Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

梅の天気干し

2019-08-09 16:50:26 | Weblog
 暦の上では8月8日は立秋である。しかし、今週は猛暑に見舞われ、日中は部屋でクーラーを付けじっと動かないで過ごしているしかない状態だ。外気の温度は34℃~35℃にも上がっているので、朝に水やりした野菜も葉が茶色に変わってきている。とは言えこの程度の温度は、今まで経験してきたことであるが、年を重なるにつれ身体的ダメージは大きくなっている。しかし、この晴天の日が続いたとき、やるべきことがある。これは、春に梅の実を10kgほど収穫した。この量は、今までで最も多かった。この梅は、南高梅で、大きいのはφ40mmほどの実が付いた。毎年、妻は梅干を作っていたが、しょっぱい梅であった。市販にある塩分を抑えた梅干しを作れないかと、今年は、半分ほどの梅を、私が担当、作り方を参考書から学び減塩梅干を作ることにした。

 最初の梅干し作りの初期段階は、このBlogで記したが、これからは天気干してから以降のことを記す。いままでの過程で2つの方法で減塩梅干しを作ることにした。一つは、梅に砂糖と酢と塩を組み合わせ、ガラス瓶に詰め冷蔵庫で保存してある。二つは、梅と塩、それにホワイトリカーを加え、ガラス瓶がなかったので、ビニールの袋に密閉して詰め、これも冷蔵庫に入れた。2個所に入れた梅は、エキスが染み出て、その中に萎れた梅の実が入っている状態になっている。8月5日から晴天が続いたので、梅の実を天気干しにすることにした。これを網の付いた笊に移し、8月5日から3日間干し続けた。梅エキスも別途天日に晒した。

 この3日間は、梅を何度かひっくり返し満遍なく日に当たるように並べ替えた。これは、梅干し作り方の本に書いてある通りにした。それでも梅は、多少萎れが増したようであったが、柔らかさは保っていた。これを、梅エキスと共に2つのガラス瓶に移した。そして、一つの瓶の方には、少ないが200ccほどのハチミツを加えた。これは、説明書に書いてなかったが、梅を食べると、まだ思ったより、しょっぱさが強かったので入れた。二つ目の瓶には、説明書にある通り、酢を400cとハチミツ500gそれに、ホワイトリカー少々入れた。二つ目の梅は、元々砂糖などは入れてなかったので、ハチミツの量を多めに入れた。この2つの瓶を、納戸の暗いところに納めた。

 これからは、如何に長く熟成させるかにかかっていることから、1ヶ月ほどはそのまま置くことにした。減塩であり、カビが生えたりすることを心配であったが、まだそのような現象は現れない。そして1か月後にどのようになっているか期待もあるが、失敗のことも頭を過ぎる。それでも、梅干しづくりに挑戦したことを良かったと思っている。因みに今回使った梅の量は、1.5kgと2.0kgに分けて使ったが、この内一か所の分だけでも食卓に載ればよいと思っている。
 

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