Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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高専ロボコン 地区大会

2017-12-10 | 高専ロボコン

もう、すでに全国大会を見てしまったのですが・・・

ここのところ、一気に放送された高専ロボコンの地区大会を一気に見ました。

全国大会を見た後だと・・・なんだかむなしい感じです。

アイディア倒れのものや、動かないロボットとかもあって・・・

 

今回は、対戦形式ということで、ロボットの制作とは別に、作戦や操縦といったアナログ的な部分も成績のカギになっていますね。

(私は、自律型が好きなのですが・・・今回は、そういうロボットはとっても少なかったです。まあ、当たり前ですが・・・)

 

今回(も)、操作者の腕に付けたセンサーで人間と同じ動きをさせるコントローラーがいくつかありました。

これ・・・技術的には良いと思うのですが・・・操作している人間を見ると、なんだか面白いです。いや、普通にゲーム用のコントローラーの方が操作しやすいと思うのですが・・・(笑)

 

ところで、この人間の腕に取り付けるコントローラーですが・・・先日の国際ロボット展でも沢山展示されていました。

その中で・・・

人間が動かすと、ロボットも動く・・・ここまでは今までと同じ。

ロボットが動いた結果、何かにぶつかってこれ以上曲がらない・・・という情報がコンローラー側にフィードバックされて人間が感じることができる。

という製品が発表されていました。

ゲームでも、コントーラーがブルブル震えたりしますが・・・ロボットの情報が操作者にフォードバックされるって、とっても重要だと思います。

 

そのうち、レスキューロボットも操作する人間に情報がフィードバックされて・・・

この倒れている壁を持ち上げたいけど・・・ぬるぬるして滑るし、重い・・・などと判るようになるのでしょう。(笑)

 

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レスキュー技術交流会

2017-12-10 | ヒントみたいなもの

先日参加した茨城ノード大会で、レスキュー競技が終ったところで、レスキュー技術交流会がありました。

この交流会・・・レスキューの全チームがロボットを持ってフィールドに集まりました。

「じゃあM&Y父さん、今後どういったことをやれば良いか話して下さい・・・」
「えっえ~!」

じゃあ、とりあえず、本日の競技を見ての感想など・・・

 

・完成しているロボットが少ない

ロボットが完成するとは・・・全ての作業が完了していること。じゃあ、すべての作業が完了しているとは「構想」「設計」「製造」「テスト」(もっと具体的な言葉に直すと「目標設定」「どういうロボットにするかの検討」「ロボットの組立」「プログラミング」「練習」)が出来ていることだと考えます。

やっぱり、会場でロボットを改造していたり、プログラムを作っているようでは、良い成績が期待できません。ハードもソフトも完成して、何度も練習して、もうこれ以上やることはない・・・という成熟したロボットで競技をやって欲しいです。

 

・坂道の開始と終了

坂道の開始と終了時に詰まるロボットが多かったです。ロボットの前方に光センサーを配置するロボットが多いですよね。そうすると、坂の始まりや終わりでは、センサーと床の距離が変わってしまいます。この距離を変わらないようにする仕組みを考えましょう。

M&Yのロボットは前輪の間に光センサーを入れて、床とセンサーの距離が変わらないようにしています。

 

・センサーの数が4つ

EV3の4つのポートだけでは、センサーの数が足りません。何らかの方法でセンサーを増やせると、もっと確実性が上がると思います。

 

・障害物の検知方法

まず、障害物を検知するためのタッチセンサーの検知範囲が狭いロボットが多かったです。ロボットの前方をバンパーで囲んで検知範囲を大きくしましょう。また、障害物の回避を3つの直線でやるチームが多いですが、先の黒線を捜すようにすると確実性が上がります。これまでに見た障害物回避の良い例として「ジンシャン方式」と「LINK方式」を紹介しました。

 

・ロボットをリモートコントロールしてはダメ

ロボットのスタートをPCからBluetoothで指示するチームがありましたが、それはリモートコントロールと判断されてルール違反になることを伝えました。

 

・再スタート時にロボットの形を変えるのはダメ

再スタート時にクレーンの糸を巻きなおすチームがありました。競技進行停止後の再スタート時には、電源のOFF/ONやプログラムのリセットしかできません。その他の操作(アームを戻したりすること)は修理とみなされるので、禁止されています。再スタート(プログラムをリセット)したら自動的にアームが戻るようにしましょう。

 

まあ、話したのはこんなところだったと思います。

その後は、自由に意見交換や質問タイムでした。

コメント (3)
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