく掲載されているので参考にされてください。

ゼッケンの番号が少ない選手ほど速い

それらには乗っているバイクのメーカーのほかに、チーム名や
そのライダーの年齢、ゼッケンナンバー(バイクに貼ってあるゼッケンです)などがわかると思います。

それを目を通しておくだけでも観戦の際の面白さはずいぶん変わると思います。
出身地、出身県が同じというだけでも応援する理由になりますしね。

特に「ゼッケンナンバー」は前年度のランキング順を表しているため、
少ない数字の選手ほど「強い」ということを表しています。
そういう選手が序盤出遅れていたのなら、徐々に上位にまで上がってくることも期待できますので
スリリングな展開が期待できるというわけです。

各メーカーの上位ゼッケンはレースの主役級

確かにそれらをチェックしたとしても、
なかなか全部のライダーについて覚えることは難しいと思いますが

自分の応援するメーカーに限ってとか
その中でもゼッケン番号が少ない選手に注目するとよいでしょう。

ゼッケン番号が少ない選手は速いということです。

ヤマハのようにファクトリーと名がつくチームは
特別なバイクに乗っていたり、ということもあるので
パドック(選手、バイクの待機場)を歩いてチェックしておくのも楽しいです。

レース展開を読むための道具も用意

また観戦を楽しむなら、ちょっとした道具があるとレース展開が楽しめます。

例えばストップウォッチ(スマホでもOK)
1位と2位の差が詰まっているのか離れているのか、その瞬間だけ見ているだけではわかりにくいですが、
毎週ポイントを決めて、その差を計測してみるとどうなっているのかが歴然です。

このようにある選手に注目してどういうレース展開なのかを予測したりも面白いですよ。
選手によって得意な部分にそれぞれ特徴がありますので、
いろいろと考えながら楽しむのは観戦の面白さかと思います。



レースの面白さとは、
自分ではとても出せない速さを応援する選手が代わりに走ってくれる、
ドキドキするレース展開をみせてくれることで自分が走っているような気にさせてくれること

そういう体験をしていると、一般道みたいな速度を出しすぎてはいけないところで
無茶をしようなんて言う気も起きないものです。
一度もみたことがないというならもったいない、ぜひサーキットへと足を運んでみてくださいね。







キャンピングカーで出張へ

2021-12-05 16:35:35 | #バイクブログ
最近キャンピングカーを手に入れました。

納車までには数か月かかりました。

待ちに待たされていた感覚があってかなり待ち遠しかったのですが、
バイクと同様、このところのアウトドアブームにのり

この手のクルマも人気が高まっているそうで、これでもわりと早いほうなんですってね。



今回、妻がキャンピングカーに興味があったため購入に至ったのですが
私自身は最初興味はまったくありませんでした。

モトクロスでさんざん車中泊していたので、
車の中で寝るのがあまり好きではなかったからです。

ただ、いろいろな情報をYoutubeなどで集めるうちに気持ちは変わるもので、
徐々に興味が湧いて、

今ではこの車でどこかに行くのがかなり楽しみになった感じです。



車体のベースはトラックでディーゼルエンジンの3000㏄、

長さは5mほど幅は2mくらいで乗用車より少し大きいくらいですが
高さが2m90㎝くらいと高くなります。

なのでガード下や屋根のある駐車場は要注意です。
レンタカーなどではその手の事故は多いんですってね。

高さが高い、重心が高いことから高速道路で風が強いとかなり不安定、
そんな天候のときは速度も控えめで走らないと本気で横転してしまうかもしれません。

納車してまもない先週の火曜日、
福岡にいく研修の仕事があったので、そのついでに早速車内に宿泊してみることにしました。



もちろんどこでも車中泊できるわけではありません。

最近はキャンピングカーが増え、
サービスエリアや道の駅でマナーの悪いキャンプまがいのことをして問題になっている事も多いようです。
今回は「RVパーク」とよばれる車中泊専用の駐車場を利用しました。



ここはネットで事前に予約、精算をしておけば
駐車場に用意されてある機械へ、QRコードでチェックインすればOK
金額は一晩で3000円前後なのでビジネスホテルに二人(+犬)泊まることを考えれば経費節減にもなります。

