朝方霧雨のような雨が降っていた。天気予報は雨の確率は20%未満で日中は曇りとなるとのことであった。今日はTGB大会があり家を8時15分頃出て有度山総合スポーツセンターに向かった。16名のメンバー葉4組に分かれて9時に競技はスタートした。私の組は、男性3人と、メンバーで唯一の女性1人の計4人であった。年齢は概ね70代で、中でも私は一番上であったが体力的には私の方があり、うまくいくかと思った。スコアーは9ホールを2回廻って65であった。これは3人の男性の中では一番良かったが女性の方は55と云う断トツのスコアーであった。全体でも優勝はその女性で、私は8位であった。
競技は和気藹々楽しくプレーできた。周りの木々は、雲間から差し込む光を浴びて鮮やかに見えた。この敷地内にはいろいろの木々が植えられていて、その中で目を惹いたのは葉の上に真っ白な花がいっぱいに付けいる木があった。これは何の木か話題になった。一人がハナミズキだと云ったが、その木がハナミズキでないことは知っていたのでそうでないことを話したが、その名前が出てこなかった。以前覚えていた名前あったがどうしても出てこない。
この話は、そこまでで別の話になったが、何とか思い出そうとプレー中も考えていた。この木は、日本原産の木で山のくぼ地などに生殖し、この時期白い花を葉の上にいっぱいに付けてる木であった。聞きなれた名前であったが出てこなかった。家に帰り図鑑を見て調べた。 ≪それは「ヤマボウシ」という木であることが分かった。ヤマボウシは、本州、四国、九州の山野に分布する高さ10m~15mになる高木で冬に葉を落とす。5月~6月になると先端に尖った真っ白い花を枝いっぱいに咲かせる。ヤマボウシの名前の由来は、白い花びらを、頭巾をかぶった法師に見立てて名づけられた。夏の終わりから秋にかけて赤く熟す果実は食べたり、果実酒となる。木の材質は粘りがあり堅いので、木槌や杵、水車の歯車などに加工される。古くから日本人との関わりのある樹木である。春の花もよいが、秋の紅葉も美しい≫とあった。
ヤマボウシは日本に関わりのある木あったが、間違えたハナミズキの木の由来も調べた。それにハナミズキは「静岡市の木」でもある。この木はアメリカ原産で、日本に植樹されたのは、東京市長 尾崎行雄が1912年桜の木をアメリカに贈った返礼として1915年ハナミズキ60本が贈られてきたのが始まりであった。日本で桜前線と云い桜の開花時期を表すが、アメリカではハナミズキ前線と云う言葉があるようだ。そしてヤマボウシは、葉の上に花を付けるが、ハナミズキは花をつけた後に葉が出てくることが分かった。