バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

バイクの寿命は何年くらい!?

2023-01-08 12:07:49 | #バイクブログ

バイクの寿命って!?

お客様に商談でバイクのご説明をさせていただくとき

よく聞かれることに

「バイクの寿命ってあるんですか?」

「何年くらい乗れますか?」という話があります。

 

それについては一概に言えないというか、

何をもって寿命とするのか、乗られる方の解釈しだいでだいぶ変わります。

 

修理費用を考えないならいつまでも

バイク自体は部品がある限り、また修理の費用に糸目をつけなくてもよいのであれば

それこそ何十年でも走らせることはできますが、

 

ただ年数がたつほどに、走行距離が増えるほどに費用がかかる傾向になるので

日々の暮らしで使う実用で、ということであればそれでは無理があります。

 

将来は博物館にでもおきたいようなバイクなら

どれだけのコストや手間をかけようとも、維持していきたいものですが、

 

一般的にはころあいで下取りに出して、新しいバイクに乗り換えた方が

一番効率がよいとされています。

 

まだバイクに価値があるうちに乗り換える

 

となるとバイクの寿命とは

 

まずひとつ、下取り価格が急に落ちてくる前まで

これがお乗り換えのタイミングであるかもしれません。

そうするとその人にとってはそこがバイクの寿命というわけでしょう。

 

そこを踏まえて考えるなら、おそらく2万キロくらいがひとつの目安ではないでしょうか。

 

なぜ走行距離が延びると価値が落ちるのか?

 

ではなぜそのくらいになると下取り価格は下がる傾向にあるのか

中古車として購入する側の気持ちからすると

あまり走行距離が走ってるものは、少なくとも高くは買いたくないですよね。

 

なぜ走行距離が延びると、イヤなのかといえば

それはそのあたりから整備するべき箇所が増えてくるからです。

 

タイヤ交換、ブレーキパット交換などはもっと早いタイミングで普通に交換しますが

 

2万キロくらいからはそれまでは考えなくてもよかった部分、

Vベルト、ドライブチェーン、ブレーキのディスクプレート、

バッテリー、クラッチ板、

それらのものが寿命を迎えます

 

そうするとわりかし高額な修理が順番に回ってくる傾向にあるので

中古車としてはちょっと手間がかかる物件となるわけです。

 

普段変えなくてもよいものもいつかは交換が必要だから

 

また距離はおいといて、新車で生まれてから今日までの時間経過による

経年劣化も考えなくてはいけません。

 

ゴム、ラバー、プラスチックなどは時間とともに機能を失います。

それゆえある程度時間がたったバイクは、徐々にメンテナンスの費用がかさんでくるものです。

 

だからその時期を迎えるちょっと前までが、

中古としてよい条件で売れるタイミングということになります。

 

結局適当なタイミングでの乗り換えがベスト

良い条件で売却し、次の新しいバイクに乗り換えれば

それが一番、理想的な展開といえるでしょう。

 

特に最近は、新車の供給が非常に悪いため、

よい条件で査定が付きやすい傾向がありますので

 

特に通勤などに使う用途のバイクであれば、

適時お乗り換えをされる事をおすすめしたいところです。

 

愛着のあるバイクがダメになるまで乗れるだけ乗る、ということも大事です。

ただ、その状態では下取りは高くは望めませんし、

メンテナンス費用は乗り続けるほどに加速度的に増えていきます。

 

結果としていよいよダメになってからの乗り換えでは、その負担も大きくなりますので

まだ商品として価値が高いうちに、乗り換えるのは賢い選択といえるでしょう。

 

何をもって寿命とするのか

 

結論からすると、そのバイクをどういう目的で所有するのかによって

バイクの寿命とは変わってきます。

 

足替わりの1台なら、ころあいでお乗り換えを計画するのがおすすめ、

 

また、後世に残したい名車ならば部品確保などをがんばりつつ

よい状態を保つことで、長く維持するのがよいのではないでしょうか。

 

 

 

 


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