今日は昼間は、別の用で島田、焼津などへ行き疲れていたが、夕方7時から行う「歓喜の歌大演奏会」の練習には、何としても参加しようと思った。この練習は6月から始まっているが、私は8月7日(日)のグランシップ会場の真夏の音楽祭「音楽の広場」に集中してきた。これが終わったら参加する予定でいた。この約2か月半は皆さんには迷惑をかけていたので何としても出席することにした。
台風10号の影響か、雨が少し降っていたが国道150号線を走って会場の清水マリナートに着いたのは夕方6時50分ごろであった。受付で今日初めて参加したことを話すと、係員が数曲の楽譜を渡してくれた。それらの曲に中には初めての曲もあったが日本の曲であり、今から集中して行えば何とかなるだろうと思った。最初の1時間は男女別々にレッスンを受けるため男性用のレッスン会場に入った。ここには既に70名近い人が座っていて、指揮者の河村先生が笑顔で迎えてくれた。私には「よく来てくれたね。一緒に頑張りましょう」と云った笑顔に見えた。しかし私は緊張していて、しっかりした挨拶ができなかったような気がした。
周りには昨年一緒に歌った人がたくさん見えていた。また「音楽の広場」でも一緒であったMAさんもいた。彼は「音楽の広場」で一緒に練習を始めたが、ある時期から来なくなった。気になっていたが、彼と同じ合唱団にいる人から「救急車で病院に運ばれ入院した」ことは聞いた。その後「音楽の広場」には出てこなかった。今回元気な姿で会えたことに、本当によかったと思った。また久しぶりに河村先生の丁寧な教え方に接し、今年も「歓喜の歌大演奏会」を成功させたいとの思いを強くした。発声練習のあと「大地讃頌」を練習した。この歌は以前習ったことがあったが、混声4部合唱曲に編曲されていて、一部音程が合わないところがあり躊躇した部分もあったが、気持ちよく入れた。次に「いのちの歌」を練習した。この曲は初めてであったが皆さんの声に合わせ小さな声で歌った。
べートゥーベン作曲「歓喜の歌」は何度も歌ってきた曲であり、約8か月のブランクは感じさせなく歌うことができた。後半の一時間は女性も入り混声合唱として、今までの3曲を山田先生の指揮で練習した。何度か指摘され歌っていくと自然と曲が頭に入ってくる感じであった。これから練習に参加するなら皆さんに追いつくことができるような気がした。女性は男性の倍近い人がいて声量に圧倒されたが男性の新人も何人かいたので、本番までにはバランスの良い混声合唱ができるのでないかと感じた。 8月28日のことを記す。