塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

都市名というファン心理をくすぐる言葉

2016-04-15 22:31:31 | 日記
 一般論で言えば、長野県はまとまりに欠ける、といいます。

 長野市と松本市の諍いがその代表例でしょうが、長野県が日本でも有数の県の面積が広いという事情もあるでしょう。

 例えば木曽の方は長野市に出向くよりも、岐阜県中津川市に出かけるほうが時間はかからないと思います。

 また南信濃にある飯田市から、北信濃にある信濃町に出向くとすれば、鉄道だろうが車だろうが、莫大な時間が必要です。

 ですから、信濃、だとか信州という呼び名は

 「県をまとめるには最適の言葉」 
 「市町村が抱く嫌悪を封じ込める」

 点で不可欠なのでしょう。

 一方で千曲なら千曲市の住人、長野ならば長野市の住民の琴線に触れることも確かです。

 僕が長野パルセイロをひいきにするのも、幼いころから長野市が僕にとって一番の洒落た場所だったことが大きく影響しています。

 そして先ほどお話ししたリヴェリオ千曲に関心を抱いたのは、僕が千曲市在住のためです。
 
 確かに信州のスポーツクラブの多くは、県全体をカバーする必要がありますから、固有の都市名を付けることはリスクがあります。

 一方でサッカーが、その土地を代表するのは

 「ファンの住民心理」
 「クラブのよりどころ」

 をはっきりさせるために必要な為です。

 特に南米で顕著な心理

 「俺たちの応援でクラブを勝たせる」

 というものがありますが、これも階級とファン心理が合致するためであり、まとめて覆うのが代表であるという区別が働くためでしょうね。

 そうでなければ、東京都にヴェルディとFC東京だけでなく、横河武蔵野、ゼルビアが存在する意味がありませんし、名前は忘れましたが、先日大きなスポンサーがついて話題になったクラブもありましたが。
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千曲市サッカー・トピックス

2016-04-15 17:19:39 | 日記
 今日休日だった僕は、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ交換するため、行きつけの車屋さんにでかけてきました。

 待合室でコーヒーを飲みながら仕上がりを待っていますと、窓に一枚の張り紙が張ってあることに気づきました。

 「リヴェリオ千曲」

 というサッカークラブのもので、僕もうすうす、千曲市を拠点にいくつかのクラブが存在することを知っていたのですが、改めて興味を抱きました。

 長野パルセイロが冬季の練習で使用する千曲市サッカー場の休憩室に

 「リベルタス」

 というジュニアサッカーの掲示が張られています。

 彼らはこのリベルタスの大人バージョンの形で、今ホームページを閲覧しましたら、2007年パルセイロに在籍した蒲谷広樹さんも在籍しています。

 蒲谷さんは今年で33歳、過去にアンダー18の日本代表にも選出され、ユースまではF・マリノス一筋の方でした。

 (2007シーズンのパルセイロ・イヤーブックを参照)

 土橋アンバサダーが過去

 「蒲谷が稲荷山養護学校で教員をしている」
 「今後も頑張ってほしいね」

 とエールを送っていたことがあったと記憶しています。

 リヴェリオのホームページを見て感心したことは、インスタグラム、フェイスブック(いずれも僕は使ったことはありませんが)という最先端技術でクラブの広報を行っていること。

 広報がいた方が良いのでしょうが

 「お金をかけずにクラブの魅力を訴える」

 という点では、文明の利器はやはり最適なのでしょう。

 リヴェリオは将来JFL参入を目指すそうで、他にもFC戸上やFCレインボー(ブラインド・サッカー)など、千曲市周辺でもサッカーに関するニュースがバリューを持つかもしれませんよ。
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僕が嫌悪する指導するという言い分

2016-04-15 17:06:09 | 日記
 僕個人の見解で申し訳ないのですが、指導とか指導者という言葉に嫌悪感があります。

 指導するという言葉には、教える相手よりも優位にたつという意味が含まれますが、指導者は指導する側に対してそれほど優位を持つのでしょうか?

