熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

クローズアップ現代

2016-03-17 20:13:13 | Weblog
私が好きな番組の一つ、NHKのクローズアップ現代、で23年間キャスターを務めてきた国谷裕子さんが、17日の放送をもって同番組への出演を終了しました。

4月に同番組がリニューアルするのに伴っての降板だそうです。

4月からは「クローズアップ現代+(プラス)」として、毎週月~木曜の午後10時~同25分の放送枠に移動し、キャスターは同局のアナウンサー7人が交代で務めるが、国谷さんは外れました。

国谷さんの降板には、様々なう噂が飛び交っています。

写真誌「フライデー」の14年7月25日号では、国谷さんが番組に出演した菅義偉官房長官に「憲法の解釈を簡単に変えていいのか」と突っ込み、官邸からクレームがついたと報じていました。

菅氏らは報道を否定したというが、ネット上などでは、これで官邸に近いとされるNHKの籾井勝人会長から目を付けられたのではないかと指摘されていますね。

これとは別に、写真誌「FLASH」が薬物問題を取り上げたクローズアップ現代の放送で「やらせ」があったと報じたことについて、NHKの調査委員会が一部に誤りがあったと認める報告をしたことを受けて、キャスターの国谷裕子さんが声を詰まらせて謝罪する事態になったことがあります。

その後、週刊現代が11月14日号で、クローズアップ現代が16年3月いっぱいで打ち切られる方針が決まったと報じていました。

官邸の意向を受けた籾井勝人会長サイドが、政治を扱う報道番組を縮小しようとしているとも指摘していましたね。

クローズアップ現代は、法曹取りやめにはなりませんが、放送時間が深夜にずらされ、国谷さんが降板する方向だと報じられ、識者からは、様々な見方が出ています。

元NHKアナウンサーの堀潤さんは、ツイッターで「菅官房長官出演以降、現場の元同僚や後輩たちからは『政治ネタを扱いにくくなった』と聞いていた」と打ち明けていました。

国谷さん「降板」と同じ時期に、テレ朝系「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターも自ら降板するほか、TBS系「NEWS23」の岸井成格キャスターも降板する方向だと報じられています。

こうしたことから、落合洋司弁護士は、「次々と抹殺されていく感じ」とツイッターで懸念を示していましたが、何か嫌な感じがしますね。

いつか来た道、暗いトンネルに入らなければいいのですが。






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