車内のバッテリーのみでも、ある程度(一晩くらい)電気は使えるのですが、
チェックイン機に100Vの電源をつなげばキャンピングカー内で電気は使い放題になります。



照明のほかにテレビ、冷蔵庫、電子レンジがあり
またナビはWifiが使えるようにしているのでスマホやPCはそれにつなぎます。
非常に快適、ちょっとした仕事もこちらからリモートでできそうです。

もちろんベッドでの寝心地もモトクロス時代のハイエースとは比較になりません。

この日はたまたま天候が悪く、午後から降り出した雨と風が台風のよう
車が揺れるような風雨が翌日の朝まで続きました。

テントを張ってのキャンプであれば、たぶん遭難しそうになるのでしょうが
そういうこともない、しかもホテルに泊まるのとそん色ない快適さでした。

悪天候もまた楽しいと感じるような1日ではありました。



令和の2ストローク、YZ125 2022年モデルに乗ってみました

2021-11-25 14:05:58 | #バイクブログ


11月23日に八女で開催されたYZ試乗会に行ってきました。

YZシリーズといえばオフロードの競技専用モデル、
ちなみにこれらはモトクロス、エンデューロのシーズンにあわせて発売されるため
年間通していつでも買えるというオートバイではないのです。

今はというと、かろうじて予約もできる期間中ではあるので、
今回の試乗会には期待した人が多かったのかもしれませんね。

たくさんの方が訪れており会場は駐車場確保にも苦労するほどでしたよ。




今回の試乗会で目玉になるのはやはりYZ125につきるといえるでしょう。
このバイクは2ストロークエンジン、ナンバー付のバイクの世界ではかなり前に絶滅しているエンジンです。

ナンバー取得の必要性がないレース専用バイクであればこそ細々と生きながらえてきたこのバイク
なんとエンジンが十数年ぶりに完全リニューアルされて発売されたのです。

レースしないよという人も、2サイクル独特の胸のすくような爽快な加速感は、
過去にNSRやTZR、古くはRZなどを乗っていたことのある方にはわかりやすい魅力でしょう。


現在、ヤマハ以外では海外メーカーしか生産していないため非常に貴重、
日本のほか3社は生産を終了し、あるものは骨董品レベルで古いものが多いです。

ヤマハもずいぶん昔に設計されたものを仕様を変えず地味に生産を続けていたという程度ではありますが、
それが今回、新設計のエンジンをわざわざ作った、ということで業界的にはかなり話題になりました。

そういう私もYZ125 2017年式モデルのユーザーでもあり、
当然新世代の2ストはかなり気になるところ。試乗して乗った印象をお伝えしたいと思います。



今回、一般と販売店の試乗枠は別になっていました。
順番が来たので乗ってみましょう。

ひとりあたり5周できます(十分すぎてひととおり乗り終わったらへとへとでした)

外観で見てもわかるのがシュラウドやサイドカバーの形状部分の変更、
これは乗りやすい、乗りにくいとかではないのですが、
慣れしたんだこれまでのYZ125とは、膝でグリップした感触も違い、新鮮ですね。



エンジンを始動すると、力強い2ストサウンドが響きます。
いままでよりも元気がよい音、パワフルさを感じさせますね。
俗に「弾きがよい」と表現する音。
今までのYZとは別物であると音だけで理解しました。

違いでいえばキャブレターもミクニからケイヒンPWKに代わっています。

そういえば過去、30年前現役でモトクロスを走っていた時、
ミクニをケイヒンに換装したことがあります。
当時、ホンダ系はケイヒン、ヤマハ、スズキがミクニを使っていたのですが
特性が変わるとかで試してみた記憶があります。



一発のツキについてはケイヒンがパワフル。一方でミクニはスムースな印象があります。
今回の試乗でもそういえばそんな印象だったな、これもそんな感じだなぁと思い出しました。

