観 察 月 日 2011、1、4 快晴 13℃
観 察 場 所 大和市 (泉の森)
2008年1月にはイイギリの実がたわわに生り、ヒヨドリ、ツグミ、
メジロが群れていたが、今年は殆どが食べ尽くされ、メジロの姿
は無かった。
ヒヨドリ、ツグミは30羽の群れでケヤキの梢に止まり、時折
4~5羽がイイギリの枝へ来ては、2~3粒食べてはケヤキへ戻
るの繰り返しであった。
イイギリにヒヨドリが群れているのをよく見掛けるが、それは
何故だろう。先ずは体重に関係があるようだ。ヒヨドリの体重は
100g程、房状の実が付く小枝に止まれるが、それより重いキジ
バト・・等では不安定になり、実を啄むのは難しい。又、イイギ
リの実は8~10㎜で、嘴がそれより開かなくては無理だろう。ヒ
ヨドリは約15㎜で可能だ。
それにしても、ヒヨドリが実を啄むのを見ると、体を逆さにし、
細い柄の先に付く実を安定的に啄んでいる。そして、逆さのまま
呑込もうと嘴を緩めたら実は落下してしまうだろう。体を横向き
かやや上向きに戻してから、呑込んでいる。
では、体の小さなメジロは実を食べる事が出来るのだろうか。