Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

友人との会食

2008-05-27 12:20:24 | Weblog
 日中の気温が30度を超す真夏のような天気である。昨日の父の13回区の後片付けと庭に手入れをして過す。甲斐犬モモも口で大きく息をしながら日陰に穴を掘って暑さをしのいでいる。
 今日は事前に連絡をしてあったIさんと午後7時に会うことになっている。
彼は私より2歳若いが、職業が同じであった。融通の利き周りを和ます話術を持った人であり気を許して話せる友人である。その彼が今年に入って勤めるようになった。3度目の仕事である。彼は第2の職場を斡旋したのは私であり、私が辞めると数ヶ月でその職場をやめてしまった。そんなことから私より若い彼が再就職をすることを強く望んでいた。それが再就職できた。今までの蓄積が活かせられない守衛のような仕事であると言うが心から喜んだ。しかし勤務がきつく一時期弱音をはいて辞めたいとこぼした時期もあったが、その時期も過ぎ今は元気に働いている。
 今日は再就職を祝って会食することになった。
とは言え彼は下戸であり酒は呑めない。そこでパルシェ6Fの大衆イタリア料理店でワインとウーロン茶を呑みながらの会食となった。
 話す内容は、特別なことはない、昔の思い出とか、健康管理、友人の消息、家族のこと等である。互いに年金が生活の全てと云っていい人間にとって、如何に充実した生活をしながら長生きをするかと言う話題に多くの時間を割いたような気がする。前にも記したが、61歳で急逝した友人も無理が祟ったことが原因ではないかと思われる行動を何度か見てきた。男は社会にでれば戦場と同じであり勝ちたい気持でいっぱいである。その途上で亡くなった人は無念さは残るし家族もかわいそうである。そうしたことのない生きかたを心掛けることが話の主題であった。
 彼は昔良く酒を呑んだ。それも陽気な酒であり一緒に呑むのが楽しかった。
それが50歳くらいを境に一滴も呑まなくなった。聞くと「もう一生かけて呑む酒を呑んでしまったので止めた」と言うのが口癖であった。
 身体のことは言ったことはないが、内臓(肝臓とか糖尿とか)に異常があるのかも知れない。病院へ通っていると言うから必ずしも健康体ではない。それでもウーロン茶を飲みながら陽気に話すいい人間である。
 これから時々会おうと言うことで別れた。彼も一生懸命に生きている。私も置かれている立場の中で前向きに生きていこうと思った。
                    平成20年5月26日のことを記す。