熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

少子高齢化

2013-01-30 11:13:59 | Weblog
先日、テレビで、少子高齢化の実態を多摩ニュータウンの取材を通して考えるという番組を放送していました。

平成22年の国勢調査では、多摩ニュータウン内の町丁目別のデータで比較すると、平均年齢の最高が54.5歳、高齢化率41.8%は何れも多摩市豊ヶ丘5丁目となりました。

65歳以上の高齢者が4割以上を占めるというのはすごい数字ですね。

当初から住み続けていれば、例えば35歳で入居すれば60代後半に達していることになります。
また、その子供も5歳の子が30代後半になっているのだから、親を残して子供達の多くが独立して転出しているというのが現在の状況です。
そして親である高齢者だけが残されたというのが現実の姿ですね。

こうした高齢化の進展は当然予測できたはずで、5年前の平成17年の国勢調査のデータでは、高齢化率29.5%で、平均年齢50.4歳だったが、そのまま5年を経過すると、そのまま平均年齢も上がっていくことも承知していたはずですね。

しかし、分譲住宅への住宅施策は一般的に講じられないし、何か問題が起こらない限りそのまま推移することしかないのが現実です。

そうして予想通り高齢化は進み、見事に多摩ニュータウン一は、高齢化の筆頭団地になったのです。

少子高齢化になると、幼稚園が廃園になり、学校も廃校になります。
街には子供の姿はなく、老人も外出することが少ないので、まるでゴーストタウン。

活気がなくなりますね。

多摩ニュータウンでは、分譲マンションへの建て替えが始まり、若い家族が増えてきました。
こうした建て替えが進めが、世代交代が進み、街に活気が戻ってきますね。

私が住んでいる町内も人ごとではなく、確実に少子高齢化が進んでいます。
隣近所は、皆さん、ご隠居さんで立派な高齢者(私も昨年高齢者の仲間入りしました)。

核家族のため子供の姿が見えません。
時々、孫が遊びに来た時だけ、元気な声が響く程度ですね。

それでも住宅の建て替えが徐々に進んでいて、若い家族が町内に引っ越してきています。

我が町内も世代交代ですね。






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デルお前もか

2013-01-29 18:16:00 | Weblog
米パソコン大手デルが株式の非公開化に向け、投資会社と協議していることが明らかになりました。

デルは1984年に創業して、パソコンを消費者に直接販売する事業モデルで成長しました。

デルは、数年前までパソコンビジネスの成功企業として持て囃されていましたね。
私のノートPCもデルです。

そのデルがこんなことになるとは。

パソコン市場はタブレット型端末との競争激化で環境が悪化し、米調査会社によると、世界シェア3位のデルの2012年パソコン出荷台数は前年から1割強減ったそうです。

長期的な視点で、不振のパソコン事業から企業向け事業への構造転換を目指すのが狙いとみられます。
 
本業のPCビジネスが不振では株式の非公開化もやむを得ないでしょうね。

それにしてもIT産業の変化は恐ろしい。

PCがタブレット端末に首位の座を明け渡し、次に携帯電話が控えています。

企業の技術開発や投資は「選択と集中」と言われていますが、何が起こるか予測困難な現代ビジネス、「選択と集中」よりも「リスク分散」の方が良いのかもしれません。






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スマートシティ・ビジネス

2013-01-28 14:10:24 | Weblog
望月洋介さんの「スマートシティ・ビジネス入門」を読みました。

スマートシティは、エネルギーの利用効率を向上させることによって世界のエネルギー問題を解決すると同時に、CO2の排出量を抑え地球温暖化の環境問題に挑戦する試みです。

アジアで今後顕在化する高齢化対策を先取りするものでもあり、以前から関心を持っていましたが、適当な解説書がなく不勉強の状態でした。

この入門書に出会い、スマートシティ・ビジネスの概略がつかめましたね。

この本では、スマートシティへの流れ、世界動向、実現に向けた課題、日本の課題と突破口が、分かりやすく書かれています。

日本はスマートシティの実現を構成する要素技術は優れているのですが、全体構想力、情報収集力、情報発信力が弱く、韓国の後塵を配しています。

韓国は、官民一体となって済州島のスマートシティ化を進めており、大統領が世界各国に向けてPR活動を行なっています。

また、シンガポールは情報収集力が優れており、全ての情報がシンガポールに集まるような巧みな仕掛けを作っています。

日本もシンガポールと韓国に学ぶという謙虚な姿勢が必要です。

優れた技術であればPRなどしなくともわかってもらえると考える企業経営者、政治家、官僚が多いのですが、世界相手にそのような認識ではいつまでたってもスマートシティ・ビジネスの負け組から抜け出せません。