ちなみにノーマルだと調整が少し濃いとのことなので、初心者だとかぶらせてしまうかもしれません。

今回ゲストで来られていた鈴木健二さんによると
付属のニードルなどを使い、薄めにしてあげるとよいとのことでした。



エンジンのパワフルさに所以する変更はそれだけではないようです。
クランク、およびローターもそれぞれ重くなっています。

これは例えば「コマ」に重りをつけて回すと慣性力が増して延々と回り続けます。
それと同様にクランクの改良で慣性力が増しトルク感が大きくアップします。

今回のコースは山砂で一部砂っぽい土質のため
私の2017年式だとおそらくですが、砂にパワーを喰われてしまいます。
YZのエンジンは昔から良くも悪くも軽い、砂や泥のコースではトルク不足が課題です。

しかし2022年式はパワフルさが増しており、
パワーバンドに入ると操作次第では、路面の重さ関係なく振り回されてしまうようなこともありました。

125でここまでのパワーはなかなかのものです。
旧YZ125をどんなにチューニングしてもこうはならないでしょうね。



日本では比較的固めで転がり抵抗の少ないコースが多いのですが
海外のコースでは砂などが深いコースも多いはずなので、海外メーカーのバイクにくらべ
トルク向上の要望がきっと多かったのではないでしょうか。

今回の新エンジンはそれにしっかり応えた変更になったのではないかと思います。

2サイクルの爽快な加速感や音、そして独特のオイルの香りは4サイクルのそれにはないもの。
とくに過去オフを経験していて2ストに乗っていたという方はなおさらです。
ファンライドにおける2ストの存在感はさらに増しているといえるでしょう。

機会があれば、令和の時代の新世代2ストローク、楽しんでみてください!





世界一のエンジン

2021-11-22 16:33:34 | #バイクブログ


先週の日曜日、インドネシアで開催されたスーパーバイク世界選手権にて
ヤマハYZF-R1を駆るトプラク・ラズガットリオグルがrace1で2位に入り、
年間優勝を決定しました。

このクラス、ヤマハは2009年以来のチャンピオン(ベン・スピーズ)というからかなり久々です。
ここ6年はカワサキのジョナサン・レイがチャンピオンを独占、強さが際立っていましたが
それをさらに上回る素晴らしい活躍が光るシーズンでした。

ヤマハはご存じのようにロードレース世界選手権 MotoGPにおいても
ファビオ・クアルタラロがチャンピオンを獲得しており、
世界のスプリント2大レースを日本のヤマハが制したことになります。

YSPなのでヤマハの活躍がうれしいのはもちろんですが
どのクラスもかなり競争が激しいので、
一喜一憂、落ち着いてみてられません。明るい結末でよかったです。

さてトプラクが乗ったのが市販ベースのYZF-R1、
ファビオが乗ったのがプロトタイプのYZR-M1と違いはありますが
共通点はどちらも「クロスプレーンエンジン」であること。

ビッグバンと呼ばれる不等間隔爆発であり、
またクランクの構造などによりスムースなトルク特性が特徴となるエンジンで

そのおかげで過不足なく必要なだけのパワー/トルクを取り出しやすいため、
限界まで攻める走りには非常に有利に働くそうです。



市販車ではYZF-R1、MT-10に採用されています。
世界一を取ってくるようなエンジンを積むバイクが普通に買えるなんてさすがは日本。
・・と、もっともっと評価されてもよいのでは、なんて思うのですが。
(海外の人の方がその認識は高い傾向にありますが)

気が付けば2004年のYZR-M1&ロッシのコンビから始まり、もう17年になるこのエンジン、
いまだに輝きは失っていないとはいえ、最近はパワーについてはちょっと物足りなさも見え隠れします。
今シーズンはファビオ・クアルタラロからはモアパワーを求める声も多々ありましたね。

