Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

施設慰問

2008-05-20 22:09:24 | Weblog
 台風の影響下昨夜から降り出した雨は夜半頃から強さを増し今朝は土砂降りの雨が降り続いている。今日は手品仲間「あすなろ会」で病院施設慰問のため、午後1時までに手越しのアルパ30に集まることになっている。
 このメンバーは10数名の愛好者が南部公民館に集まり月2回練習を行なっている。その成果の発表の場として月1回を目標に老人施設等慰問を行なうようにしている。発表の場があってこそ熱が入り技術も向上するものと思う。
 正午頃には雨の上がり快晴の天気となっている。南八幡町のSさんを自動車に乗せ、PA1時にはアルパ30に着いた。
 出席者はK先生外5名の6名である。K先生は今年の2月熱海での全国奇術愛好家懇親会の席で倒れ救急病院の診断を受けた。直ぐ回復したものの、別途病院の指示で精密検査を受けた。その後は体調が優れず入退院を繰り返している。
 そんな中でも出てきてくれた。体調は悪いらしく声も小さく弱弱しい、立っていることがつらそうな感じであった。しかし舞台に立つとそれを感じさせないような力のある話し方をした。先生は無理をしていることは分った。メンバーの長老であるTさんが言うには「慰問には先生自ら出席したいと言っている。本人の意思ならば、病気にもいいと思いお願いした」とのこと。先生の病気治癒を願わずにはいられない。
 この施設にデーサービスの30人ほどが集まっていた。音楽を取り入れたユニークな介護であり、ピアノに合わせてみんなで合唱し、声を出すことで身体と頭を刺激し気を養うところにあるらしい。確かに皆さん元気そうに見えた。
 6人は概ね一人10分をメドに得意とする手品の芸を披露した。その中でも先生の浪曲を取り入れた手品は年季のいる古典手品とも言うものか格の違いを見せつけたし、先生、Tさん、Sさん、Yさんの4人で南京玉簾を披露したのも良かった。これも4人が同じ技量が必要であり、この調和が取れた芸を見ると人を感動させるものとなる。
 私の芸はいつもの通り、紐を扱うものと、シルバーボールを使ったものを披露した。
失敗もあったが、前月披露した時より増しなものとなったと思う。
 最後は、私から要望して、「千の風になって」をピアノに合わせて歌った。
爽やかな気分になった一日であった。