熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

セミナーテキスト作成

2023-02-24 23:22:07 | セミナー講師
来月上旬に開催されるオンラインセミナーのテキストを作成して、セミナー事務局に送付しました。

オンラインセミナーは知財戦略に関するもので、企業の実務に活かせるように具体的な内容になっています。

事業の形態や競合他社との競争状態(先行しているのか、追いかけるのか)など、具体的な場面を想定して事例を交えて説明する予定です。

企業で実務を担当する知財部門や研究開発部門の方々に参考になるようなセミナーにしたいと考えています。

乞うご期待ですね。



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検討使は決断できるのか

2023-02-21 14:07:34 | 政治
バイデン大統領がウクライナのキーウを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。

これでG7でウクライナを訪問していないのは、日本の首相である岸田総理だけとなりましたね。

ゼレンスキー大統領からキーウへの招待を受けて、得意の「検討します」と答えたのですが、果たして実行するのか、それとも「検討使」で終わるのか、後者となりそうですね。

昨日のBSTBSの報道番組「1930」に出演していた内閣官房のM氏が、キャスターの質問に答えたのが、日本ではメディアが秘密を守れないのでキーウ訪問は難しいということでした。

キャスターが「メディアが行けない理由ですか?」と言うと、「それ以外にもあるが、私はキーウへ行かないと駄目だとは思わない」と理屈にならないことを言っていましたね。

日本国民に対して言葉遊びでごまかすことはできるかもしれませんが、リーダーは最前線で戦うという常識を有する海外の人たちには通用しないでしょうね。

果たして「検討使」はどうするのか。

右往左往している姿が目に浮かぶようで、悲しくなりますね。




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ビッグデータの保護

2023-02-17 17:54:30 | 研修
知的財産国際シンポジウム「ビッグデータ、学習データの各国法的保護と諸問題」に参加しました。

日本、米国、EUにおけるビッグデータ、学習データの法的保護の概要が理解でき、有用なシンポジュームでした。

データの保護に関する法律は限定的で、契約で保護することしかないという状況ですね。

今後は、AIが関係した創作物をどのように保護するのかが、大きな論点となりますね。

間接的な議論ですが、特許法の「当業者」の技術水準もAIによって大きく変わることが考えられます。

審査基準も改定されることになりそうですね。

今後の動きを注目していきましょう。




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オンラインセミナー講師の依頼

2023-02-13 20:15:44 | セミナー講師
オンラインセミナーの講師の依頼がありました。

知財戦略に関するセミナーです。

最近このテーマに関連するセミナーや書籍の執筆依頼が多いですね。

今、はやりなのかな~

セミナーの開催日は6月中旬ということで、かなり先なので引き受けることにしました。

既存のテキストに最新の情報や裁判例などを加えて充実した内容にしたいと考えています。

乞うご期待ですね。



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日銀次期総裁

2023-02-11 17:01:02 | 政治
日本銀行の次期総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を任命する人事を政府が固めたとの報道がありました。

雨宮正佳副総裁が起用されるとの観測がかねてからあり、雨宮氏は路線継続のための候補で、アベノミクスを延長すると見なされていました。

雨宮氏が次期総裁を引き受ければ、異次元緩和の副作用は、それほど大きくなく、修正可能か、修正可能でないとしても先送り可能で、任期までに大きなトラブルが顕在化することはないという報道もありました。

しかし、雨宮氏に政府が次期総裁を打診したのですが、雨宮氏が固辞したということらしい。

これは、異次元緩和の副作用が大きく、修正不可能で、4年以内に顕在化するということらしい。

「雨宮氏以外の誰であっても政策正常化の確率は高くなるとみられ、米国債と日本国債の利回り格差縮小を促し、円高を容認する公算が大きいと考えられる」と専門家は分析しています。

異次元緩和の副作用が顕在化することが確実らしいので、個人的に対策を取ることが必要ですね。

私は高齢者なので、海外へ移住することはありませんが、若い人は海外で仕事をすることを選択した方がいいでしょうね。

高齢者は経済的な対策を取ることが必要で、外貨の比重を高くすることが考えられます。

私も外貨の比重を多くして、円安やハイパーインフレに備えることにしています。

今の政治状況では、国債を増やすだけで将来財政破綻することが明らかですから・・・



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日本の技術力低下は深刻

2023-02-09 21:38:22 | ビジネス
三菱重工業が国産初のジェット旅客機「スペースジェット(SJ、旧MRJ)」の事業から撤退することになりました。