 僕は指導される側にも、間違いなく彼ら(指導者)よりも人間的に優れた、魅力ある部分が間違いなくあると思います。

 僕は何かを教えるという言い方は一切しません。

 その代わり「伝える」という言葉を用いますが、それは僕はあなたよりもすべてにおいて上回っていることはないのです、という意思表示になると思うためです。

 サッカーに限らず、学ぶ人間にとって一番楽しいのは、新しい考えが閃いた時ですよね。

 「俺今までこういうやり方でやってきたが、別のやり方が閃いたぞ」
 「こっちのほうが良さそうだな」

 この瞬間が、僕はたまらなく楽しいのですが、サッカーも勉強も、それは

 「持続してきたからこそ、新しい発想が生まれる下地がある」

 からこそ、です。

 僕は今まで多くの場面で

 「何やってんだ!」
 「そうじゃない!」
 「言われた通りにやれ!」

 とさんざんバカ扱いされてきました。

 サッカーの育成も、戦術をどの年齢で伝えるか、体力、メンタルをどう強めるかは大事な点です。

 しかし、こうした言葉が子供たちの自発的な行動を食い止め
 
 「ミスをすればただ怒られ、自尊心が失われる」
 「だからミスをすれば、人に迷惑がかかる」

 と考えてしまうように思います。

 僕もすごすごと引き下がってしまう性格なのですが、もし僕が将来父親になったとしたら、成長のヒントを与えるくらいに接し方で生きたいと思います。
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パナマ文書の流出がサッカーにも影響を及ぼす

2016-04-15 00:56:15 | 日記
 日本に限らず資産家が節税対策を練ることは当然だと思います。

 しかし、為政者が今回のパナマ文書で知られたような資金浄化をしていたならば、国民の反発が大きいことは当然であり、特にイングランド、ロシアでは厳しい追及がなされるはずです。

 そしてサッカーも、このタックス・ヘイブンとは無関係ではありません。

 かつてボカの会長を務め、現在は現職のアルゼンチン大統領であるマクリ、そしてレオ・メッシも、このパナマ文書の中に名前が記されています。

 (この記事は昨日の日経を参考に書いているので、関心のある方は是非読んでください)

 サッカー界では

 FIFAの汚職問題
 そして会長選の選挙

 というようにブラッターとプラティニの金銭問題が糾弾されたばかりでした。

 一方でドイツワールドカップ開催にあたり、ベッケンバウアーの懐にも大金が転がり込んだと囁かれ、またバイエルンではウリ・ヘーネスが脱税で収監されています。

 フランスでも、あのベルナール・タピによるバランシエンヌ戦における八百長が公となり

 マルセイユの2部降格
 チャンピオンズカップのはく奪と、トヨタカップの参加は準優勝のミラン

 という出来事もありました。

 イタリアでもカルチョ・ポリが置き、クロアチアでもマミッチの独裁が大きな反感をかっています。

 こうしてみると、幹部クラスに汚職の話が無い日本が、世界基準であるにも関わらず、むしろ世界基準からかけ離れた運営をしているという、誤った印象を持ってしまいます。

 ネイマールも金銭問題にさらされていますが、メッシはどんな生命を出すのでしょうか?
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熊本で地震が起き、ロアッソに激励が届く

2016-04-15 00:40:23 | 日記
 仕事を終えて帰宅し、着替えながらテレビをつけると

 「熊本で大地震発生」

 と思いもよらぬ光景が映し出されていました。

 長野県も松本のあたりに活断層があると指摘されており、たびたび地震の危険性が指摘されていますから、他人事ではありません。

 今、ロアッソ熊本公式ホームページを閲覧しますと

 「関係者は全員無事です」
 「皆様も気をつけてください」

 というメッセージが掲載されていました。

 また掲示板には既に日本中のサッカーファンが、ロアッソファンを激励しており、ホーリーホックがベガルタのように、地震で手痛い思いをした地域からの声が重みを帯びていました。

 既に首相官邸と気象庁が、地震の規模やレスキューに向けて様々な動きを伝えています。

 同時に村井チェアマンを含むJの関係者も

 1・リーグの日程をどうすべきか
 2・サガンや鹿児島ユナイテッドのように、近隣クラブに余震を含む影響がないか

 を確認しないといけませんね。

 日本は温泉国で有名ですが、それは活火山が多いことの裏返しでもあります。

 同時に地震や火山活動から、多くのことを学んできたことも事実です。

 サッカーに限らず、熊本の様子を皆で見守る必要があります。
 
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