まぁクロスプレーンならではの扱いやすさあればこその年間チャンピオン、
数少ない世界を制す力を持つ日本の技術力の結晶であることは間違いないでしょう。

仮にヤマハでなくても、パワーで押し切るような剛腕マシンよりも、
コーナーリングで切れ味鋭いバイクで勝つ方が、日本らしくて好きと思うのは私だけでしょうか。

来年も最後の最後まで、勝利への期待をもって見守ることができれば幸いですね。


今年もあと少しとなりました

2021-11-19 13:54:22 | #バイクブログ



今年も早いものであとひと月半となりました。
先週、MotoGpも終了し、レジェンドライダーの「バレンティーノロッシ」が引退しました。

過去2度ほどもてぎで開催された日本GPを観戦したのですが、
アジア周辺から本当に多くの外国人が観戦にきてましてその規模に驚きました。

しかもその多くがロッシのグッズを身に着けており(もちろん日本人も)、その人気ぶりはすごかったです。

まさにディズニ-ランドにおけるミッキーマウスのような存在、
かつてモータースポーツでそこまでの影響力があった人はなかったと思いますし
これからもないことでしょう。

ミッキ-のいないディズニ-ランドは想像ができませんが、
MotoGpのひとつの時代が終わり、次の時代がどうなっていくのか興味深いです。
 
さて年末近くなり、どのメーカーも新型が発表される次期です。

ヤマハもXSR900 MT-10 T-MAXなどのモデルチェンジが目を引きました。

すでに発売されているバイクがなかなかこないくらいなので
実際に日本で発売されるまでにはかなり時間がかかりそうではあるものの、
新しいものが出るというのは楽しみです。

コロナウィルスに翻弄されたこの2年弱でしたが
このところやや落ち着いた様子となっているようで幸いです。

まだまだツーリングの企画をするという感じではないですが
来年はそういうこともまたできるようになればよいですね。

足つきなんかに負けないで

2021-11-14 14:48:41 | #バイクブログ
「足が届かないからこのバイクはダメだ!」この声をなんど聞いたことか。
バイク選びの要点ってそこだけじゃないんだけど・・と思ったこと、一度や二度ではありません。

確かに最近のバイク、主に外国の人に対してサイズをあわせているためか、
シート高も高めであることが多いようです。

ただ日本人より小さい感じのする東南アジアでも
足つきが悪かろうが「シート高が高いほうがかっこいい」という認識なんですって。
どすんと低く落ちているよりも、腰がピッと上がっているほうが確かにそうも見えます。

バイクショップの店頭にきて、見ただけ、またがっただけで「だめだ」とあきらめるのはちょっと早いのでは?
・・というのもバイクには体重などにあわせて「車高を調整できる機能」だってもともとあるからです。



それはイニシャル調整といって、体重などによって変化する沈み込み量を調整する機能です。

モトクロスでは1G調整といって体重に対して車体の姿勢を適正にたもつための調整機能として使います。
写真、指で示した部分の沈みこみ量のことですね。



理屈は次の絵に表します。
絵の「赤い部分」が何も乗っていない状態だとすると
「黒」が普通の体重の人が乗った時、「青」が体重の重たい人が乗ったときです。

当然それにより足つきも変わってきます。重たい人のほうが足つきはよくなる傾向です。
体重が軽くてもサスをさらに柔くすれば青のところまで沈みます。

もともと地面に対するサスペンションの角度が変わるのでそれを防ぐための調整なのですが
体重の軽い人(背の低い人)がまたがったときは沈みこみ(指で示した距離)が少ないので、足つきが非常に悪くなります。

つまり軽い人はサスの角度としてもキャスターがたつし、足つきも悪いということになります。



まして空車状態のバイク(特にもともとストロークの長いオフ車は)を見ると
とうてい足がつかないように見えるものかもしれません。

ほかにも足つきはシートの幅とか重さも関係するので
一度はまたがってしっかりシートに「体重をかけた上」で判断しましょう。
(そうでないと沈み込まない)



もとより、そのあたりほとんどのバイクは体重にあわせて調整ができるように初めからなっています。

たとえばこちらは見るからに足つきが悪そうな「テネレ700」。



通常は工具、もしくはハンマーなどで調整しないといけないところ、
親切にも「ダイヤル」でできるようにしてあります。便利ですね!