意識改革が望まれますね。






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桑田真澄と東大生

2013-01-27 22:29:26 | Weblog
東京六大学野球で46連敗中の東大が招いた、元巨人エースの桑田真澄特別コーチが27日、東大球場で初めて指導し「常識を疑ってみる」といった独自の哲学を伝えたそうです。

桑田さんは、「彼らは日本で一番考えられる集団」と、球界きっての秀才チームの意識改革を図ります。

練習後の座学で、右腕の場合、右肩を下げないという投球フォームの常識的な考え方が必ずしもそうでないと、プロの名投手を例に説いたそうです。

制球が課題の投手陣、昨秋10試合に登板した1年生投手は「これまでにない考えに触れられた」と興味がわいたようです。

昨年の東大投手陣の防御率は7.0を超えるもので、これでは勝てませんね。

桑田特別コーチが防御率を大幅に減少させれば大したもんですね(難しいかな)。

東大生には桑田さんのような理論的なコーチの方が相性がいいでしょうね。

番長がコーチでは東大生が迷うかもしれません。








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電力改革後退

2013-01-26 18:37:57 | Weblog
茂木敏充経済産業相は25日の閣議後の記者会見で、電力システム改革の柱である「発送電分離」や家庭向け電力販売の自由化について、通常国会に出す電気事業法改正案に盛り込むことを見送る方針を明らかにしました。

茂木氏は発送電分離と販売自由化について「決して議論を遅らせているわけではない。詳細な実施法にするのは物理的に難しいが、いつ行うかを含めた規定の明記は可能だ」と語っていますが、電力会社に配慮して発送電分離を遅らせ、あわよくばウヤムヤにしたいという本音が見え見えですね。

原発再稼働、原発新設、太陽光エネルギー買取価格の引き下げ、発送電分離の改正案見送り・・・自公政権のこれらの対応から明らかになってきたのは、国民の生命、国民の利益よりも電力会社の利益と既得権益の保護を優先させたとんでもない政策です。

衆議院選挙で自民党に投票した多くの人たちも、そろそろ目を覚ましたほうが良いのではないでしょうか。

経済を優先させて生命の危機を招くような政策にノーと言いましょう。







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毛沢東

2013-01-25 18:50:04 | Weblog
BSでドキュメント「毛沢東 二極化する中国」を放送していました。

現在、中国では毛沢東思想への回帰を主張する人達とこれに反対する人達との間で大激論が交わされているそうです。

毛沢東思想への回帰を主張する人は格差の底辺に位置する人が多く、背景には中国が抱える格差社会があります。

正確な統計は分かりませんが、全人口の0.04%の人が富の70%を独占していると言われています。

毛沢東思想は、武力による革命を支持しているので、中国政府としては神経を使うでしょうね。

毛沢東思想に反対する人の中に、この動きを利用して民主化を進めようという運動を展開する人もいます。

毛沢東思想に反対する活動を政府が弾圧すれば、毛沢東思想への回帰を主張する人達が活気づき、これが共産党批判に向かう、第二の文化革命になると見ているからです。

何れにしても、格差がある程度以上に拡がると社会が不安定になり、原理主義運動が盛んになります。

イスラム原理主義運動、中国毛沢東思想への回帰も同じ構図ですね。

日本ではどうでしょうか。

中国ほどの格差ではないので、現段階では大きな流れになってはいませんが、格差の底辺にいる人達は大きな不満を抱えているでしょう。

その不満が爆発する前に、格差の是正をすることが政治家の役割ですが、格差を享受している人が是正するのですから難しいでしょうね。






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原発と日本人

2013-01-23 20:11:00 | Weblog
佐高信さんと小出裕章さんの対談を収めた「原発と日本人 ー 自分を売らない思想 ー 」を読みました。

この本には、想定外の真実と想定内の策術(再稼働を前にして)、自分を売らない(葛藤を手放さないということ)、彼らは何を言い、私はどう行動したか(原子力村を問いただす)、善人の思想を超えて(騙されることの責任)、敵を知り自分を知る(長く続く抵抗のために)、私たちの原発をどうするか(原発への問、原発からの問)について率直に書かれています。

福島原発事故は人災だと言われています。
それは原発神話を作り出した原子力村の人達による史上最悪の人災だということです。
電力会社、経済産業省等の官僚、いわゆる御用学者と言われる専門家、読売新聞に代表されるメディア、そして最も重い責任を負う政治家が一般国民を犠牲にした人災です。