合計1兆円の開発費を投じ、納期を6度延期した末、結局ギブアップとは・・・

官民一体の「日の丸ジェット」構想は頓挫して、政府や自治体の支援は捨て金になりましたね。

それにしても日本の技術力低下は深刻です。

教育にかける予算はG7で最下位、少子化は止まらない、円安や賃金安で外国に就職する人が増加している。

これで日本の未来は大丈夫なのか?

私が若かったころとは大違いですね。



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論文掲載

2023-02-05 16:26:37 | 執筆活動
私が執筆した「機能的クレームの解釈」に関する論文が、パテント誌に掲載されることになりました。

興味のある方はご覧いただけると幸いです。

これでパテント誌には11回目の掲載になりますね。

知財管理、研究開発リーダー誌、医学雑誌などにも多くの論文を掲載させていただきました。

ありがたいことです。

次の論文は何にしようかと考えています。

特許権と意匠権を効果的に活用する方法について論文にしたいのですが、裁判例をどのように検索するのかが悩ましい問題です。

どなたか良いアイデアがあればご教授いただければ嬉しいのですが。



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弁理士研修

2023-02-04 15:26:36 | 研修
弁理士研修「パブリック・ドメインの保護について」を受講しました。

講師は、弁理士で北大教授の吉田先生です。

パブリックドメインの保護については、あまり問題意識がなかったのですが、講師の説明を聞いて、ありうる話だなと思いましたね。

以前、公然実施の論文を書いた時にも、どのように公然実施を証明するのかが難しいと感じていました。

これは、先使用権についても同様です。

パブリックドメインの保護が適切になされていれば(保護される範囲が第三者に予見可能)、安心して事業を継続できるでしょう。

裁判官や研究者の中には、事業の実態が分からない人がかなりの数いるので、法改正の必要性が理解できないのかもしれませんね。

吉田先生の発信力を期待しています。



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日本は変われるのか

2023-02-02 23:15:55 | 政治
約10年の任期を終えた英公共放送BBCの東京特派員が書いた「卒業論文」に賛否両論が相次いだそうです。

「日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている」。そんな見出しの記事に、SNSでは意見が飛び交い、数千、数万単位で拡散して、多くの関連発信が生まれた。

日本経済は強力で、欧米に恐れられていたものの、80年代以後は低迷していると指摘して、「変化に対する根強い抵抗と、過去へのかたくなな執着が、経済の前進を阻んできた。そして今や、人口の少子高齢化が進んでいる」と書いていました。

その上で、日本の官僚主義、社会の高齢男性中心主義と彼らの変化を嫌う傾向、自民党による長期支配と硬直化した政治、移民を排斥し家父長制を支持する保守派の動きにも言及し、取材などを通じて自らの目に映った、「外の世界に疑心暗鬼で変化を恐れる日本」を描写しています。

記事は、こう締めくくられています。
「日本は次第に、存在感のない存在へと色あせていくのだろうか。それとも日本は自分を作り直すのか。新たに繁栄するには、日本は変化を受け入れなくてはならない。私の頭はそう言っている。しかし、日本をこれほど特別な場所にしているものをこの国が失うのかと思うと、心は痛む」。

「日本の官僚主義、社会の高齢男性中心主義と彼らの変化を嫌う傾向、自民党による長期支配と硬直化した政治」は、鋭い指摘ですね。

高齢男性の私から見ても、これだけ長老に支配されている国も珍しいのではないでしょうか。

特に政治家、官僚、企業に顕著ですね。

高齢者は過去の栄光に執着して変化を恐れる傾向にあります。

高齢者はアドバイザーに徹して、若い世代にバトンタッチした方がいいですね。

未来は若い世代のためにあるので、彼らが決定権を持つべきです。

森喜朗氏や、麻生氏、二階氏、細田氏のような老害と呼ばれる人達は、自分の悪影響を自覚して表舞台からサッサと退かないといけません。

ただし、自分の子供や孫を後継者にする等という封建時代のようなことは止めないとね。

有権者も正しく考えましょう。


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