これを左に回すと、サスが柔らかくなるので足つきはすぐ改善されます。

このあたりのバイクであれば日本人の体格では緩めたほうがよい、という方がほとんどでしょう。
逆にそのままでは足がつかないのも当たり前なのかもしれません。



こちらの大きな車体の「トリシティ300」も足つきが心配になりますよね。
(まぁ、そのためにスタンディングアシストがあるわけですが・・)



ですがこちらにも若干、調整しろが初めからついております。

専用工具が必要ですが、調整も簡単で最弱にすれば沈み込みが多少よくなるでしょう。

ただ調整しないにしても、もとよりバネというものは、
使ううちに徐々に柔らかくなっていくものですから、新品の時が一番キビシイ状態です。

新車のときはあんなに悪かった足つきが、徐々にそうでもなくなるというのは
足つきの要領がよくなるのと同時に、実際に足がつきやすくなるからというところもあります。
(シートもやわらかくなってきます)

なので新車で足つき確認したときは、そのあたりを計算にいれておかないと
あとあとあのバイクは買えば乗れたのに・・ということになりかねません。



この「トレーサー9GT」も見た目上、足が届きにくく思える車両です(これでも前モデルより4センチ低い)




こちらも前述のテネレ700同様のイニシャル調整ダイヤルがついていますね。

簡単に変更できるということは簡単に戻せるということ
一人乗り、二人乗りの時も簡単に切り替えできる便利さがあります。

足つきが心配ならば、できるだけ柔かくしておけば安心でしょう。



よく足が届かないという方は、実際の車高うんぬんよりも「バイクの扱い」に慣れていないだけかもしれません。

例えば、ハンドルをフルロック切っておけば、フロントタイヤのサイド部分が接地するため
まっすぐ直立よりも少し前が低くなりますよ。その分足つきはよくなります。



ハンドルがロックされればバイクの乗り降りをする場合にも
ハンドルそのものが固定されるため支えになりやすいので、安定します。

また直立するより少し傾いておけばその分足つきはよくなるので
片足だけつくと決めたほうが、両足つこうとするよりも有利になります。

お尻のずらし方も足つきを改善するテクニック、
背が低くてもうまい方は、そのあたりが絶妙なのですね。

それでもだめな場合はローダウンシートやローダウンリンクなども用意されていますよ。

とはいえ、自然に柔らかくなるまで待つことまで考えれば
案外バイクの足つきは、なんとでもなるのではないかとも思います。
臆することなく挑戦してみてください!






エンジンがまだあるうちに

2021-11-12 18:24:29 | #バイクブログ


今後10年くらいを目途に自動車の電気化が進んでいきますというのは
少し前のブログでも書いた気がします。

純粋な環境への必要性というよりは、
国家レベルでのいろいろな思惑からそうなってきている感じがあるので
自動車の電気化だけ見ればいささか性急な感じがしないではないのですが、

今後はバイクも含めて、概ね電気(モーター)へと変わっていくのは避けようがない情勢です。



そういうことを他の人と話すことがよくあるのですが、
やっぱりエンジンの鼓動、振動や排気音は無くなってほしくないなぁという話になります。

モーターにも別の魅力があるのかもしれませんが、
私たち世代にはオートバイはやっぱり今のままがいいんですけどね。

ガソリンを緻密に制御して燃焼させ、
クリーンかつパワフルに走らせる技術においては日本は世界トップレベルだと思います。

そこがなくなるということは寂しい以前に、日本の経済へもきっとマイナスの影響があることでしょう。



とはいうものの、現時点でガソリンエンジンが無くなってしまったわけではありません。
まだまだ優秀な技術の結晶ともいえるバイクが来年以降も登場する予定です。

生産が終わってしまってからではなんともしようがないですが、
あるうちに手に入れておくというのも選択としてはあるのではないかと思います。

それが手に入るのもここ数年くらいが期限と考えるのが妥当かもしれませんから。



バイクはフレームにエンジンを載せ、それを外から確認できるレイアウトなので
自動車以上に「エンジン」というものを意識できる構成になっているのもよいですね。

私たち人間をここまで発展させてくれたともいえるエンジン
楽しめるのもいよいよ期限付きのようです。

バイクで走って「エンジン」をあらためて感じてみてはいかがでしょう。