しかし、奇妙なことに、この人災の責任をとった原子力村の人は一人もいません。
それどころか、本来責任をとって議員辞職しなければいけない人が安倍政権で閣僚になって、原発再稼働どころか新設までしようとしています。

この本では、それらの懲りない人たちを徹底的に糾弾しています。

それと同時に、騙された私達国民の責任についても言及しています。
一度安全神話に騙されて原発事故に遭った国民が、同じ過ちを犯すことは許されないのに、なぜか原発推進を目指す自民党と維新の会を衆議院選挙で勝たせてしまいました。

これから自民党政権は、原発再稼働、原発新設に踏み出すでしょう。
太陽光発電の買取価格を下げることも明言しています。

再生可能エネルギーを育てるどころか消滅させようと姑息な手段を取ろうとしています。
このような原発推進を許していいのでしょうか。

同じ過ちを繰り返すのは賢い国民とは言えません。
特に、女性は反対するだろうと思っていたのですが、放射能汚染より経済が大事なのでしょうか、放射能汚染のリスクはお金に換算できないのですが。

この本を読んで政府に対して原発反対の意思を表明して欲しいですね。













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国際標準化

2013-01-22 13:39:41 | Weblog
弁理士研修「国際標準化を含む知的財産マネジメント ー 応用力養成講座 ー 」を受講してきました。

国際標準化に関する3回のシリーズ研修の最後です。

前2回の研修は、基礎的な内容で、企業の知財部門に勤務していた人にとっては既に知識として獲得していた内容だったので、今回に期待していました。

講師は3名で、最初の講師が前2回の概要を簡単に説明し、次の講師が「国際標準を踏まえた知財マネジメント戦略」について説明されました。
コンパクトにまとまっており参考になる部分もありましたが、実務を行っている弁理士としては少々物足りなさを感じましたね。

最後の講師の発表は実務的な内容を含んでおり参考になりました。

国際標準化に関するシリーズ研修3回を受講して感じたことは、
①基礎的内容、概要説明が多く実務家にとっては物足りない
②文献をコンパクトに纏めた内容は評価できるが、実務のベテランが説明する目から鱗の内容がない
③前回の研修の振り返りの説明は不要なのではないか
です。

まあ、そうは言っても有料講習会と同じ内容を期待するのは酷な気がします。

講師の皆様お疲れ様でした。





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元横綱・大鵬さん死去

2013-01-20 20:25:49 | Weblog
大相撲で最多32度の幕内優勝を誇り、横綱柏戸とともに「柏鵬時代」を築いた第48代横綱大鵬の納谷幸喜さんが、19日午後3時15分、都内の慶応大学病院で亡くなりました。

全盛期の大鵬は、強さの代名詞となり、子どもが好きなものを意味する「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉も生まれるなど、国民に愛されました。

子供時代の私も「巨人・大鵬・卵焼き」が大好きでしたね。
今は、巨人というよりも日本のプロ野球に興味がなくなり、相撲も好きな力士はいません。
かろうじて卵焼きが好きな食べ物として残っています。

大鵬はあまりにも強すぎるので、判官びいきの日本人は、当時、柏戸を応援していましたね。

柏戸は現役引退後、柴又の実家の近くに相撲部屋を設けましたが、親方が亡くなると相撲部屋もなくなりましたね。

相撲の一時代を築いた大横綱がこの世を去りました。

昭和は遠くなりにけり。

寂しくなりますね。









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団子の会

2013-01-19 20:34:25 | Weblog
中学校のクラス会「団子の会」に参加してきました。

毎年3〜4回開かれるという異色のクラス会です。

昨年9月に開催してから4ヶ月振りのクラス会です。

会場は、いつもの上野駅近くの居酒屋「がんこ」です。

上野駅公園口から上野公園を散策しながら会場へ。

上野公園は、まだ雪が残っていました。






そのためか、いつもは3〜4組程いる大道芸人も全く見かけません。
寂しいですね。

会場に着くと、みんな集まっていてビールを飲んでいました。
私が到着して2回目の乾杯。

食事を取りながら近況を報告。
みんな元気で良かったです。

あっという間に2時間半が過ぎて一次会が終了。

私は藪用があったので二次会に参加しませんでしたが、みんなはカラオケでも行くのでしょうね。

次回は5月頃でしょうか。

その時は二次会に参加することにします。






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