先日・・・ジュニア・ジャパンオープン2017の電池の話で・・・
LEGOの専用バッテリーも、調査や申請が必要であることを見つけましたが・・・
実際に、LEGO(NXTやEV3)に保護回路が入っているか簡単に判ると良いのですがねぇ。
で・・・大会運営側が求めているのは
①バッテリー自体に保護回路があるか、どういう保護回路か確認できるか
→保護回路があり、どういった条件で保護されるのかが明確であれば問題なし
→保護回路が無い、または保護回路があってもどんな保護かが不明の場合は、バッテリーの外部に保護回路を取り付ける
② ①の結果にかかわらず(バッテリー側ではなく)本体側にも過電流防止の保護回路を付ける。
つまり、バッテリー、本体、それぞれに保護回路を付けなさい・・・これが「多重の安全対策」ということです。
じゃあ、LEGOのNXTやEV3は、手を加えなくてもOKなのか・・・!?
①バッテリーパックに保護機能がある
②NXTやEV3本体に過電流防止の保護機能がある
であれば、問題無いハズです。
じゃあ、それぞれに保護機能があるのか・・・が判りません。
しかし・・・
「EV3 保護機能」でググると
こんなページが見つかりました。
EV3の回路図を解析して、どのような保護がされているかを想定しているようです。
これで・・・なんとなく、EV3本体には、過電流防止の保護機能はありそうですね。
でも、LEGOの公式のページはありませんので、ここの解説がジャパンオープンで効力を発揮するのかは不明です。
ちなみに、このページに、NXTの回路図もあるので、解析して欲しいです。
じゃあ、LEGOのバッテリー側に保護回路があるのか・・・これも判りません。
(なんとなく、常識的にはあると思うのですが・・・)
いろいろとネットをさまようと・・・こんな記事を見つけました。
NXT rechargeable batteries
Staying with "pure" LEGO solutions, the next devices tested were the lithium-polymer NXT battery packs. They come in two flavors:
•the old dark bluish grey one that charges with an AC wall adapter, and is rated 7.4V / 1400mAh.
•The newer "NXT white" one that charges with a DC wall adapter, and is rated 7.4V / 2200mAh.
I tested two 1400mAh units (one of them heavily used, the other little used), and one little used 2200mAh unit.
As far as I can tell, these units don't have a current limiting device as they don't need it: they can only be plugged in the NXT brick, and the NXT does have a 1.85A nominal resettable fuse on its power input.
ここに書かれていることが本当だとすると、バッテリー側には保護回路がなく、NXT本体に保護回路が有るだけのようです。
だとすると・・・ジャパンオープンでNXTは使えなくなっちゃいますね。(笑)
ただ、上の記事はLEGOのオフィシャルなものではないので、信憑性が不明です。
ちなみに・・・(NXTのバッテリーを除く)LEGOのPFバッテリーには、リセット可能な温度ヒューズが装備されていて、それを利用して内部電流制限の機能を実現しているようです。(NXTのバッテリーだけダメじゃん!) それらは、Bourns MF-MSMF075 resettable fuse で 750mA で機能すると書かれています。
まあ、いちばんドキドキしない方法は・・・eneloop を使用するのが良いかと・・・(笑)