雨に紫陽花はあう。よく使われる言葉であるが、どうしてなのかは良く分らないでいる。
考えてみると紫陽花は花も大きいし葉も大きい。それでいて派手な花ではない.
日陰やこぼれ日が差し込む処などで咲いていると似合う花だ。大輪の花は長い間咲き続き、薄い色から段々濃い色となる。色も青、紫、赤があるが、薄紫が一番映えると思う。赤っぽいものは、薄赤色であっても私のイメージとして合わない。それほど弱わさを感ずる花だ。そして小さな花びらが一緒になって、しっとりと咲いているのが雨に合う花といわれる所以かと思う。
今日は梅雨前線上を低気圧が進んできており、強い雨が断続的に降り続いている。樹木はこの雨を喜んでいるようであるが、幹の細い草花は溜めた雨の重さで幹が垂れたり、花の根元で折れたりしている。
こうしたことにならないよう、添木をして幹を縛っておいたが、添木もできないような小さな花は、地べたに花びらをつけて何とも哀れな姿をしている。
宵待草は先端に咲いた黄色い花は、幹が伸びて高くなったが雨に負けて花びらがよれたようになっている。それに昨夜咲いた花が赤みをおびて萎んでいて姿を見ると、どうも雨には合わない花であると思う。
グラジョラスも一斉に咲き出したが、この雨で何本かは折れた。やっと咲いて、美しさをみんなに見せようとしたのに残念であろうと思う。数本を切花として部屋に飾った。
今年も桃が沢山実った。消毒もしなかったし、実に袋もかぶさなかった。それがこの雨で沢山落ちた。見ているときでも大きな音をたてて地面に落ちた。
既に虫に食われているので、あまり食べれるところはない。ゴミ捨てに掘った穴は桃でいっぱいになりそうである。
ヤマモモの実も昨年ほどは付いていないが枝が垂れるほどなっている。それがこの雨で多くが落ちた。明日にでも拾って、昨年と同じようにジャムでも造ろうかと思う。
その中でも紫陽花は、雨の重さで枝が折れそうに撓っているが、それでも花は地面につくことなく、頭をもたげて咲いている。しなやかであるが、黙って咲いている。もの言わぬ花である。
考えてみると紫陽花は花も大きいし葉も大きい。それでいて派手な花ではない.
日陰やこぼれ日が差し込む処などで咲いていると似合う花だ。大輪の花は長い間咲き続き、薄い色から段々濃い色となる。色も青、紫、赤があるが、薄紫が一番映えると思う。赤っぽいものは、薄赤色であっても私のイメージとして合わない。それほど弱わさを感ずる花だ。そして小さな花びらが一緒になって、しっとりと咲いているのが雨に合う花といわれる所以かと思う。
今日は梅雨前線上を低気圧が進んできており、強い雨が断続的に降り続いている。樹木はこの雨を喜んでいるようであるが、幹の細い草花は溜めた雨の重さで幹が垂れたり、花の根元で折れたりしている。
こうしたことにならないよう、添木をして幹を縛っておいたが、添木もできないような小さな花は、地べたに花びらをつけて何とも哀れな姿をしている。
宵待草は先端に咲いた黄色い花は、幹が伸びて高くなったが雨に負けて花びらがよれたようになっている。それに昨夜咲いた花が赤みをおびて萎んでいて姿を見ると、どうも雨には合わない花であると思う。
グラジョラスも一斉に咲き出したが、この雨で何本かは折れた。やっと咲いて、美しさをみんなに見せようとしたのに残念であろうと思う。数本を切花として部屋に飾った。
今年も桃が沢山実った。消毒もしなかったし、実に袋もかぶさなかった。それがこの雨で沢山落ちた。見ているときでも大きな音をたてて地面に落ちた。
既に虫に食われているので、あまり食べれるところはない。ゴミ捨てに掘った穴は桃でいっぱいになりそうである。
ヤマモモの実も昨年ほどは付いていないが枝が垂れるほどなっている。それがこの雨で多くが落ちた。明日にでも拾って、昨年と同じようにジャムでも造ろうかと思う。
その中でも紫陽花は、雨の重さで枝が折れそうに撓っているが、それでも花は地面につくことなく、頭をもたげて咲いている。しなやかであるが、黙って咲いている。もの言わぬ花である。