4月28日17時45分から静岡共同参画センター・アザレアでピアノ発表会が行われた。このピアノ教室は年に一回の発表会であるが自分の才能の無さを感じ1年ほど前に止めた。それ以降はピアノに触れることもなく現在に至っている。このピアノ教室は、幼児等子供さんが多く通っているが60代~70代の大人も5人ほどいる。3ヶ月ほど前、同年代の人で、今も習っている生徒のIさんから手紙をもらい発表会の実施とその後の打上げ会に参加してほしいことが書かれていた。ピアノ教室の皆さんに会えることから出席することを手紙で伝えた。
発表会の会場は6階の大ホールで行われ、大人の発表が18時以降であることからそれに間に合うよう出かけた。以前多い時は10人近い大人の発表者がいたが今回は5人(男3人、女2人)であった。5人の方はよく知った仲間であったが皆さん想像した以上に上手く演奏した。もし私が続けていてもとても弾けないレベルの上手さであった。曲目も歌謡曲からクラッシックまで生徒が選んだ曲を指導してくれるので楽しそうに弾いていた。私も再度戻りたいとの気持ちになったが、1年のブランクは大きくとても取り戻しことができないことを感じた。最後に先生の素晴らしい演奏があり終わった。
打上げ会は駅南のNという居酒屋であった。先生を入れ7人である。ビールで乾杯し皆さんが発表会までの苦労話や歌にまつわること聞いていたが、その内に私がどうしてやめたのか、再度戻って一緒にやりましょうと云った話になったが良い返事は出来なかった。このメンバーは、先生を除いて昭和14年生まれが3人、あとの3人も昭和一桁生まれである。そんなことから、Iさんが云った。「まだ私たちが元気なうちに先生のコンサートをやりましょう。これも小規模のもので食事をしながらみんなもピアノを弾くと云ったものです」と云った。これは前回のときも提案していたが、私が場所を探すことになっていた。そんな話があって、近いうちに行うことと云うことになった。
酒も入り盛り上がったが私が場所を探してほしいと云った雰囲気である。それは5~6年ほど前、一度開いたことがあったからでみんな乗り気になった。しかし実現するには難題も多い。ピアノがある場所は探しても、以前ピアノ教室に通った人も含めても10名程度しかいない。それに先生の都合や経費のこと、その連絡などどうするか。ピアノ教室に通っていない私がどこまで出来るか。そんなことを考えると頭が痛くなった。近いうち先生と相談しよう。