Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

雨上がりの朝

2009-04-15 15:10:53 | Weblog
 昨日は一日中雨が降った。それまで晴れて乾燥した日が続いたので、恵みの雨と言えるのだろう。とは言え風もあり雨足も強く寒かったので、冬に逆戻りするのではないかと思えるような一日であった。
 今朝起きると、もやがかかり遠くは霞んでいたが、空は雲ひとつない晴天である。庭の木々は夜半まで降った雨に濡れて、日の光を受け新緑の若葉はきらきらと輝いている。
 つい先日まで先端が赤みかかっていた落葉樹の枝は、新芽が出て今は柔らかな若葉で覆われている。それが昨日の雨で緑が広がっているように感じた。
 犬の散歩を終え、庭を見て回った。「サクランボ」の実は若葉の中に1っ箇所から3本の茎が出てその先に5~6mm程の大きさの実がなっている。今年は成り年なのか昨年より多くの実が付いた。熟しても1cmほどの大きさであるが、甘さもあり楽しみである。その木の下一面に紫色の花を付けた「紫ダイコン」がここまで広がって生えている。数年前には西側の一角に咲いていた、この花は土壌が合っているのか、年を追う毎に広がってきて、今は東側の「サクランボ」の木の所まで来ている。この紫ダイコンも雨上がりによく合う花であると思う。
 2日程前母がデイサービスで介護施設に行く時、送迎用自動車が家の前に着たが
その車に乗っていた、母の友達が降りてきて「何ときれいな花でしょう。この花は何と言うのですか」と聞かれた。私が答えると、一株譲ってほしいと頼まれた。
 「今度きた時、鉢に入れて渡しますから」と言うと喜んでいた。明日もデーサービスがあるので準備しておこうと思う。
 紫と言えば、藤の花も咲き出した。藤棚を作ってあるが、20日ぐらい前に棚の修理をしたとき、まだ1cmほどの固い蕾であったが、いつの間にかそれが10cmほどになった。それが下を向いて長くなり今は25cmほどの長さになっている。上のほうから小さな紫色の花びらを付けてきた。世に言う長藤(1mほどの長さの花弁を付ける)でないので、長くなっても50cmほどである。その花弁の花が揃って長くなってきた。あと1週間ほどで満開になるだろう。
 その横にある松の新芽は勢いは強い。知らずに少し置くといつの間にか茎が固くなって剪定も簡単に出来なくなる。今日はその延びた茎を指で取り剪定の真似事をしながら、庭の樹木の息吹を感じている。
 
 
 

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1 コメント

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Unknown (晴之)
2009-04-16 14:14:55
 紫ダイコンと書いて在りましたがハマダイコンの花ではないですか?
 ハマダイコンの正式な名前は紫菜花(ムラサキナバナ)と云うそうです。
 チョットした“お節介”でした。